レモネードオアシス 2021/04/02 10:09

大決壊!~おもらしカノジョが妊娠するまで9~

いつもあたたかいご支援ありがとうございます!


今日は金曜日なので小説を更新する日です。
保健室でのスバルとの初体験!



※この小説は、順調にいけば今年の5月→4月末のGW前に配信を開始する同人誌の小説です。

また、今年か来年の暑くなってきたころか寒くなったころか、僕が面倒臭く感じないときにブログのほうで無料公開していく予定ですので、バックナンバーを購入するさいはご一考頂けたらと思います。
なお、めんぼーさんに描いてもらったラフは、無料ブログには載せる予定はありません。


保健室での初体験。
入れた瞬間に失禁っ!




目次

おもらし彼女が妊娠するまで(カテゴリー)

この小説を最初から読む!




(どうしよう。どうしよう。どうしよう)

 4時限目の国語の授業中。
 頭の中で何回も呟いていたのはスバルだった。
 実は今日はもう朝から何度も『どうしよう』がグルグルと浮かんできては消えていき、授業の内容なんて右から左だった。

(どうしよう。付き合ってくれるんだ……。私みたいな子と)
(どうしよう。恋人……っていうことは、恋人みたいなこと、しちゃうの……?)
(どうしよう。そうしたら、け、結婚……して、くれるの……? でも、おまたゆるゆるのままだと嫌われちゃうかも知れないし……ううっ)

 じゅわわ……っ。

 おまたから漏れ出したおしっこが、クロッチの裏側へと染みこんでいく感触。
 スバルのショーツのなかは、もうミストサウナのように蒸れ返っていた。

(おまた、ムラムラしちゃうなんて……)

 大和に付き合ってもらえると返事をもらえたのが今朝のこと。
 スバルの敏感すぎるおまたは、いろいろと考えを巡らせているうちにもぬるぬるに濡れそぼっていた。
 ショーツのなかはおしっこだけではなく、ヌルリとした蜜によって大変なことになっている。

(せっかくプレゼントしてもらったおぱんつなのに……っ。ああっ、私のために選んでくれたんだ……。嬉しくて……、嬉しすぎて……っ)

 きゅううっ、

 切なげに内股を擦り合わせると、おまたも、その奥の膣洞や子宮までもが切なげに熱くなる。

 じわり……、

 秘芯が濡れて、ショーツのなかが更に蒸れ返っていった。

(結婚したら……あ、赤ちゃん……。きみとの赤ちゃんなら……、一緒に、育てて行きたい……)

 じゅわわ……。

 国から潤沢な補助金が出ると言うことは、告白の延長線上には当然結婚&出産ということもちらついてくることになる。
 しかも国から支給されるのは補助金だけではない。
 住宅も支給されるし、将来かかる養育費や医療費までも支給される。
 子育て支援は万全だ。

(一つ屋根の下に2人きり……ううん。もしかしたら赤ちゃんも生まれて……、子供は……何人がいいのかな。私は……たくさんでも平気だけど……)

「ふふっ」

 授業中だというのに、将来の妄想にスバルの頬は緩んでいる。
 ……もちろん、誰にも気づかれない程度の変化。
 だけどスバル自身は気づいていない。
 うなじからバニラエッセンスのような甘ったるい香りが放たれていることに。
 気づかぬうちに呼吸が浅くなり、胸の鼓動も全力疾走を終えたときのように早くなっていることに。

「あっ」

 将来の妄想をしながらもなんとかノートをとっていたけど、消しゴムをとろうとしたときに間違って落としてしまう。
 床に落ちた消しゴムは、机の下にコロコロと転がったところで止まった。
 面倒だけど拾わなければ。
 そう思って椅子に座ったままで机の下の消しゴムを拾おうとした、そのときだった。

「ぇっ?」

 スバルの口から漏れたのは、戸惑いの声。
 なにしろ、消しゴムに手を伸ばしたその瞬間、ぐるんと世界が一周したのだ。
 だけど一周したのはもちろん世界ではなくて。

「ちょっ、スバル!?」

 すぐ後ろの席に座っている大和の驚く声。
 だけどスバルには振り向くことはできなかった。
 なぜなら、消しゴムを拾おうとしたスバルは、そのまま倒れてしまったのだ。
 椅子ごと倒れてしまい、ガッシャーン! けたたましい音が教室に鳴り響く。

(えっ? えっ?)

