レモネードオアシス 2022/10/12 14:28

おもらしな快楽4

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トイレに駆け込むも、ショーツを降ろせずに大決壊!


目次

おもらしな快楽(カテゴリー)

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 じゅももっ、
  じゅわわわわっ!

(まだだ、まだ慌てる時間じゃない。左手は添えるだけ、左手は添えるだけ……!)

 じゅわわっ、
  ジワワワワ……。

 この黄金の左手を股間から離した瞬間、大決壊してしまうことは間違いなかった。
 しかしゴールはもうすぐそこまできている。
 あと3分。
 180秒を乗り越えることができれば勝ちが確定するのだ。

(こ、こういうときは素数を数えて心を落ち着けるんだ……!! 1,3,5,7,11……って、1って素数だったっけ!?)

 そんなことを考えながらも授業は締めに差しかかり、次の授業までの宿題コーナーになり――。
 ――だが。

「あー、そうそう。ちょっとキリが悪いから、やっぱりもう少しだけ進めておくか」

 無情にも告げられる延長戦の宣言。
 理科の女性教諭は再び教科書を開くと、黒板にカツカツとチョークを走らせて公式を書いていく。

(ロ、ロスタイム……!)

 この瞬間、雫はこの世の終わりを目の当たりにしたかのような表情を浮かべていたに違いなかった。
 瞳孔が開き、過呼吸に陥りそうになる。
 全身の毛穴という毛穴から汗が噴き出してきて、意識が真っ白になる。

(み、見える……! あたしにも……見えるぞ! 刻の涙が……見える!)

 しゅいいいい……。
  しゅわわわわわわわ……。

「も、もう……だめぇ……」

 左手から、フッと力が抜けると、ショーツのなかに取り返しのつかない温もりが広がっていく。
 クロッチの裏側におしっこが弾けて、パンパンに張っていた膀胱が楽になってしまい――

「次の授業では、この公式を使って問題を解いていくから、しっかりとノートにとっておくように。それでは今日はここまで!」

 女性教諭が言い終えるや否や。
 ガタッ! 雫は勢いよく席を立ち上がっていた。
 もはや前抑えをしていなければ、恐るべき尿圧を抑え込むことができなくなっている。
 だけどいまはそんなことを気にしている余裕さえもない。

「あっ、う! うぅー!」

 ジュワワ……。
 しゅいいいいいい……

 なんとか立ち上がるも、パンパンに張った膀胱のせいで背筋を伸ばして立つことができなくなっている。
 それでも雫は他の生徒に前抑えしていると悟られないように、前屈みになって教室の机のあいだをすり抜けて、廊下に。

「も、もう我慢できない……!!」

 じゅもももも!
  ぷしゅっ、しゅわわわっ!

 廊下に出ただけで気が抜けてしまったとでもいうのだろうか?
 かなりの量をショーツのなかへと放ってしまう。
 力尽きたクロッチからおしっこが滲み出してきて、太ももを伝い落ちていく感触。
 フッと意識が遠のく。

「あぁ……。もう、ゴールしても、いいよね……?」

 しゅわわわわ……。
  しゅいいいいいいい……。

 廊下に出ると、そこはすでに放課後のざわついたいつもの風景が流れていた。
 そんななかショーツのなかにレモネードが弾け、楽になろうとしている。
 ここで漏らしたが最後、教室でおもらししたときの比ではない。
 少なくとも他のクラス……、更には学園中におもらししたことが知れ渡ってしまうことだろう。

「安○先生……、バスケがしたいんです!」

 じゅもももももももも……。

 もはや、おもらししながら歩いているのか?
 それとも歩きなから漏らしているのか雫にも分からなくなっている。
 ただ、たしかに分かること。
 それはここで諦めたが最後、試合終了で、更には人生終了のお知らせであることだ。
 尊敬できる先生も言っていたではないか。

「諦めたら、そこで試合終了ですよ……っ」

 ぽた……、ぽたた……。

 リノリウムの廊下に、おしっこの足跡を残しながらも、雫はなんとか下校中の生徒たちの合間を縫って女子トイレへと辿り着くことができた。
 ピンクのタイルは女子トイレの証。
 いくつかの個室は使用中らしいけど、一番奥の個室のドアは開いている。
 ここまでくれば、あともう一息だ。

「はっ、はうう!」

 じょぼぼぼぼぼぼぼぼぼ!

 女子トイレに踏み込んだ瞬間、ほんのりと感じるアンモニア臭に身体が勝手に反応してしまったとでもいうのだろうか?
 ごまかしようもない量を漏らしてしまう。

 じゅわり……。

 前抑えしているスカートから生温かい恥水が滲みだしてくると、ぽたぽたとトイレの石床へと落ちていく。

「あっ! ひっ! ひああ!」

 しゅいいいいいいいいいいい……。
  しゅわわわわわわわわわわわわ……。

 もう前抑えをしていても漏れ出してきてしまう。
 それにトイレに駆け込むためには鍵を閉めなくてはいけないのだ。
 そのときに股間から片手を離さなくてはならない。
 だけどもう片手とか両手とか言ってられる状況でもなかった。

「もう、我慢できない……!」

 じょぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ!
  ぷっしゅいいいいいいいいいい!

 おもらししながらも雫は個室へと駆け込むと扉を閉める。
 それと同時に鍵を閉めれば、もうそこは雫と洋式トイレの二人だけの世界だ。
 鍵を閉めた雫はスカートを翻すと、ドスンッ、大きな音を立ててトイレの便座に腰掛けた。
 その直後。

 プッシャアアアアアアアアアアアアア!

「はぁ~~~~~~~~!」

 雫は、至福のため息とともに、勢いよくおしっこを噴射していた。

「間に合ったぁぁぁぁぁぁ!! でっ、出る! おしっこ……、止まらな……! あっ、ひん!」

 プッシュウウウウウウウウウウウウウ!

