レモネードオアシス 2022/01/07 12:20

穢された白雪1

新年が明けました。
みなさまにとって幸多き年でありますように。

さて、今日は金曜日ですので、今年一発目の小説の更新をしていきたいと思います。
クール系のJKが下校中に我慢できずに大決壊してしまうお話になるかと思います。

1月中には全文更新できるようにがんばります!


目次

集団食中毒!(カテゴリー)

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登場人物

・白鳥咲姫(しらとり さき)

高校二年生。
身長158センチ。
体格はスレンダー。
腰まで隠れるサラサラの黒髪ロングヘア。
やや吊り目気味の、ぱっちりとした黒瞳。

学校ではクールだと思われているけど、実は口下手なだけ。

・制服
 紺色のブレザー。
 赤のタイ。
 シックな紺色のスカート。
 黒の靴下。
 ローファー。

 ショーツは子供っぽいものを愛用している。
 猫さんのフロントプリントショーツ。
 白のコットンショーツ。
 お腹を冷やさないように、お子様ショーツを愛用している。

お通じは一週間に一回。
かなり頑固。
うんちは固く太く逞しい。

お腹を冷やすと、急激にお腹の具合が悪くなってくる体質。


穢された白雪1

「雪、か……」

 三時限目の国語が終わった、昼休みのこと。
 粉雪の降り出した鈍色の雲を見上げながら憂鬱げに呟いたのは、一人の少女だった。
 流れるような黒髪を腰のあたりまで伸ばし、パッチリとした黒瞳はやや吊り目。
 きっちりと紺色のブレザーを着こなしている身体は、スレンダーで、身長は女子にしてはやや高めの158センチ。
 少女の名前を、白鳥咲姫と言った。
 咲姫は窓際にある自分の席から頬杖をつきながら、ぼんやりと雪を降らせ続ける分厚い雲を見上げていた。

(雪か……。珍しいな)

 関東の平野部に雪が降るのは珍しい。
 クラスメートたちは教室のベランダに出て、手のひらで粉雪を受け止めようとはしゃいていた。
 そんなクラスメートたちの背中を眺めながら、咲姫は憂鬱げな溜め息をついている。

(雪なんて降っても、冷えるだけなのに)

 本当はベランダに出てどれくらい雪が積もっているのか見にいきたいけど、外は冷える。
 咲姫は、お腹を冷やすと急にトイレに行きたくなってしまう体質だった。
 だから雪が降っても、正直なところあまり嬉しくはなかった。
 ただでさえ窓際の席は冷えるというのに。

「はぁ……」

 降り積もる粉雪を眺めながらの、何度目かの溜め息。
 そんな咲姫に、一人の少女が声をかける。

「やっほー、雪だよ、咲姫。ベランダに出ないの? 結構積もってきてるけど」
「私が見ても、降り積もる雪の量が変わるわけじゃないし」
「さっすが咲姫。クール!」
「こら、茶化すんじゃない、恋」

 恋と呼ばれた少女は、いたずらっぽい笑みを浮かべると咲姫の背後に立ち――、むにゅっ。
 咲姫の背中に押しつけられるのは、まあるくて柔らかい感触。
 恋が、なんの躊躇いもなく抱きついてくる。

「クールな咲姫は、あたしが温めてあげる」
「こらっ、距離感が近いっ」
「減るもんじゃないし、いいではないか~」
「減る! 羞恥心が減る!」

 恋のふんわりとした二つ結びにされた亜麻色の髪の毛から、フローラル系の香りが漂ってくる。
 そればかりか、背後からの恋の抱擁を受けていると心地のいい甘いミルク臭に包み込まれているかのような、そんな錯覚に陥る。

「おおっ、クールな咲姫っち、温まってきたかな~?」
「む、むぅぅ……」

 後ろから抱きついてくる恋は、いくら振り払おうと思っても、呪われたアイテムのように外すことができない。
 こうやって抱きつかれたときの善後策は、恋が飽きるまで待つことだ。

「心頭を滅却すれば、火もまた涼し、だ」
「そんなに熱くなってくれて、あたしは嬉しいぜ☆」

 頬杖をつきながら、恋の抱擁を無心になって受けていること約三分間。
 恋はやっとのことで飽きてくれたのか、抱擁から解放してくれた。

「よしっ、エネルギー充填120%! 咲姫っちのパワー、しかと受け止めたぜ」
「私はそのぶんだけ吸い取られたってことになるけどな」
「いまならあたしに抱きつけば当社比200%でお返しするぜ?」
「遠慮しておく」
「さすがクール。そこに痺れる憧れるぅ!」
「はいはい。勝手に痺れててくれ」

 そんなことを言いながら、咲姫は頬杖をつきながら、粉雪が舞い降りてくる空を見やる。
 ストーブがついているとはいえ、窓際の席は冷えるからあまり好きではなかった。

(あ……)

 じゅわわっ。

 クロッチの裏側が、じんわりと生温かくなってしまう。
 身体が冷えると、こみ上げてくるのが尿意だった。
 それに、咲姫はあまりおしっこを我慢するのが得意ではなかった。
 その理由は……。

(ううっ、お腹、結構張ってるな……)

 下腹部に感じられるのは、確かな膨満感。
 咲姫は実は便秘なのだった。
 最後に出たのは――一週間前のことになるだろうか?
 だからそろそろ出てきてくれるころだとは思うけど……、いつもそのころになると、お腹が硬く張っていて、ふとした拍子に軽失禁してしまうことが多かった。

(身体が冷えると漏れ出してきてしまう……)

