おもらし日記7
いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
今週もなんとか水曜日。
先日はごーだっしゅさんから依頼してあるイラストの進み具合を見せてもらいました。
とてもいい感じに仕上がってきているので、楽しみにお待ちいただけたらと思います。
さて、今日は水曜日と言うことで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!
(ううっ、やっと終わってくれたよ……っ)
なんとか帰りのショートホームルームが終わり、美雪はホッとため息をつく。
しかしその油断さえも尿意は見逃してくれず、
じゅわり。
おまたが生温かくなっていく。
湿ったショーツはおまたに食い込んできていて、お尻のほうまで蒸れ返るほどになっていた。
(早く、帰ろう……!)
美雪は放課後になって騒がしくなってきた教室をあとにする。
その紺色のスカートのお尻の部分は、おしっこでハート型の染みができていたけど、幸いなことに目立たない紺色をしているから誰にも気づかれない。
美雪は足早に……それでも歩く振動が膀胱に伝わらないように……昇降口に急ぐと、ローファーへと履きかえる。
(よしっ、今日はお家まで我慢できそうな気がする!)
美雪はトントン、ローファーのつま先を地面で叩くと、家路を急ぐことにした。
☆
(ううっ、間に合うと、思ってたのにぃ……っ)
きゅんっ! きゅんっ!
じゅわわ……っ。
美雪が足を止めてしまったのは、校門を出て5分ほど歩いた閑静な住宅街の一角でのことだった。
足を止めると、じんわりと濡れたクロッチの裏側を嫌でも意識してしまう。
(まだ、まだダメ……。家まであと10分我慢しないと……!)
じゅわわ……、
たらり。
「あっ」
内股を伝い落ちる一筋のおしっこに、美雪の意識は真っ白に弾けてしまう。
それでも股間にキュッと力を入れて、なんとか決壊だけは防ぐも――、
しかし、残された時間は、あまりにも少ないようだった。
(ううっ、このままだと二日連続でおもらし……! そんなの、絶対にダメ、なんだから……っ)
たらり、……たら……。
内股を伝い落ちるおしっこは、一筋、二筋と増えていく。
太ももを、膝小僧をくすぐって、白の靴下に染みこんでいくと、うっすらとレモン色へと染まっていった。
「ううっ! はううっ!」
ぎゅっ!
ついに美雪は耐えきれずに、両手で股間を前抑えしてしまう。
周りに誰もいないからこそできる、恥ずかしすぎるポーズ。
だけど前抑えをすると、膀胱までも圧迫されて、いまにもおしっこが噴き出してきそうになっていた。
(ここは……使いたくないけど……公園のおトイレ、使う……!)
ここから歩いて二分程度のところにある、小さな公園にある公衆トイレは、できることなら使いたくないスポットだったけど、二日連続おもらしという不名誉な記録を避けるためならば仕方がない。
(公衆、トイレ……ううっ)
じゅわっ、じゅわわっ!
前抑えして、へっぴり腰になりながら、なんとか公衆トイレを目指す。
こんなところ、誰かに見られるわけにはいかない。
できるだけ急いで、だけど慌てすぎないように。
(あと、もうちょっとぉぉ……っ)
じゅわわっ。
きゅん! きゅん!
なんとか小さな公園を視界に収め、その隅っこにある公衆トイレへと一直線。
そこは、あまり管理の行き届いていない、暗くて小さなトイレだった。
一歩女子トイレに踏み込めば、長年にわたって染みついてきたアンモニア臭が鼻を突く。
まだまだ日が高いとはいえ、薄暗くてなにか出てきそうな雰囲気を醸し出していた。
「あうっ!」
じゅももももっ。
アンモニア臭に釣られてしまったとでもいうのだろうか?
前抑えしているおまたから、やや大量のおしっこが漏れ出してきてしまう。
ショーツから滲み出してきたおしっこがスカートに染みこみ、手のひらがじんわりと生温かくなっていった。
だけどここまでくればもうゴールはすぐそこだ。
「ドアを開けて……! あとはもうトイレだし……!」
ぢゅももっ!
片手で個室へと続くドアを開ける。
そこにあったのは、薄暗くて狭い個室に、ちょこんとある和式の便器。
「ドアを閉めて、閉めて……!」
じょぼぼぼぼ!
片手で前抑えしながら、もう片方の手で個室のドアの鍵を閉める。
震える手でなんとか鍵を閉めて、なんとかドアのフックにカバンをかけて――、そこが美雪の限界だった。
ぢょぼぼぼぼぼぼ!
片手で前抑えしているというのに失禁が始まろうとしていた。
「あっ、ああああああ! も、もう……!」
美雪は和式の便器に跨がると、その場にしゃがみこんでいた。
ぱんつを降ろすことは……できなかった。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
もしも少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。
この小説は同人誌『おもらし日記』と同じものです。
フルバージョンのイラストを見たい! という人は下のリンクから買ってくれると創作活動の励みになります。