おもらし日記5
いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
なんとか木曜日です。
今週は体調が悪く、あまりの胃痛で起きていられないことか多かったです。
来週には内科を予約しているので、そこで相談してきたいと思っています。
さて、今日は木曜日と言うことで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!
💧2章目 セウト!
じゅわわ、じゅわぁ……。
(やだ。おしっこ……したくなってきちゃった)
美雪が人知れずに軽失禁してしまったのは、翌日の昼休みのことだった。
自分で作ってきたお弁当を食べているとき、お腹が膨らんできた拍子にチビってしまったのだった。
(どうしよう。我慢できそうに、ない……?)
ジュワァ……。
お腹が膨らんでくると膀胱が圧迫されるから、いつも美雪は手作りのお弁当は少なめに作ることにしていた。
それでも、今日は三時間目に体育の授業があって、そのときに水を飲んだからトイレが近くなってしまっているのだろう。
(学校のおトイレ、使いたくないなぁ……)
溜め息交じりに、そんなことを思う。
学校のトイレは怪談とか囁かれているし、個室の外に女子生徒もいるから落ち着いておしっこをすることができない。
だからなるべく使わないことにしていたけど……、
じゅもももも……っ。
(あうっ、ピンチだよ……っ)
膀胱は早くも水風船のように膨らんでいて、少しずつ尿意を解放しつつあった。
クロッチの裏側にぬくもりが広がっていくと、お尻の方にまで広がっていく不快感。
(はぁ……。学校のおトイレ、使おう……)
仕方がなく席を立つ。
その紺色のスカートのお尻の部分には、初潮を迎えた少女のような尻染みを浮かべながら。
女の子がスカートを穿くのは、ちょっとくらいショーツを汚してもいいから……なのかもしれない。
☆
「ふぅ……」
バタン……。
女子トイレの個室のドアを閉めた美雪は、小さな溜め息をつく。
目の前にあるのは、ちょこんとした和式の便器。
この和式の便器というのが、美雪はどうしても好きになることができなかった。
それでも、おしっこを我慢している女体は勝手に反応してしまって、
じょぼぼぼぼぼぼ!
チビッた……にしては、多すぎる量をおもらししてしまう。
クロッチの裏側が生温かくなり、
たらり……、
一筋のおしっこが、内股を伝い落ちていく。
美雪は慌てて便器に跨がるとショーツを降ろした。
その直後だった。
モワァ……。
美雪のショーツに閉じ込められていたアンモニア臭が、狭いトイレの個室に解き放たれたのは。
ツーンとした自らのアンモニア臭に涙が溢れ出しそうになるけど、美雪は便器に向かってしゃがみこむ。
「あっ、んああ!」
ぷしゅっ!
しゅわわわわわわわわわわわわわわ!
和式の便器にしゃがみこみ、膀胱が圧迫されると勢いよくおしっこが噴き出してくる。
それは散弾銃のように飛び散りながらも、レモン色の弧を描くと、便器の前に弾けていった。
「んっ、んんんっあ!」
しゅわわわわわわわわわわわわわわ!
美雪の恥ずかしい放尿の音は止まらない。
むしろ、その大きさを増していくと個室の外にまで響き渡るほどになっていた。
(ううっ、これだから学校のおトイレ、使いたくないのに……!)
しゅいいいいいいいいいいいいい!
ばしゃばしゃばしゃ!
和式の便器に腰掛けると、膀胱が圧迫されて勢いよくおしっこを噴き出してしまう。
便器の前の部分に弾けたおしっこは、水面に落ちて恥ずかしすぎる音を立てることになる。
美雪は和式の便座が大嫌いだった。
その理由は、おしっこをするときに恥ずかしい音を立ててしまうことだけではない。
もわわ~ん……。
目の前にあるのは、太もものところまで降ろされたショーツ。
飾り気のない素朴な白のショーツは、濃密な黄色に染まっていた。
そんなショーツの裏側から立ち昇ってくるのは、濃密な尿臭。
今日は体育があったからたくさん汗もかいてしまった。
ショーツが汗とおしっこで湿っている。
「ううっ、目に染みる、よぉ……」
和式のトイレにしゃがみこむと、自然と脱いだショーツのクロッチの裏側が目の前にくることになる。
何回も軽失禁を重ねてきた素朴な純白のショーツは、繊維の奥底まで黄ばんでいた。
さらには体育で走ったりしたから、その振動でも軽失禁してしまっている。
クロッチにはおまたが食い込んでいたあとがシュッと刻まれていて、その縦筋に沿って新たなおしっこが染みついていた。
しゅわわわわわわわわわわわ!
しゅおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!
我慢に我慢を重ねてきたおしっこは、終わることを知らずに噴き出してくる。
プリンとしたお尻を冷たい風が撫で回していき、落ち着かない気持ちになってくる。
それに学校のトイレの天井部分は開けている。
そこから音が垂れ流しになるし、誰かが覗き込んできているのでは? と、想像するだけでも不安な気持ちをかき立てられる。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。
この小説は同人誌『おもらし日記』と同じものです。
フルバージョンのイラストを見たい! という人は下のリンクから買ってくれると創作活動の励みになります。