 椅子ごと倒れてさえも、スバルは自分が倒れたことを自覚することができていなかった。
 受け身さえも取ることさえもできずに床に倒れている。

「スバル、スバル!」

 すぐに駆け寄ってきてくれたのは、もちろん大和。
 だけどスバルは応えることさえもできないほどに消耗しきっている。知らず知らずのうちに発情し、じわりじわりと体力を消耗していたのだ。「

「大丈夫か、スバル。熱、あるな……」
「うう……」

 大和に抱きかかえられて、なんとかスバルは言葉を紡ぐ。
 周りには絶対に聞こえないほどに小さく、蚊の鳴くような声で。

「きみのことを考えてたら……身体が熱くなって……」
「お、おう。そうか」

 大和の返事が素っ気ないもので、ほんの少しだけ失望してしまうけど、それもほんの一瞬のこと。
 大和は教壇に立つ教師に向けて、

「ウォルトンさんの体調が悪いみたいなので、俺が保健室に連れて行ってもいいですか?」

 と言ってくれたのだ。
 そこからはあっという間だった。
 教師の返事を待たずに大和は立ち上がると、肩を貸してもらいながらもスバルも立ち上がる。
 もしも大和に肩を貸してもらっていなかったら、膝が笑って立つことさえもできなかったに違いない。
 その2人の様子を見て、

『あの2人……いつの間に……!?』
『あのプレアデスが嫌がらないとは』

 クラスメートたちがざわめき出す。
 それでも大和は動じることなく、肩を貸してくれる。

(みんなに見られちゃってる……っ。目立っちゃってる……っ)

 ただでさえ熱くなっていたスバルの身体は更に熱くなっていき……、大和に連れられて教室を出るころには、火がつきそうになっていた。

        ☆

 静まりかえった授業中の廊下を歩きながら、なんとかやってきた保健室。
 幸いなことに、他の生徒も、保健の先生さえも出払っていて、誰もいなかった。

「誰もいないのかよ。この前も誰もいなかったし、大丈夫なのかよ……」
「2人きりだなんて……」

 まさかのシチュエーションに、ただでさえ熱くなっているスバルの身体は更に熱くなる。
 ショーツのなかの股間は、もうトロトロに蕩けていた。

「とりあえずベッドで休むか。寝れば元気なりそうか?」
「うん……」

 でも。
 とはスバルは口にすることができなかった。
 たとえここで一休みしたとしても、身体の疼きが消えてくれることはないだなんて。

「ありが、とう……」

 保健室の真っ白なベッドの縁に座らせてもらって、短いお礼を言うことくらいしか、スバルには勇気がなかった。
 だけど身体は正直だ。
 ショーツのなかでは、子宮が若さにはち切れそうになっている。
 ヌルリとした体液がクレヴァスから溢れ出してくると、お尻の方にまで広がっていく。
 気まずすぎて、もじもじと内股を擦り合わせてしまう。
 これではおしっこを我慢しているみたいだ。

(やだ。意識したらおしっこしたくなってきちゃったし……!)

 だけどせっかく保健室に連れてきてもらったばかりなのに、今度はトイレに連れて行ってだなんて、恥ずかしくて言い出せるはずがない。
 こうしていること、たぶん10秒くらい。
 出し抜けに口を開いたのは、大和だった。

「ときにスバルよ」
「な、なにかな!?」

 本当に急に名前を呼ばれて、スバルは電流を流されたかのように背筋を正す。
 そんなスバルを見下ろしながら、大和は苦笑いを浮かべると、スバルの隣に座る。
 二人の距離は、あとわずか。

「あー……、スバル。さっきで後ろの席に座ってるときから気づいてたんだが……俺だって男なんだ」
「えっ?」

 一瞬、なにを言われているのか分からず、キョトンとしてしまう。
 だけど大和は続けるのだった。

「後ろの席からだと、その……スバルのうなじがよーく見えてだな。なんというか、綺麗な桃色に染まって、匂いというか……」
「う、うそ。臭かった……の?」
「いやいや、そうじゃない。むしろ俺の好きな匂いというか……バニラエッセンスみたいな甘い香りがしてきてだな」
「良かった……嫌われちゃったのかと思った」
「誰が嫌うかよ」
「あっ」

 スバルの口から漏れたのは戸惑いの声。
 スバルは、大和にされるがままにベッドに押し倒されていた。
 押し倒された……と言っても、決して乱暴ではない。どこか優しさを感じる、ほどよい勢い。
 スバルは一瞬だけ緊張のあまり身体を強ばらせてしまったけど、すぐに力を抜く。

「スバル、すげー可愛い。白のシーツに、金髪が広がって、なんだかいい匂いするし」
「そんなに見つめられたら恥ずかしいし……っ」

 2人のくちびるは、ほんの数センチの距離にある。
 ――キス、しちゃうの……?
 ――してくれるの……?

