BakinでQTEの作り方【ざっくり解説】
さて今日はRPGBakinでQTEを作っていきます。
QTEって?
クイックタイムイベント(Quick time event)の略で、画面上に表示されたキーを時間内に入力するやつですね。
とりあえず出来たのがコレ。
QTEの流れ
QTEの流れですが、
1・画面上に入力キーをランダムで表示する。
↓
2・タイマーが起動する。
↓
3・左から正解のキーを入力していく。
↓
4・キー入力を間違えたら失敗。
↓
5・時間内に出来なければ失敗。
↓
7・すべての入力に成功したらQTEクリア
となります。
特定のマップだけ、というならマップのイベントでかまいませんが、今回QTEはコモンイベントで制作します。
作ったイベントの一覧がこちら
正解の決定と表示
今回は「4方向キー」×「7」のQTEを作っていきます。
まずは正解を変数でランダムに決定させます。
変数名はなんでもよいです。
今回は「右=0」「上=1」「左=2」「下=3」としてます。
次にランダムで決まった数字に対応した矢印の画像を表示させます。
これを7通り作ります。
これで正解と正解の表示が出来ました。
キー入力の定義
キー入力4方向の入力情報を格納する変数を作ります。
成否の判定
ひとつめのQTE、方向キー右の処理から作ります。
失敗処理の方がシンプルなので、先にそちらから作りましょう。
失敗処理
変数が1(正解は上)だったけど右を押した間違いパターンです。
キー入力の変数ですが
0:ボタンを押していない状態
1:ボタンを押し続けている状態
-1:ボタンを離した状態
となっております。右が入力されたので、失敗イベントが呼び出されてます。
失敗イベントの中身です。
なんかごちゃごちゃしてますが、
使った画像とフラグ消して「失敗」を表示させてます。
躓いたポイントとして、キー入力判定が並列で残ってしまうとQTEがバグりやすいので「連続入力すんな!!!」っていうのをしつこく入れてます。。。
これを正解以外の3通り作ります。
成功処理
次に正解パターンです。
成功処理と連続入力回避処理、そして次のキー入力へのフラグ処理をしてます。
これを方向キー4パターン、そして入力数7パターン作って完成です。
タイマー
あ、タイマー忘れてました。
QTEがはじまったら並列で指定時間ウェイトして失敗判定だけです。
味気ないので後々画像やスプライトとかで派手にしたいですね。
時間を短くする、最初の変数を増やしたり、矢印の数を増やしたり、表示する矢印の画像を動かしたり、変えたりすると難易度を色々いじれると思います。
まだまだ改良点はありそうですが、ひとまず大きな問題もなく動くのでオッケーとします。