TS俺が百合堕ちするまで11
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金曜日なので小説を更新したいと思います!
百合百合しーん。
♂♀6章目 身も心も2
(放課後になったら返してもらうって、つまり……!)
いま穿いている、このショーツを返さなければいけないということだ。
ただでさえ遥香の脱ぎたておもらしショーツを穿いてドキドキしてムラムラしているというのに。
きっと放課後になったら大変なことになっていることだろう。
(汚せない……、遥香さんのショーツ、汚せない……!)
じゅわっ、じゅわり、じゅわわ……。
だけど一度灯った官能の炎は、消えることなく千尋の胎内で燻り続けている。
ブラの裏側に母乳が染みこみ、クロッチの裏側に生温かくヌルッとした愛液が広がっていく。
(やだ、お尻のほうに広がってきてる……)
椅子に座ったまま発情すると縦筋から溢れ出してきた愛液は、会陰を伝ってお尻へと広がっていく。
きっとお尻には、愛液によって大きな染みができているに違いなかった。
幸いなことに、黒タイツを穿いているから外にまで染み出すことはなかったが……、それでもショーツのなかは熱く蒸れ返っている。
(おまただけじゃなくて……ううっ、おっぱいも……母乳で大変なことに……っ)
じゅわり、じゅわわっ。
むわわ……っ。
ブラの内側に、熱い感触が染みこんでいく。
母乳が体温で蒸れ返ると、胸元から甘い香りが立ち昇ってくる。
Fカップの自分の胸が、まるで自分のものではないもののように思えてくる。
それほどまでに勝手に母乳が溢れ出してきていた。
☆
(遥香さんの下着、汚せないのに……っ)
じゅわ……、
ジョボッ、ジョボボ……っ。
6時限目の授業中になるころには、千尋は更に尿意とも戦うことになっていた。
いつもは休み時間ごとにトイレに行くようにはしているけど、ショーツの裏側を見るのが怖くて、1つ前の休み時間ではトイレに行かなかったのだ。
キュン、キュン!
じゅわわ……ジョボッ、じゅもも……っ。
おまたが切なげに痙攣するたびに、ショーツに広がっていくのは気持ち悪い不快感。
ショーツのなかはミストサウナのように蒸れ返り、胸元からは甘く切ない香りが立ち昇ってきている。
もしかしたら、スカートにはおしっこや愛液によって大きな尻染みができあがっているかもしれない。
(遥香さんの香水のおかげでなんとかごまかせてるけど……。ううっ、おまたとおっぱいが痒い……っ)
いま、この瞬間におまたを掻きむしることができたら、どんなに気持ちいいことだろうか?
だけどまさか授業中にエッチなところに触れることができるはずもなく……。
千尋は、悶々とした時間を過ごすことになる。
☆
「やっっっ、やっと帰ってこれた……っ」
最初はあんなにも嫌だった女子寮だったけど、今となってはすっかり千尋の精神的な拠り所になっていた。
遥香と一緒に生活している相部屋へとなんとか帰ってくると、腰が抜けてしまったのか、千尋は締めたばかりのドアに寄りかかるようにしてしゃがみこんでしまった。
じゅもももも……。
気が抜けてしまったのと、座ったときに膀胱が圧迫されてしまったせいで軽失禁してしまう。
だけどそのことに気づかないほどに、すでに千尋のショーツは熱く濡れそぼっていた。
「あっ、だめ……っ」
――プシュッ。
お尻のほうまで生温かくなってきて、そのときになって慌てて尿道を引き締める。
それでも取り返しのつかない温もりが、お尻に広がっていた。
(ぱんつ、もうぐしょぐしょになってる……! こんなぱんつを遥香さんに返すだなんて……! 絶対にできないし!)
そうだ。
今日のところは勘弁してもらうことにするというのはどうだろうか?