 とくんっ、胸の鼓動が密着している相手に伝わってしまうのではないかと心配になるくらいに強く脈打ち、スバルは恥ずかしすぎて目をつぶってしまう。
 きっと耳まで真っ赤になっているに違いない。

(キス、されちゃう……! 初めてのキス、学校で……!)

 目をつぶって待つこと数秒。
 だけどスバルにとっては、その時間がプレアデスの光が地球に届く443年もの長さにも感じられた。
 それでも目をつぶって待っていると――、

「んっ」

 くちびるに感じる、柔らかい感触。
 たったそれだけで全身を甘い電流が駆け巡っていき、意識がぼんやりと霞みがかった。

「今の……きみの、くちびる?」
「ああ、そうだけど……キス、いやだった、か……?」
「ううん。もっと、したい……かも」
「それじゃあもっとしてみるか。その……初めてだから変なことするかもしれないけど」
「平気。私も初めてだから。それにきみになら、なにされても……その、いいから……んっ」

 ベッドに押し倒されているスバルだけど、待っているだけではもう我慢できなくなっていた。
 目の前の男の頭に両手を回すと、自らの意思でキスをせがむ。

「ン……ッ、あ、ふぁぁ……。きみのくちびるって、こんなに柔らかかったんだ……」
「スバルのくちびるも柔らかいぞ」
「ンッ、ちゅ……あっ、ああぁぁ……」

 口内には自分の唾液と、男の唾液が混じり合って溢れ出してきている。
 それでもスバルは赤ん坊のように輪郭をヨダレで汚しながらも貪るようにキスをする。
 キーンと耳鳴りがしてきて、脳が蕩けてくる。
 こうして何度もキスを交わしていると、やがてスバルの口内には溺れそうになりそうなくらいの唾液が溜まっていて、

 …………こくんっ。
 スバルは小さく喉仏を鳴らして、唾液を飲みこむ。
 たったそれだけなのに。

「ああっ!」

 キュンッ! キュンッ!
 スバルは切なげに身体を痙攣させてしまう。
 飲み下した唾液が食道を熱くし胃に到達すると、カッと火がついたかのように熱くなったのだ。
 お腹が蕩けそうになる。

「ああぁ……っ」

 じゅわわわわわっ。
 ショーツのなかが熱く濡れそぼり、スバルはおもらししてしまったのかと思って慌てておまたに力を入れる。
 だけど、切なげに痙攣するおまたが止まってくれることはなかった。
 ショーツのなかが止めどなく熱く濡れていき、お尻のほうにまでネットリとしたものが広がっていく。

「あぅぅ……。そ、その……ちょっと、おぱんつが……」
「パンツがどうかしたのか?」
「うう~、今朝、きみにプレゼントしてもらったばかりなのに……その、うううっ」
「おしっこ漏れそうなのか? それならせめてスカートを捲らないと」
「あっ、いまは、その……っ」

 止めようと思っても、もう遅い。
 スカートが捲り上げられて、フッと冷たい風が内股を撫でていく。

 むわわ……っ。

 おしっこの匂いと、チーズとヨーグルトをミックスしたかのような複雑な香りが蒸れ返る。
 女の子のおまたからはおしっこだって出てくるし、汗だってかく。
 それに愛液や、膣壁からの分泌物も。

「こ、これは……凄いことになってるな」
「ううぅ……。あんまり、見ないで……ほしいな」

 スバルはいまにも消え入りそうな声で呟く。
 それも無理もないことだった。

 なにしろ、今朝プレゼントしてもらったショーツは、スバルの体液によって染め上げられていたのだ。

「おもらし……じゃ、ないよな」
「うん……。きみのことを考えてたら……その、おぱんつ、ダメにしちゃいました……」
「女の子って、大変なんだなぁ」
「うう~」

 むわ……。

 ピンクと白のしましまショーツ……だった布切れは、スバルの愛液によって茶色く変色していた。
 ショーツに染みこんだ愛液は最初は透明だけど、時間が経つにつれて茶色く発酵してくるのだ。

