おもらしな快楽3
いつもあたたかいご支援ありがとうございます!
今回はトイレに駆け込むも……という小説です!
楽しんでもらえたら嬉しいです!
√2 学校で我慢の果てに……セウト!
(はぁ……、刺激のない毎日……)
初夏の抜けるような青空に、たった一つだけ浮かんだ綿雲を見つけ、雫は憂鬱げなため息を漏らしてしまう。
歩いているのはいつもの代わり映えのしない閑静な住宅街を抜けていく通学路。
学校までは歩いて大体20分くらいかかる。
(おもらしショーツ穿いてるのに、最近全然熱くなれない……。慣れって怖い。あたし、変態なのかな)
最初のころはおもらしショーツを穿いているとバレたらどうしよう、どうなってしまうんだろうとドキドキして、色々と妄想してしまって、教室につくころにはショーツをぐしょ濡れのヌルヌルにさせていたものだ。
だけどいまではそういうことは無くなった。
(あのころの純粋だったころのあたしに戻りたい……)
それを言ったら、おねしょしたショーツを穿いて登校しようだなんて思いつく時点で純粋じゃないし。
むしろ変態だし。
しかも今となっては、いつもおもらしショーツを穿いて登校してきている。
ちゃんと匂いがしないように消臭スプレーを持ち歩いているし、スカートのお尻に染みができていないか、しっかり注意しながら。
(もう、すっかり慣れちゃったなぁ)
いつもおもらしショーツがおまたに食い込んできていると、だんだんとその刺激に慣れてきてしまって、なんというか、刺激が足りないような気がしてくる。
(そうだ)
いつもの通学路をぼんやりと登校しながら、雫はハッと閃く。
思わず立ち止まりそうになるけど、そこは我慢して。
しかし脳内ではすでに次なるエッチなことを妄想している。
それは……。
(学校でおもらし……してみる? でも、そんなことしたら気づかれちゃうかもしれないし……!)
歩きながら、頬が熱くなるのを感じる。
こうなってしまうと火がついた女体は収まってはくれない。
(やだ。なんでドキドキしてるの?)
学校でおもらしするところを想像しただけで、トクン、胸が高鳴って、落ち着いてきたはずの秘筋がじゅわりと熱くなってくる。
(ぱんつのなか、熱くなってきてる)
そんなことを考えながら、いつものように校門をくぐって昇降口で上履きに履きかえる。
ショーツが見えないように、しっかりと気を遣いながら。
☆
(うぅ~、おまた、むらむらする)
雫が人知れず眉をしかめてしまったのは昼休みの教室でのことだった。
ちょっとお行儀が悪いけど、本を読みながら購買部で買ってきた菓子パンを無心に咀嚼する。
だけどいつもならすぐに読書に集中できるはずなのに、雫の意識はぱんつにばかり集中していた。
(もぅ、クロッチ……お尻までヌルヌルだよ……)
もぞもぞと、やや肉の乗りすぎた太ももを擦り合わせる。
するとクロッチの裏側に、ネバッとした糸が張る、気持ち悪い感触がした。
一度昂ぶった女体は、どんなに平静を装おうとしても、ショーツを淫靡な汁で汚してしまう。
(エッチなこと、頭から離れないし!)
諸悪の根源は、朝にふと思いついてしまったアイディア。
学校でおもらしをしたら、どうなってしまうのだろう?
どんなに気持ちいいことだろう?
そのことがずっと頭から離れずに昼休みになり、いまや雫のショーツはおもらしをしたかのように愛液でヌルヌルになっていた。
「ふぅ」
雫は誰にも悟られない小さな、しかし熱い吐息を漏らすと、パタンと文庫本を閉じる。
そしてヌルとしたショーツに顔をしかめながらも立ち上がると、トイレへと向かうのだった。
☆
「うわぁ。ぱんつの裏側、発酵してるし」
女子トイレの個室でショーツを降ろす。
すると露わになったクロッチの裏側は、愛液や少女の汚れで茶色く発酵していた。
それは栗きんとんの残りかすによく似ていた。
モワァ……。
ショーツのなかから立ち昇ってきたのは、おしっこと汗、そして少女の匂いが混じり合った、チーズ系のすっぱい香り。
ゆうべから穿き続けてきたおねしょショーツは、いまにも力尽きそうになっていた。
「でも、まだクロッチの外側にまで染み出してきてないからセーフ……だよ……ね?」
そのクロッチも、何回もおもらし遊びをしてきたせいでかすかに黄ばんで毛玉ができているのだけど。
しかもムチッとした雫のお尻のせいでゴムが伸びている。
「おまた、拭いとこう……」
赤ん坊のようにつるんとしたパイパンは、蒸れ蒸れショーツのせいでかすかに赤らんでいた。
このままではかぶれて痒くなってしまうかもしれない。
「はぁ……」
ふきふき、ふきふき。
おしっこもしてないのにおまたを拭くのは、なんだか虚しくて負けたような気になる。
というかおまたが気になりすぎておしっこをし忘れていた。
「むむむ。せっかく拭いたのに、ここでおしっこをするのは本格的に負けた気がする……」
男の子はちんちんがあるからおしっこをしても拭かなくてもいいらしいけど、女の子はワレメからおしっこが出てくるのだ。
だからおしっこをしたらしっかりと拭いてあげないといけない。
「おしっこを……、するべきか、せざるべきか」
1時間前の休み時間に用を足していたので、そこまで尿意を感じているというわけではない。
これならあと2時限……放課後まで大丈夫だろう。
「おしっこ、我慢しちゃう? してみちゃおうか?」
クロッチを見つめながら、雫は呟く。
ティッシュで拭っている股間がほんの少し熱くなる。
(もしも学校でおもらししたら、どんなに気持ちいいだろう)
キュン!