いまからお風呂に入って、洗濯機にショーツを放り込めばショーツの汚れをなかったことにすることができる。
「よし、それがいい。うん」
そうと決まれば善は急げだ。
千尋は立ち上がると、遥香と共用のタンスから替えの下着と着替えを持って大浴場へ急いで行
「千尋よ! 私は帰ってきたぞぉぉぉ!」
だが、そんな千尋のささやかな企みは、意気揚々と帰ってきた遥香によって粉砕されることになった。
「むむっ。どうした着替えなんか持って。まさか風呂に入りにいこうだなんて考えてないよな」
「うう~……遥香さんの意地悪」
「こんなこともあろうかと、生徒会の仕事を早めに切り上げて帰ってきたのだ。さてさて、千尋は今日ドキドキしてくれていたのか確かめてやる。あとおねしょした布団も取り込んでおかないとな!」
「は、はい……」
布団を取り込むと、おねしょの染みは乾いてくれていた。
遥香はその布団に、新しいシーツ……ちょっと厚手のシーツを敷いていく。
「こんなここもあろうかと、おねしょショーツを用意しておいたのだ。これでどんなにおもらししても大丈夫だぞ」
「うう~、漏らしませんよ……」
「それはどうかな?」
「ああっ」
遥香はいたずらっぽい笑みを浮かべると、千尋のスカートの両サイドから手を入れると、スルスルと黒タイツごとショーツを降ろしていく。
「あっ、ちょっと、待って……っ」
「いや、待たない。私も我慢できないのだ」
もわわ……。
千尋にショーツを降ろされると、立ち昇ってきたのは濃密な少女の香り。
あまりの濃度に、千尋自身の目に染みてくるほどだった。
「うう……あんまり見ないで下さい……」
クロッチの裏側は、千尋の恥部よりも恥ずかしいことになっていた。
遥香のおもらしショーツを穿いて一日を過ごしたのだ。その部分はとんでもないことになっている。
一日中愛液で蒸らされ続けていたクロッチの裏側は発酵し、茶色く変色していた。
「ふふっ、いい感じになってるな。それではこのショーツは返してもらうぞ」
「あっ、あの、その……っ」
本気ですか!?
聞く暇もなく遥香もショーツを降ろすと、
もわわ~ん……。
遥香が穿いているクロッチの裏側も、同じように茶色く発酵してヨーグルトのような香りを漂わせている。
遥香も感じてくれていたのだ。
千尋のおねしょショーツを穿いて。
「遥香さんのショーツ……大変なことになってる……」
「千尋のおねしょしたショーツを穿いていたのだ。当然だろう?」
「遥香さん……。嬉しい、です……」
「私もだ。…………ンッ」
遥香は、ついさっきまで千尋が穿いていたショーツを広げると、ンの躊躇いもなく穿いていく。
黒タイツも、同じように。
その姿を見せられて千尋も、
「遥香さんのショーツ……穿きますっ」
「そう言ってくれると嬉しいぞ」
遥香の脱ぎたてショーツに脚を通していく。
きっと授業中に何回も軽失禁してしまったのだろう。お尻のほうまでジットリと湿っていた。
それにクロッチの裏側がヌルヌルになっていて、おまたにまとわりついてくる。
黒タイツも穿くと、もう遥香に包まれているかのような錯覚に陥った。
「ううっ、遥香さんのショーツ……おまたにあたって、食い込んできて、ます……っ」
「私も……我慢できない……っ」
「あっ」
有無を言わさず、千尋は遥香によってベッドに押し倒されていた。
ふんわりとした日なたの香りが鼻孔に満たされ、すぐに遥香の甘酸っぱい香りに上塗りされていく。
仰向けになって相手を受け入れる。
男だったころは、想像さえもしていなかった正常位。
「触って……いいか?」
「そんなに恥ずかしいこと聞かないで下さい。……いいに決まってるじゃないですか」
千尋はすぐに身体の緊張を解くと……遥香は、制服越しに優しく胸に触れてくる。
じゅわり……。
やわらかなFカップがマッサージされると、絞り出されるかのように母乳が滲み出してきた。
「あっ、ちょっと待って……。このままだと、ドキドキして母乳、ブラウスに滲み出してきてしまいます……。直に、見て欲しいし……」
「そんなことをしたら、私は我慢できなくなってしまうぞ」
「もうっ、そういうことは押し倒す前に言ってくださいよ」
「た、たしかにそうだな……」
「ちょっと……待ってて下さい」