「俺がプレゼントしたぱんつをこんなにしてくれるなんて、可愛いカノジョだ」
「か、カノジョ……っ。き、嫌いに……ならないの?」
「可愛いと思うけど。おお、溢れ出してきてる」
「可愛いなんて言ってくれるから……。も、もう、我慢できない、よぉ……」
「ああ、俺も……スバルとのキスと匂いでクラクラきてる」
「……おちんちんで……するんだよね……セックス」
「お、おう」
「出しても……いい?」
「自分で出すからいいって」
「私が出してあげたいの」

 スバルは躊躇いながらも、制服のズボン越しで相手の股間を探る。
 硬くなった棒のようなものがあるからすぐに分かった。

「凄い。硬くなってて……大きくなるの……?」
「ああ、スバルを感じて大きくなってる」
「そうなんだ。授業だと……硬くなるとしか聞いてなかったからちょっと意外かも」
「女の子だってこんなに濡れるなんて初耳だけどな」
「知らないことだらけなんだ。ではでは……おちんちん、出してあげるね?」
「よ、よろしく頼むぞ」

 おちんちんが出しやすいように、大和はベッドの上で膝立ちになってくれる。
 スバルは跪くと、男のズボンのチャックをゆっくりと降ろしていき――、

「えっ、うそ」

 スバルは目を疑ってしまった。
 なにしろ、目の前にあるのは――、毒々しい赤の矢尻を持った巨根だったのだ。
 それ自体が女を貫くための凶器にも見える。

「うそ。象さんみたい……じゃないの?」
「あー、それは普段の状態はたしかにそうだけど……、臨戦態勢になると、硬く大きくなるんだ」
「そ、そう……なんだ」

 巨根を前にして、ふんわりとした香りが漂ってくる。
 若草のような、汗のような、匂いを嗅いでいると意識がふんわりとして、キュンッ、子宮が疼いてショーツのなかが熱くなった。

「ど、どうする。怖いならやめておくか?」
「うーん……」

 つんつん。
 未知のものを確かめるようにおちんちんをつついてみる。
 すると、ピクンッ、カチカチのおちんちんは上向きに痙攣してみせた。

「なんか、おちんちんって、可愛いかも……?」
「そうか……?」
「うん。見た目は怖いけど、動きは可愛い。これなら……大丈夫、かな……?」
「それじゃあ」
「うん。して……みたい。きみとならできると思うから……んっ」

 スバルは再びベッドに優しく押し倒されていた。
 すぐに覆い被さってくる男の腕のなかで身を委ねていると、スカートのなかに手が入ってきて、ショーツを脱がそうとしてくる。

「あっ、ちょっと待って」
「ど、どうした?」
「きみにプレゼントしてもらったおぱんつ……穿いたままでしたいの……いい? できる、かな?」
「横にずらせばなんとかできると思うけど」
「うん。それじゃあ、それで……。きみのことを感じていたいなって思って」
「上手くできるか分からないけど。痛いらしいから、無理そうだったら言ってくれよ」
「うん。授業でやってたよね。初めては処女膜があるって。……痛くないように、脚、開いたほうがいい……よね?」
「そうしてくれると助かるな」

 仰向けになって、脚を広げてみる。
 それはまるで赤ちゃんがおむつを交換してもらう時のようなポーズだ。
 やってみると、思っていた以上に恥ずかしい。
 無防備というか、相手にすべてを任すというか……そういう体位だ。
 そういえば、お腹を見せるのは野生動物にとっては降伏の証なんだとか。もしかしたら人間にも、そういうふうに本能のどこかに刻み込まれているのかもしれなかった。
「ショーツ、横にずらすからな」
「う、うん……お願い、します……」

 今日は朝からドキドキしっぱなしでショーツをぬるぬるにしてしまった。
 それに何回もチビってしまった。
 そうした失敗を受け止め続けたクロッチは茶色く変色していて、横にずらすとツルンとした赤ん坊のようなおまたが露わになる。

 むわ……。

 チーズのような、ピザのような、ヨーグルトのような、納豆のような香りがブレンドされた、恥ずかしすぎる匂いが立ち昇る。

「うう~、恥ずかしいよ……。エッチするときはシャワーを浴びたほうがいいでしょうって教科書に載ってた理由、なんとなく分かった気がするし……」
「俺は嫌いじゃないけどな。スバルの匂い。ほら、こんなに硬くなってるし」
「あっ、あひ!」