 本当は、恋からの抱擁を受けているのも悪い気はしないのだ。
 身体を冷やすと、それだけおしっこが近くなってしまうし。
 恋からの抱擁を受けていれば、それだけ身体が温かくなる。

 ぢゅわり……。

(ううっ、急に冷え込んできたから)

 クールに取り繕いながらも、クロッチの裏側では軽失禁を重ねてしまう。
 ただでさえ冷えるというのに、雪が降ってきたから更に冷え込んできたように思える。
 足元が急に冷えてきて、それなのにクロッチの裏側だけがじんわりと生温かくなっていく。
 だけど、恋がそんなショーツのなかの事情を知るはずもなくて、

「咲姫っち、なにか考え事をしてる? 遠くを見ている表情もグッドだぜ」
「べ、別に考え事なんかしてないし」

 咄嗟に否定するものの、まさかショーツのなかが気持ち悪くなっているだなんて、口が裂けても言えるはずがなかった。
 咲姫は誤魔化すようにモゾモゾと内股を擦り合わせ――、
 そうこうしていると、四時限目の授業開始を告げるチャイムが鳴り響いた。

「あっ、もう授業なんだ。それじゃまたね、咲姫っち」
「ああ、またな」

 またもなにも、教室は同じだから恋は自分の席に戻っていくだけなのだけど。
 そして昼休みになれば再びハグしてくるに違いなかった。

(あ、トイレに行き損ねた……)

 咲姫がそのことに気づいたのは、四時限目の社会の授業を受け持つ教師がやってきた直後のことだった。
 それでもまだ慌てる時間じゃない。
 それにいざとなれば、授業中であってもトイレに立たせてもらえば良いのだ。

        ☆

 こうして何事もなく放課後になっていた。
 そのころになると、すっかり雪が積もっていて、校舎の三階にある教室から街並みを見下ろしてみると辺り一面雪化粧が施されていた。

(トイレ行ってから帰るか)

 そんなことを考えながら、咲姫はカバンを持って教室を出る。
 放課後の賑やかな廊下を歩き、女子トイレの扉を開く。
 意外なことに女子トイレには誰もいなかった。個室へと続くドアは、全部開け放たれている。
 咲姫は一番奥の個室に入ると、ドアの鍵を閉めた。

「ふぅ……」

 狭い個室に、咲姫の吐息が妙に大きく響く。
 咲姫の目の前にあるのは、ちょこんとした和式のトイレ。
 トイレを視界に入れて気が抜けてしまったとでもいうのだろうか?

 ジョボボボッ!

 フッと緩んだおまたから、やや多すぎる量のおしっこをチビってしまう。
 クロッチの裏側に、なんとも言えない不快感が広がっていった。
 一週間便秘に苦しむと、いつもこんな感じで軽失禁してしまうようになる。

「そろそろ出てきてくれるころだと思うだがなぁ……」

 呟きながら、スカートからショーツを降ろす。

 もわわ……。

 ショーツを降ろすと、立ち昇ってくるのは濃密な尿臭。
 咲姫が穿いていたショーツ……そのクロッチの裏側は、鮮やかなレモン色に染め上げられていた。

「もう、こんなになってたのか……。猫さん、すまん」

 咲姫は自らの穿いていたショーツに謝っていた。
 咲姫が穿いているショーツは、白のコットンショーツだった。
 ただ、そのデザインは咲姫のようなJKが穿くにしては子供っぽいデザインをしている。
 なにしろ、猫さんのフロントプリントのショーツなのだ。
 咲姫はお腹を冷やさないように、ふかふかのこっとん製の女児ショーツを愛用していたのだ。

「ンッ!」

 ぷっしゃああああああああ……。

 和式トイレに跨がって、しゃがみこんだ瞬間におしっこが噴き出してくる。
 レモン色の弧がスプラッシュ状に噴き出してきて、便器の前へと弾けていく。

「はぁぁぁぁぁぁぁっ」

 しゅわわわわわわわわわわわわわ!

 女子トイレには誰もいない。
 だからこそ、なんの躊躇いもない放尿だった。
 もしも他に女子がいたら、思いっきりおしっこを放つことなんてできない。
 女性器というのは、おしっこをするときに恥ずかしい音が立ってしまうからだ。
 そんな咲姫のおまたは――

 しゅわわわわわわわわわわわわ!

 恥ずかしい音を奏でているおまたは、産毛さえも生えていない、赤ちゃんのようなつるつるのパイパンだった。
 シュッと刻まれたクレヴァスから、ちょこんとピンクの肉ヒダが顔を出している。
 その肉ヒダから、勢いよくおしっこが噴き出してきていた。

「ふぁぁあ……。おしっこ、気持ちいぃ……!」

 シュイイイイイイイイイイイイイ!

 女の子の尿道は、太く、短い。
 その尿道から噴き出してくるおしっこは、少女のものとは思えないほどに勢いがよく、逞しかった。

「ふっ、ふぅぅっ!」

 ぶるるっ!
 プッシュゥゥゥゥゥ!

 大きな身震いをして、最後の一飛沫を噴き出す。
 咲姫の放尿は、あっという間に終わった。

「おまた、拭かないと」

 つるんとしたおまたは、未だ残尿を滴らせて濡れている。
 咲姫はトイレットペーパーを取ると、優しくおしっこを拭い取っていった。

「……んっ」

 おまたを拭いたら、再びショーツを上げて穿く。
 おしっこに濡れたショーツはおまたに食い込んできて気持ち悪かったけど……すぐに慣れてしまうはずだ。
 いつも咲姫は、軽失禁に濡れたショーツを穿いているのだから……。


穢された白雪2につづく!


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