無毛の縦筋が痙攣し、ピンクの肉のフードを脱いだ肉芽が固く勃起している。
(とりあえず、おしっこは我慢しておいて……。それで、まだ漏らすって決めたわけじゃないしね)
心のなかでそんな言い訳をしながらも、雫はふぅ、熱い吐息を漏らす。
「男子はちんちんが勃起すればそれで済むらしいけど、女はおまたが濡れてきちゃうのがなー」
おかげで雫のショーツのなかはいつも湿度100%だ。
雫は最後の仕上げにとトイレットペーパーを手に取ると、
「……ンッ」
ワレメの深いところまで指を食い込ませてしっかり拭く。
こびりついてくるのは、栗きんとんの残りかすのような汚れ。
「はぁ……。こういうときはちんちんっが欲しくなる……」
くにくに、くにくに。
何回か肉裂を優しく拭き拭き、往復させて綺麗にしておく。
だけどあんまり拭きすぎるとおまたがこすれて痛くなってしまうから、拭きすぎはよくない。
「おまた、綺麗になったけど……ぱんつは……」
クロッチの裏側には、発酵した女子汁がべっとりと貼り付いている。
拭けば、少しは綺麗になるだろうけど――。
「このまま、穿きたい。……無性に」
いつもおねしょショーツを穿いて登校してきている雫は、自らの汚辱されたショーツに興奮してしまっていた。
雫は洋式の便座から立ち上がると、
「……んっ!」
雫はショーツを穿くと、キュンッ、おまたが痺れて、お尻を後ろに突きだしてしまう。
クロッチに、クレヴァスの痙攣が浮き上がった。
☆
(おしっこ、しとくんだったぁぁぁぁぁ!!)
雫が心のなかで絶叫したのは6時限目の理科の授業中のことだった。
だけど後悔してももう遅い。
6時間目の授業はすでに始まって5分が経とうとしている。
教壇では白衣を引っかけた女性教諭が重力に関する説明をしているところだった。
まだ授業は始まったばかり。
このタイミングでトイレに行きたいだなんて言うのは、いくら雫の根底に変態性癖が染みついているとはいえ恥ずかしすぎる。
放課後まで、あと45分――。
ジュワ……。
ジュワワ……。
(あっ、駄目……)
おまたから滲み出す恥水に、クロッチの裏側が生温かくなる。
椅子に座ったままでおもらしをすると、縦筋から漏れ出してきたおしっこは会陰を伝ってお尻へと広がっていく。
放課後まで、40分――。
(こ、これは……! 最初からクライマックスぅ……!!)
じゅもも……、
じゅもももももっ。
キュン! キュン!
おまたが痙攣して、そのたびにおしっこが漏れ出してくる。
もう、なりふり構っていられなかった。
放課後まで残り35分――。
(まさか、授業中にこのフォーメーションをとることになろうとは……!! あたしとしたことが!)
じゅもももももっ。
むぎゅっ。
雫は机の下に左手を忍ばせると、あろうことか授業中だというのに股間を前抑えする。
教壇に立ってる教師からは生徒がこそこそと隠れてスマホをいじっているのが丸見えだったりするらしいが……、いまはそんなことを気にしている場合じゃない。
ここで漏らしたが最後、雫の学園生活が終了する。
あと30分――。
(も、持ち直したか……!?)
前抑えしながら、恥水を溜め込んだ膀胱という名のダムの貯水率を探る。……前抑えしている両手で。
(セ、セーフ……! まだだ、まだ終わらんよ……!)
前抑えしたおかげで、どうやらすぐそこにある危機は去ったようだ。
しかしこれは一時しのぎでしかない。
膀胱に溜まった恥水を放流しなければ、こうしている瞬間にも一滴一滴、おしっこは膀胱に濾過されているのだ。
そのことは雫が一番よく理解している。
放課後まで、あと25分――。
(そうそう簡単に漏れるものではない……!)
じゅわわっ、
じょぼぼぼっ。
「ぁっ、ぁぁっ」
スカートの上から前抑えしていても感じる、滲みだしてくる生温かい恥水。
早くも、前抑えでも凌ぎきれなくなっている。
あと20分――。
(で、でも……。まだ諦めたわけでは……っ)
じゅわわっ、
じゅわわわわっ。
ジワジワと、しかし確実におもらししながらも、雫はまだ諦めてはいなかった。
むしろ、濡れた股間は熱くヌメッていた。
15分――。
(曰く、おしっこを限界まで我慢してから放出すると、その快感は男子の射精に近いものになると云う……!)
以前、射精に興味があって調べたときに得た知識。
つまりこの状況は、考えようによっては射精のお預けを受けている……焦らしプレイとも言える!
残り10分……!
(溜まってる! あたしの膀胱に! ザーメンが! なみなみと溜まっているぅぅ!)
決壊寸前の尿道がキュンキュンと痙攣し、もうこの左手を離したが最後、山吹色の波紋がオーバードライブするに違いなかった。
あと、5分……!
(燃え尽きるほどヒートぉぉぉぉぉ……!!)
楽しんでもらえていたら嬉しいです!
この小説は、同人誌『おもらしな快楽』として発表しています。
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