 ちんちんがおまたに触れただけ。
 たったそれだけで脳に電流が流れ、子宮が目覚める。

「ゆっくり入れるからな」
「お、お願いします……んっ、んんー!」

 少しずつ、少しずつおちんちんが体内へと潜り込んでくる未知の感触。
 だけどスバルが知らなくとも、女としての本能が知っている。
 ドプリ……、大量の愛液が溢れ出してくると、男根を溶かそうと包み込んでいった。

「ちょっ、ちょっと待って……っ、怖いっ、やっぱり怖い……っ」
「……やめとく、か……?」
「ううん。私が逃げないように……、縛って欲しい……」
「えっ?」
「無茶苦茶にしてくれたら、その……勢いというか……上手にできると思うから」
「そうか。それじゃあ……」

 大和は男根を引き抜いて身体を起こすと、ズボンのベルトを外してみせる。
 それをベッドサイドの器具置き場に置いてあるハサミで両断して2つに分けた。

「スバルが逃げないように縛っておいてやる。ほーら、ばんざい」
「ば、ばんざーい……あうう」

 万歳していると、両腕をベッドのパイプと結びつけられていく。
 それでもう逃げることはできない。

「きみに……縛り付けられちゃった……
「おお、凄いおもらししたみたいに溢れ出してきて湯気上げてる」
「うん……」
「それじゃあ、改めて」
「うん、その……おっぱいも……好きにして、いいよ……?」
「どうなっても知らないからな」
「平気。きみのこと、信じてるから」

 制服をはだられ、ショーツとお揃いのピンクと白のボーダー柄のブラを下にずらされる。
 すると、たゆん、白人の血を引いた、発育のいい乳房が波打つ。
 その頂はピンク色に染まり、硬く勃起していた。

「女の子のおっぱい……、いい匂いする」
「きみ専用、だよ……?」
「触っていいか?」
「ン……」

 短く頷き、触れられたのは、硬くなった乳首。
 触れられただけなのに、甘美な電流が全身を駆け抜けていく。
 
「女の子って、乳首も勃起するんだな」
「うん。おまたのお豆も……」
「そういえば、ショーツを横ずらししてたから気づかなかったけど……く、くり……」
「クリトリス」
「そうそう。女の子の身体で一番敏感な場所だから、大切にしましょうって授業でやったよな」
「うん。でもいまは早く……おちんちん、欲しい……」

 おねだりするかのように、再び赤ん坊のように脚を開く。
 両腕を拘束されて脚を開いていると、なぜだか分からないけど、なんだかとてもイケナイことをしているように思えてくる。

「奥に、きて」
「痛かったら言うんだぞ」
「言うと思ってるのかな?」

 挑発的に腰を突き出してみせると、ショーツが横にずらされる。
 赤黒い亀頭がおまたに食い込んでくると、ゆっくりと、ゆっくとり潜り込んでくる……。

(ああ、入ってきてる……。私の中に、きみが……入ってきてるよ……硬くて、太い……っ)

 いままで誰も触れたことがない身体の裏側へと、男が侵入してくる。
 怖くない……と、言ったら嘘になる。
 だけど、両手を縛られているからもう逃げることはできない。

「あっ! んっ! 太い……!」
「ゆっくり行くからな」
「うん……っ」

 ヌププ……ッ。
 男根が潜り込んでくる蜜壺から愛液が溢れ出してくる。男を受け入れるために子宮が切なく震え、

「あ!?」

 あまりの激痛にスバルは短い悲鳴を漏らしてしまった。
 亀頭を飲み込めたと思ったそのとき、股間が裂かれそうな痛みに襲われたのだ。

「おおう、なんかここから急に狭くなってるな」
「ううっ、うん……。たぶん、これが処女膜……だと思う」
「初めては痛いから、優しくしましょうって授業でやってたよな。無理そうだったらやめておきましょう、とも」
「もう。ここまできてやめられたら許さないんだから。来て。一番奥まで」

 少しでも痛みを紛らわせるために、ただでさえ開いている脚を更に開く。それはまるで仰向けになったカエルのように。
 そこに、少しずつ男根に体重がかかってきて、膣洞へと潜り込んでこようとしてきた。

