おもらし日記8
いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
今週も木曜日。
ここ最近はまた一段と冷え込んでいます。
皆様も体調にはお気をつけください。
さて、今日は木曜日ということで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。
「んっ、はぁぁぁぁぁぁぁぁん!」
ぷっしゅうううううぅぅぅぅぅ!
黄ばんだクロッチからおしっこが噴き出してくる。
その勢いたるや、クロッチという二重布を突き破ってレモン色の綺麗な弧を描き、和式便器の前に弾けるほどだった。
「あっ! あああああ! 出る! 出ちゃってる!」
ぢょぼぼぼぼぼぼぼぼほぼ!
ぷしゅっ、しゅいいいいいいいい!
ぱんつを穿いたままだというのに、噴き出すほどの失禁。
その音に、美雪の頬は真っ赤に染まっていた。
いや……、頬が染まっているのは、羞恥心だけのせいではないのかもしれない。
このとき、確かに美雪は快楽を感じていた。
「あうぅっ、はぁっ、はぁぁぁぁっ!」
しゅわわわわわわわわわわわわわ!
ずっと我慢していたおしっこを放っているのだ。
ショーツを穿いたままだとはいえ、美雪は失禁を気持ちいいことだと誤変換している。
「はぁ……んん!」
ぢょおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!
美雪の頬が、快楽に緩んでいく。
クロッチの裏側でおしっこが弾けて、イタズラっぽくおまたをくすぐっていく。
更にはおしっこはお尻の方にまで広がっていき、それはまるで生温かい手でお尻を撫で回してくるかのようだった。
「ぱんつ、穿いたままなのに……き、気持ちいい……なんて……っ」
きゅん! きゅん!
ぷしゅっ、ぷしゅううぅ……っ!
おしっこにお尻を撫で回され、おまたが歪に痙攣する。
クロッチの裏側に、ヌルッとした体液がこびり付いていく。
だがそのことに美雪が気づくことはなかった。
圧倒的な失禁の快楽と羞恥心、そしてお尻を愛撫される感触に頬を弛緩させている。
「ふぁああああああ……あんっ」
ぢゅももっ! じゅももももっ!
ちょぼぼぼぼぼぼぼぼぼ!
クロッチを突き破るおしっこの勢いは衰えるところを知らない。
便器の前に弾けたおしっこは、水面に落ちると恥ずかしい音を立てていく。
その音は、狭い公衆トイレの外にまで響き渡るほどだった。
「はぁ……っ、はぁ……っ、はぁぁ……っ」
もわっ、もわわっ。
狭く、暗く、汚いトイレに美雪の香りが充満していく。
おしっこの匂い、そして美雪の汗の香り。
夏場の狭い個室は、サウナのように暑くなっていき、美雪自身も汗だくになっていた。
「おしっこ、止まらない、よぉ……っ」
しゅわわわわわわわわわわわわわ!
ショーツから響き渡るくぐもった水音が止まらない。
ただでさえ黄ばんでいるショーツは、おしっこと汗で濡れぼり、もはやただの布切れと化していた。
「ううっ、ぱんつ、あっついよぉ……っ」
じゅももっ! じゅもももも!
しゅおおおおおおおおぉぉぉぉぉ!
おまたが痙攣し、クロッチを突き破っておしっこの弧がいくつも描かれては消えていく。
やがて、その勢いも、少しずつ収まっていき――、
「ふっ、ふぅぅっ!」
ぶるるっ!
ぢゅもももも!
美雪は大きく身震いすると、最後の一飛沫を噴出する。
それは美雪の失禁が終わった合図だった。
「はぁ……、はぁ……、はぁぁぁ……っ」
ぽた、ぽたた……。
ショーツから溢れ出してきたおしっこが、雫となってトイレの水面へと落ちていく。
獣のような激しい吐息が止まらない。
まるで全力疾走をしてきたかのように頭がボーとっして、美雪は背筋を丸めたままで荒い呼吸をしていた。
「ぱんつ、冷たくなってきてる……」
お尻のほうまでおしっこでぐしょ濡れになっているショーツは、早くも冷たくなって、ペッタリとお尻に貼り付いてきている。
それはおもらしをしてしまった美雪を責め立てているかのように。
(靴、汚さなかったからセーフ、だよね……)
きのうは道端で立ったままで失禁してしまったからローファーまでダメにしてしまったけど、今日は和式のトイレにしっかりとしゃがみこんでおもらしをしたのでローファーまでは汚れていない。
だからセーフ……だということにしておきたい。
(どうしよう、ポケットティッシュ、切らしちゃってる……)
いつもならカバンに常備してあるポケットティッシュだけど、今日は学校にいるときに切らしてしまっていた。
当然のように、この管理の行き届いていないトイレにはトイレットペーパーなんてものはない。
また、あったとしても、使う気になれなかった。
「どうしよう、おまた、拭けないよ。……はぁ」
溜め息をつきながら立ち上がると、
ぬるり、
濡れたクロッチが、おまたにまとわりついてくる感触。
おしっこを放ったときに、別の体液までおもらししてしまったらしい。
(やだ。ぱんつ、ヌルってしてる……)
クロッチの裏側だけでなく、お尻までヌルヌルになっていた。
それでもこのスカートの中に隠された不快感を、顔に出すわけにはいかない。
美雪はトイレの水を流すと、何事もなかったかのように公衆トイレを後にする。
その内股には、ぬらりと鈍く光る一筋の液体が垂れてきたところだった。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
もしも少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。
この小説は同人誌『おもらし日記』と同じものです。
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