妹は甘えんぼ5
いつも温かいご支援ありがとうございます。
大寒波が来ているらしいですね。
皆様も体調にはお気をつけください。
さて、今日は月曜日なので同人誌の期間の更新です。
楽しんで貰えたら嬉しいです。
兄にはオナニーをせずに精液を全部欲しいとおねだりしておきながら、絵馬自身はあろうことか学校で角(かく)オナをしようとしている。
なんとはしたなく、エッチな子なんだろう。
自分でもイヤになってしまうが――、
しかし、発情して燃え上がった思春期の身体は、絵馬の意識などお構いなしに股間を蒸し上げていく。
「お兄ちゃん、ごめんなさい……。絵馬はエッチな女の子です……。学校でオナニーしちゃいます……。机の角に、擦りつけて……あ、あひ!」
グジュ……。
おむつの股間の部分を机の角に当てると、湿った音が潰れる。
絵馬の熱っぽい吐息が、誰もいない教室に妙に大きく響いた。
「がに股になって……。ううっ、エッチになってるよお……っ。こんなことしちゃいけないのにっ。……んっ、んんんっ」
グジュ、グジュジュ……。
がに股になって下品に、しかしジワリジワリと、机の角が当たっている股間へと体重をかけていく。これ以上クリトリスを潰したら痛くなる、そのギリギリのところでフッと力を抜くと、蜜壺に溜まっていた愛液がドプッと溢れ出してきた。
「休み時間は10分……。早く済ませないと」
もはやオナニーをやめておくという選択肢は、絵馬のなかで消えている。
もしもこのまま体育の授業に出たら、ショーツがおまたに食い込んだだけで腰を抜かしてしまいそうだった。
「んっ、はっ、はぁっ、はぁぁっ! んんん!」
ぐじゅ、じゅ、じゅ、じゅじゅじゅっ。
控えめだった腰の動きはやがて大胆に、そしてリズミカルに。
腰を前後させて、クリトリスを押し潰すようにして快楽を貪ろうとする。
「こんなことしちゃ、ダメなのに……! 次は体育の授業なのにっ。ブルマ、ヌルヌルにさせちゃうなんて……!」
「くっ、くうう!」
ガクンッ! ガックン!
股間を押しつけてる机が暴れ回るほどに痙攣すると、絵馬は絶頂へと一気に昇り詰めていた。
時間にして一分ほどしか経っていない。
しかし若い身体は一瞬にして昇り詰め、
「あっ、ひっ、ひいっ! 腰……、止まらない……! ふっ、ふう! ふうう!」
机に突っ伏して、必死になって呼吸を整えようとする。
女豹のように突き出されたお尻がガクッ、ガクッ! と痙攣し、短い丈のスカートが捲れ上がらんばかりに踊る。
「あっ! あっ! くっ、くうう~~~っ!」
歯を食いしばって嬌声を抑え、しかし下の口はガバガバだ。
ドロリッ、濃厚な本気汁が溢れ出してくると、クロッチの裏側へと染みこんでいき、きっとブルマからも滲み出していることだろう。
だけどその熱い迸りを、絵馬には止めることができない。
「うっ、ぐっ、ぐううう! あん! あん! ああん!」
ガクッ、ガクッ、ガククッ!
華奢な身体が、腰の部分だけバネ仕掛けの人形になったかのように痙攣し、そのたびに甘ったるい香りがおむつから放たれていった。
だが。
その痙攣が少しずつ収まってきたときのことだった。
ぞくっ、ぞくぞくっ。
蕩けそうになっている腰に突如として込み上げてきた寒気。
その正体は……、間違うはずもない。
尿意だった。
「やだ。おしっこしたくなってきちゃった」
机の角から股間を離そうとするも、未だ絶頂のなかにいる女体の痙攣は収まってはくれない。
男は精液を出せば絶頂感が収まってくれるみたいだけど、女は精液を最後の一滴までも受け取って、少しでも妊娠の確率を上げるようにと本能に刻み込まれているのだ。
一度達してしまうと、膣と一緒に腰が収まらなくなってしまう。
「ちょっ、む、むりぃっ。まだ、こ、腰が……砕けて、りゅっ」
今、机の角から股間を離してしまえば、そのまま失禁してしまいそうだった。
それどころか股間の支えを失ってしまえば、腰を抜かしてその場に腰を抜かしてしまうに違いなかった。
なんとか胎内を吹き荒れる暴風雨のような絶頂を堪えて、それからトイレに――。
だけどそれさえも、今の絵馬には難しかった。
「あっ、あぁぁ……っ。漏れちゃう……漏れ、りゅ……っ」
寒気にも似た感覚にブルリと身体を震わせながら、呟く。
官能にゆるみきったおまたは、おしっこを我慢するにはあまりにも不便な形をしている。
「だめ。次の授業、体育なのに……ブルマとショーツ、だめにしちゃうのに……!」
口ではダメだと言いながらも、しかし頭の片隅ではこう考えているのだ。
もしもここでおもらしをしたら、どんなに気持ちいいだろうか?
もしもおもらしショーツで体育に出たらどうなるんだろう?
もしもバレてしまったら大変なことになる。
だけど幸いなことに紺色のブルマは、たとえぐしょ濡れになっていても……中のショーツが蒸れ返っていたとしても、見た目だけはほとんど変わらない。
(おしっこしたら、気持ちいーだろうなぁ……)
そんなことを考えてしまって、フッと意識が遠のく。
その直後だった。
愛液で熱くヌメッていた股間に、ジンワリと生温かい感触が広がっていく。
じわじわ、じわじわ、と。
「漏れちゃう。漏れちゃう。漏れちゃうの……? あっ、ダメ、なのに……」
じわじわ、じゅわわわっ。
取り返しのつかない温もりがクロッチの裏側に広がっていき、やがてブルマへと染みこんでいき――。
(ああ、もうこれでおもらしブルマになっちゃったんだ……。体育、みんなにバレないようにちょっと離れてないとなぁ……)
どこか他人事のように。
そんなことを考えながらも、取り返しのつかない温もりが広がっていって、おしっこの勢いも強くなっていって。
(ダメなのに……。おしっこ、きもちいーの……。はふう……。ぱんつの中が温かくて、ヌルヌルで……)
「はふぅっ」
しゅいいいいいいいい……。
ついに絵馬はおしっこを漏らし始めてしまう。
ここで無理にトイレに行こうとしても、トイレに辿り着くことさえもできずに腰を抜かしてしまうのだ。
それならば、ここで力を抜いて楽になってしまったほうがいいじゃないか。
「あっ、あっ、あっ、あっ、ひっ、ひぃんっ。おもらし、しちゃダメなのに……。きもちいーよぉー……あっ、ひっぐ!」
この小説は、同人誌『妹は甘えんぼ』として発表しています。
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