 短くも太い少女の尿道からおしっこが噴き出してくると、ふんわりとしたアンモニア臭が立ち昇ってくる。

 ぽた、ぽたた……。

 しかし凄まじいまでのおしっこの勢いとは裏腹に、水音はどこか控えめでくぐもっていて、しかも大きな水滴となってトイレの水面へと落ちている。
 そう……。
 雫は、ショーツを降ろすことさえもできずに、トイレで失禁してしまっていたのだ。

「ぱんつのなかっ、熱くて……! おまたに弾けてきて……! んっ、ふぁあああ!」

 ぷっしゃあ!
  ぷっしゃああああ!
 ぷっしゃああああああああああ!

 我慢していたおしっこを一気に噴出した快楽に、おまたが痙攣し、そのたびにおしっこが信じられないほどの勢いで噴き出してくる。
 それは女子として、いままで味わったことのない開放感であり、快楽だった。

「で、出る……! ふっ、ふぅぅぅ! で、射精(で)……る!!」

 ビュク! ビュクク!
  じゅもももももっ、じゅももっ!

 おしっこに混じって、やや白濁した汁がショーツから滲み出してくる。
 失禁と同時に、雫はたしかに絶頂していた。
 股間から溢れ出してきているのは潮なのか?
 愛液なのか?
 それとも本気で逝ったときに溢れ出してくる本気汁なのか?
 それはショーツを穿いているから分からない。
 ただ、ショーツのなかでは快楽が渦巻き、弾けている。

「あっ、ぐっ、ぐぅ!」

 ガクンッ、ガクンッ!
 腰が勝手に前後にスライドするように暴れ回る。
 処女なのに、ザーメンを搾り取ろうと腰が痙攣しているのだ。

「おっ、おおぉっ! お尻が、勝手に震えて……! あっ! あああっ! ああん!」

 ジョボボボボボボボボボ!
  じゅもももももももももも!

 痙攣しながらも、我慢に我慢を重ねていたおしっこが噴き出してきてはクロッチの裏側に弾ける。
 もしもショーツを穿いていなければ、おしっこが目の前にある個室のドアに噴きつけられていたことだろう。

「おっ、おしっこぉ……! 気持ちいいのっ、止まらな……んっ、はぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 ぷっっっっ!
  しゃああああああああああ!

 視界が真っ白になる。
 女としての本能が、五感のすべてを子宮に総動員して痙攣し、クレヴァスから汁という汁を噴出していった。

「はぁ……っ、はぁ……っ、はぁぁ……!」

 しゅいいいいいいいいいいい……。

 すべての痙攣が収まったころ。
 火照った頬を弛緩させた雫は、同じように緩みきった尿道から残尿を垂れ流しにしていた。
 ショーツに染みこんだおしっこは、お尻を愛撫してくれる生温かい手のようでもある。

「す、凄かった……」

 しゅわわわわわわわわ……。

 ピクンッ! ピククッ!
 残尿を漏らしながらも、桃色に染まった太ももが痙攣する。
 太ももが痙攣しているということは、ショーツのなかのクレヴァスも、そして膣壁も痙攣しているということだ。

 軟体生物のように、熱く蠢いている膣壁――。
 その深奥から、ドロッとした白濁汁が溢れ出してくると、クロッチの裏側に溜まっていった。

「学校なのに……、こんなにエッチな子宮のムーブが……、止まらなくなってるよ……」

 女の子は、1回だけでは我慢できない。
 男は1発出せば満足できるけど、女の子は精液を吸い取らなくてはいけないから、絶頂が長く続くようにできているのだ。

「触りたい――」

 呟きながら、ショーツのなかに手を入れかけ……、しかし思いとどまる。
 ここは学校なのだ。
 これ以上エッチなことをするわけにはいかない。
 今日のところはここで我慢しておかなければ。

「はぁ……、はぁぁ……、す、凄かった……」

 学校でおもらしするのって、こんなに気持ちよくてドキドキするものだなんて。
 落ち着いてくると、サーッと、心地いいノイズが聞こえてくる。
 絶頂したあとの、心地いいノイズ。
 寄せては返す、波のような。

「学校でおもらしするのって、こんなに気持ちよかったんだ」

 しゅいいいい……。

 最後の一滴まで、快楽を堪能するかのように漏らし、はふう、至福の吐息を一つ。
 それから更に5分くらいはぼんやりとしていたと思う。
 熱かったショーツ……お尻の部分が冷たくなってきて、ふと現実に引き戻されたのだった。

「気持ちよかったぁ……」

 雫は洋式の便座から立ち上がるとスカートの裾を正す。
 ショーツを脱いだほうが良いのは分かっている。
 だけどいまここでショーツを綺麗に洗って、おまたを綺麗に拭いたとしても家に帰るころにはショーツがヌルヌルになっているに違いない。

「クロッチ、まだ熱いや。イケナイこと、しちゃってるんだ」

 クロッチの裏側に背徳的な熱を宿しながら、雫はトイレの個室をあとにする。
 そして何食わぬ顔で何食わぬ顔で教室に戻るとカバンを回収して、いつものように下校風景へと溶け込んでいく。

(今日はショーツを汚しちゃった女子、他に何人いるのかなー)

 ふと、そんなことを考えてしまって、雫は下校中の他の女子たちのスカートの裾を気にしてしまう。
 
(――まさか、いるわけない、か)

 雫が一笑に伏したそのとき、初夏の風がいたずらっぽく内股をくすぐっていった。


おもらしな快楽5につづく!

楽しんでもらえていたら嬉しいです!

この小説は、同人誌『おもらしな快楽』として発表しています。
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