「はっ、はうう……っ。大丈夫、大丈夫、だから……! おまた、広がってきて……ふぅぅ!」

 ミシミシミシ。
 膣壁が軋むような悲鳴を上げる。
 それでも男根が侵入してくると――、
 プツンッ。

「あ!」

 おまたの内側で、なにかが切れる、呆気ない感触。
 それはまるで輪ゴムが切れたときのような。

(私の処女、きみに捧げられた……)

 だけど破瓜の痛みはこれで終わりではない。
 赤ん坊のころから蛇腹状に折りたたまれていた少女のヒダヒダ……膣壁が、男根が一気に引き伸ばされていく。

「えっ、あっ、うっ!」

 まさか、自分の身体に、こんなに深い部分があるだなんて。
 一気に男根が潜り込んできて、スバルは空気の塊を吐き出してしまう。
 直後、スバルの視界は真っ白な光に包まれていた。

「くっ! くぅぅ~~~!」

 スバルは、挿入されたと同時に絶頂していた。
 膣壁が毛羽立つと、男根を千切らんばかりに狭窄する。
 結合部から、ブワッと白濁した本気汁が溢れ出してきた。

「うっ! うっ! うう~~~!」

 もっと可愛い声でイキたいのに。
 だけどスバルの口から漏れてくるのは、獣のように低い喘ぎ声。
 しかも口からはヨダレが溢れ出しそうになってきている。
 それに溢れ出してきたのは、ヨダレだけではなかった。

 しゅわわわわわわわ……。

「えっ、あっ、う、嘘……っ、いやぁ……っ」

 しゅいいいいいいいいい……。

 おまたから溢れ出してきたのは、恥ずかしすぎる体液……おしっこだった。
 処女を捧げたというのに、まさか失禁してしまうだなんて。

「ご、ごめん……ッなさいっ。せっかくの初めてなのにぃ……おもらししちゃうなんて、最低、だよね……ううっ」

 キュン! キュンッ!
 ぷしゅっ、しゅわわわわわわわわ。

 おしっこを止めようとしておまたに力を入れるけど、一度溢れ出してきたおしっこは止まってはくれない。
 ただでさえ極太の男根に貫かれているのだ。
 尿道だって広げられているし、膀胱も圧迫されている。

「おしっこ……止まらない……よぉ……っ」
「ううっ、スバル、絞めつけすぎ……っ」

 じゅもも……じゅもももももも……。

 おしっこを止めようとおまたに力を入れていると、膣壁も一緒に引き締まっているらしい。
 体内に食い込んできている男根が、苦しげに痙攣する。

「スバルの中、熱くて溶かされそうだ……。それに、おしっこも……生温かくて気持ちいいし」
「気持ちいいだなんて、嘘……。優しい嘘……」
「嘘なんかじゃない。その証拠に、大きくなってきてるだろう?」
「大きくなってきてるって……ひっ、ひぎ!?」

 スバルは、はしたない声を漏らしてしまう。
 なにしろ、膣内にある男根が更に大きさを増してきたのだ。

「ちょっ、大きくなってきてるの!? な、なんで」
「そりゃあ……スバルのおしっこが気持ちよかったからだけど」
「本当に……いやじゃなかったんだ」
「当たり前じゃないか。スバルのなんだから」
「うう~、恥ずかしいのに」
「あー、止まっちゃったみたいだな」
「そこ、残念そうに言わないのっ」

 おもらしはいつの間にか終わっていた。
 それでもおちんちんは太さを保ったまま膣を貫いてきている。

(どうしよう。まだおまた……痛い。でも、きみが気持ちよくなってくれるなら、我慢しないと……っ)

 人知れずにそんな決意をしていると、だけどそんなことはお見通しなのだろう。

「ゆっくりするか」
「うん……んっ」

 くちびると身体を重ね合い、両手で乳首も弄ばれる。
 チリリッ、
 甘い電流が体内を駆け巡っていくと、子宮が蕩けそうに熱く疼いて痙攣する。

「もっと……奥。突いて欲しいかも。あんまり激しく動くのは無理かもしれないけど……」
「わかった。ゆっくり奥、触るからな……ちんこで」
「あっ、ううっ、はうう~……っ。硬いの、動いてるぅ」
「スバルの一番奥、コリコリしてるところあるな。これが子宮口……ポルチオか……?」
「うん……たぶん、そうだと思う」
「き、気持ちいいのか?」
「んー、わかんない。コリコリされると、なんか変な感じ」
「そ、そうか。じゃあやめとくか?」
「ううん。変な感じがするけど、きみが一番奥に来てくれてるって感じがして、あっ、あんっ、気持ち、いいかも」
「そっか。それなら……よかった」
「きみが入ってきてるんだもん。たったそれだけで、幸せそうで溶けちゃいそうなんだよ?」