ブレザーを脱ぐと、ブラウスの胸の部分をはだけ、外気に晒す。
どうやら乳房もかなり熱くなっていたようだ。
ブラを避けると、
もわ……。
母乳の香りとともに、ツーンと勃起した乳首が露わになる。
遥香のショーツを穿いて、ムクムクと勃起してしまっていたのだ。
「千尋のおっぱい……もうこんなになってたのか。嬉しいぞ。こんなに感じてくれて」
「ああぅ!」
円を描く世にして乳首を刺激されて、千尋は切なげな声を漏らしてしまう。その声が、自分のものではないように感じられるほどに。
「千尋だけおっぱいを出すというのは不公平だが……」
「うう~、直接見たいけど、そうすると、その……私、おもらししちゃいそうなくらい緊張してるから……」
「それではブラとブラウス五指に触ってみるか?」
「はい……ああ……遥香さんのおっぱい、凄く……エッチです」
母乳は出ていないけど、遥香の乳首はツンと勃起して、甘い香りを漂わせていた。
ブラとブラウス越しだというのに柔らかくて、しっとりと汗をかいていて、熱く蕩けそうになっていた。
「遥香さんのおっぱい、制服越しなのに手に吸い付いてきます」
「千尋もだよ。こんなに母乳が出てきて……飲んでみたいくらいだ」
「え……飲みたい、ですか?」
「当然じゃないか。こんなにいい匂いをさせてるのに」
「いい、ですけど……」
「ほ、本当か!?」
「遥香さんになら……飲んで欲しいと思っていましたから。……その、言い出すの、恥ずかしくて」
「ああ、もう可愛いな千尋はっ」
ちゅっ、ちゅうう……。
「あっ、あん!」
控えめに乳首に唇を当ててきた遥香は、遠慮がちに吸い付いてくる。
だけどそれは最初だけ。
「千尋のおっぱい……おいひい……」
ちゅうう……、ちゅううう……。
ちゅぱ、チュウウウウ……。
「美味しくて、頭がボーッとしてきて……ああ……」
「ウウッ、そんなに吸われたら……っ」
ちゅぱ、ちゅぱ……。
遥香はせがむように舌先で乳首を転がしてくる。
熱く、むず痒い感覚が乳首から生み出され、身体に溶け込んでいく。直後だった。
「んっ、んんんんぅ!」
プッシュウウウ……ッ。
千尋は、乳首から絹糸のように母乳を吹き出すと、軽く達してしまう。
じゅわわ……。
しゅいいいいいいいいい……。
そのまま身体から力が抜けてしまい、気がつけば千尋は失禁していた。
遥香と身体を重ね合わせているというのに。
「ああッ、勝手に出てきて……っ。ダメ……っ。遥香さんのこと、汚してしまう……っ」
「千尋のおしっこ、あったかいぞ」
「でも……ううっ、こんなときにおもらししちゃうなんて……あうっ、とまら、ない……っ」
しゅわわわわわわわわわ……。
黒タイツから滲み出してきたおしっこは、同じように黒タイツを穿いている遥香へと染みこんでいく。
それでも遥香が動じることはなかった。
むしろ、更に身体を密着させてきてくれる。
「私も……もう我慢できない……あっ、ああぁ……っ」
シュイイイイイイイイイイ……。
感じられるのは、自分のおしっこではない、生温かいおしっこの振動。そして、せせらぎ。
どうやら遥香も我慢できずにおしっこを漏らしてしまったようだ。
「遥香さんのおしっこ、あったかいです……」
しゅわわわわわわわわわわ……。
上から覆い被さってきている遥香のおしっこが、千尋の秘筋を撫で回していき、お尻を伝ってシーツへと広がっていく。
どんなにおもらしをしても、おねしょシーツだから安心だ。
「千尋、もう私は……私は……お前に溶かされてしまいそうだ」
「わたしも……遥香さんに溶かされちゃってます……。ううっ、キス……して下さい……切なすぎる……」
「お安い御用だ……んっ」
ちゅ、ちゅぱ、ちゅ……。
意識があるときにしてもらった、ファーストキスは、甘くて熱い母乳の味がした。
口内にはあっという間に二人分の唾液が溜まってきて、
こくん……。
「ふぁ……ふぁぁ……ッ」
その瞬間、食道が熱くなり、胃へと到達すると、子宮までもが熱くなって蕩けてくる。
シュイイイイイイイイイイ……。
しゅわわわわわわわわわわわわ……。
二人分のおしっこが共鳴しあい、千尋は熱い官能の奔流に意識が溶けていくのを感じた。
次回最終回!
読んでくれている人がいたら嬉しいです。