 キュンッ、キュンッ!
 大好きだと少しでも知ってもらいたくて、おまたに力を入れておちんちんを絞めつけてみる。男の子って、こうすると気持ちいいって授業で言ってたし。

「きみのこと……上手に食べられてるかな」
「ああ。スバルの中、熱くてキツく絞めつけてきて……溶かされそうだ」
「ん。よかったぁ」

 幸福感に子宮が熱くなって蕩けてくる。
 男根を離すものかと膣壁が毛羽立ち、子宮口からは白濁した本気汁が溢れ出す。

 赤らんだパイパンがキュウキュウと切なげに痙攣すると、破瓜の血が混じった愛液が溢れ出してきて、横にずらしているショーツに染みこんでいった。

「キス、しながらイキたい」
「一緒に行くか」
「うん。きみの赤ちゃん……産みたいから」
「俺も……スバルにずっとそばにいて欲しいと思っているから」
「嬉しい……よぉ……っ」

 スバルは上から覆い被さってきている男の身体に両脚を巻き付ける。
 2人の身体が溶け合うくらいに密着した。

(もっときみに尽くしてあげたい!)

 心の底から溢れ出してくる幸福感が、破瓜の痛みを超えていく。
 スバルは、控えめながらも自らの意思で腰を振り始めていた。
 前後に、上手くできているか分からないけど……、初めての男の子へのご奉仕。

「私にさせて欲しいの」
「凄いな。女の子って。こんな風にエッチに腰を振れるのか」
「エッチな女の子……嫌い?」
「ああ、嫌いだ」

 びっくりして、スバルは腰のグラインドを止めてしまう。
 だけど直後には大和は言うのだ。

「だけど、えっちなスバルは大好きだ」
「もう、一瞬ビックリしちゃったじゃないのっ」
「スバルの膣内もビクってなったな」
「バツとしてキスしてくれないと許さないんだから」
「喜んで」
「……んっ」

 両脚を男の身体に巻き付けて、キスもして。
 告白されたのが今朝のことなのに、こんなに幸せでいいのだろうか?

 しゅいいいいいいいいいい……。

 緩みきったおまたから、再びおしっこが漏れ出してくる。
 だけど、もう気にすることはない。
 その証拠に膣内にある男根は更に大きさと硬さを増している。

「きみのこと、大好き……」
「俺も……、スバルが大好きだ」

 じんわりと温かい幸福感が胸の奥底に広がっていき、お腹にあるハート型の器官に熱が灯る。
 その熱が全身を満たしていき――、スバルはフッと弛緩した。

 ドクンッ! ビュルルルル!
 お腹のハートマークに灼熱のマグマが注ぎ込まれていき、その熱は身体中へと広がっていく。

「あはっ。きみの大好きで、私の中が満たされてる」

 ヌプ……。
 男根が引き抜かれると、横にずらされていたショーツが元に戻る。
 蜜壺から溢れ出してきたラブジュースがクロッチから滲み出してきて、破瓜の血も混じり合って、もうどんなに洗濯してもこの染みは取れないことだろう。

「ああぁ……幸せ……。きみが、子宮に染みこんできてるの」

 しゅいいいいいいいいい……。

 弛緩しきった尿道から、膀胱に残っていたおしっこが漏れ出してくる。
 クロッチの裏側に弾けると、お尻のほうに広がっていって、シーツに染みこんでいく。

「おぱんつのなか……温かくて……溶けちゃいそうだよ……」
 

 ぴくんっ、ぴくくんっ。
 一度絶頂した女体は、男と違って一瞬で醒めてはくれない。
 精液を最後の一滴まで絞り尽くすために、長く絶頂が続くのだ。

「もうしばらく……きみと一緒にいたいな」
「ああ、俺も……たくさん出し過ぎてちょっと休憩だ」

 2人きりの保健室で、1つのベッドに身体を横たえる。
 しばらくは……せめて授業が終わるまでは、まったりとした気怠げな時間を過ごそう。
 スバルを縛っていた両腕のベルトを外しながら、そう思っていると。

『ゴホンッ!』

 保健室にわざとらしい咳払いが鳴り響いた。


おもカノ10につづく!


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