再提出
契約内容を読み直して、色々不備があったので、
書き直しました。
冒頭エロにおいて、
もっとも重要な内容になるかなと思っていますので、
物語が破綻していないかを、
色々考えました。
黄色マーカーにした箇所がより重要な箇所となります。
これだけだとなんのこっちゃとなるので、
説明していきます。
まず二人の目的について、建前と本音に分けます。
シエリ(隊長)側の目的は、
建前としては魔王城から5人の解放
本音では、部下4人の生存
私情としては、特にモナリコを優先したい
ドーラ(モヒカン)側の目的は、
建前としては、1人奴○、4人戦奴○
これは魔王から提示された最低条件となります。
本音としては、5人を奴○にすること
ドーラは目的を遂行するために、魔王の契約書を用いて、
交渉しようとしますが、
当然シエリとしては魔王軍の奴○になりたくないわけなので、
契約書に契約すること自体を拒否します。
ドーラとしては、シエリが一週間かけて構築した魔法空間の中で籠城されると、
手も足も出ない事は目に見えていたため、
奴○契約はいったん保留とし、
まずはシエリを部屋から追い出したいと考えます。
そこで思いついたのがシエリに大きなメリットのあるバトルとなります。
別の場所でバトルをしようともちかけます。
しかし、これもシエリは拒否します。
理由は、シエリにとって今いる部屋が一番安全だからということと、
そもそも魔王軍が信用できないからです。
ここで話が平行線となりますが、
シエリは部下がドーラの配下によって、
劣勢状態になっていることを魔法通信の有無で知る。
ドーラは当然そのカードをもって再度交渉しようと試みますが、
シエリは拒否する(部下が死のうが私にとってはどうでもよい的なハッタリをいれます)
シエリが考えていた脱出タイミングは、
重体だったモナリコが目覚めてからとしていましたが、
すぐに駆けつけないといけないほど、状況が切迫したとき。
魔王軍からサポーターが現れます。
シエリ、ドーラともに面識がなく、
サポーターは自身についてはこう告げます。
魔王様からの指示によりドーラ様をサポートするために、
馳せ参じました。
私の目的はシエリ様、ドーラ様の交渉を円滑にすることであり、
中立の立場で話をさせて頂ければと考えております。
当然シエリはサポーターを警戒するが、
明らかに自分からみて格下の相手であり、
歳もかなり若く、
ドーラの様子も鑑みた所、
一旦話を聞くこととなる。
まずはシエリが疑問に抱いていたことでもある、
「魔王の契約書は本当に書いたことが実現するのか」を、
サポーターが自身の体で実演することで解消する。
また、サポーターは今シエリが置かれている状況は、
思いのほか最悪であると例を用いて説明する。
例えば、今ここでシエリが自身を含めた全員を皆殺しにした場合どうなるか。
サポーターは自身がみてきた魔王軍の残虐性をシエルに説明する。
その上でシエリとドーラの目的を再度聞き取りした結果、
サポーターは2段階契約をシエリに推奨する。
それが、契約書の3、4に当たる内容になります。
1段階目で同意のルールのもとで戦闘するかどうかを契約する。
2段階目の契約内容は、
1段階目の勝利した側の要求内容が選択されるが、
1段階目の勝敗が着いた後であっても、
2段階目の契約が成立していなかった場合は、契約破棄することが可能。
この契約形態はシエリ側にとってかなり有利な内容となります。
例えば、1段階目でわざと負けを宣言したあとに、
2段階目の契約を破棄してそのまま合流した5人が逃走すると言う、
乱暴なやり方が可能となります。
ただし、契約書はドーラが携帯することとなるので、
ドーラから契約書を奪わないといけません。
私から見たらこれが多分シエリ側が選択できる
最良の手だったと思いますが、結果的にシエリは別の選択をします。
この2段階契約はドーラにも大きなメリットがあり、
まずは、当初の目的シエリを魔法部屋から追い出すことができるということ。
1段階目の時点でドーラが勝利し、
2段階目の契約が成立していない場合、
ドーラ自身が契約破棄をすれば、
5人全員を奴○に出来る可能性が出てきます。
その場合は、ドーラが契約書の効力なしで5人を屈服させないといけません。
まあ、半落ち状態で書き直した契約書に、
自分だけが有利になるような要求事項を書き、
相手にサインさせることは可能ですね。(恐ろしいことになりますが)
それぞれの思惑が錯綜しますが、
ともあれ2段階契約であれば、
シエリは契約してもいいと言う流れになったわけです。
ちなみに書き忘れがありましたので、後で追加しますが、
魔王の契約書による2重契約は仕様上不可となります。
2重契約と言うのは1枚目の契約期間内で2枚目の契約書を使い、
別の契約をすることを指します。
(これが可能になるとかなり複雑化し、
物語が破綻すると思いましたので、やりません)
契約内容8も結構重要です。
理由は、当初ドーラ側は人数制限なしにして、
物量で攻める作戦を想定していましたがそれをつぶす為。
また、シエリが部下を引き連れて円滑に逃走を試みる為でもあります。
⇒なぜ5対5のバトル形式にしたのかをトリテが疑問に思っていましたが、
ここまでやりとりがわからなければ、
答えに辿り着かないかと思っています。
ここの提案を「必ずバトル対象者が提示した5人でないといけない」
としてもよかったのですが、
そうすると先ほどのシエリのハッタリが嘘だとばれる可能性が浮上し、
部下を人質に取られる可能性も出てくるので、
「5人まで」としています。
シエリとしては1人でも5人でもどちらでもよいと、
相手に匂わせておきたかったと言う事となります。
契約9については、
ドーラからすればシエリを部屋から追い出すことを最優先としている為、
場所指定は必須だったと言う事で、
リスクはあるが先行契約する事を条件に、
この要求事項でバトル場所を指定する権利を得ました。
契約11、15については、
ドーラがシエリを罠に嵌める為に必要な要求事項となります。
⇒結果的にバトルフェイズとしては、
9、11、15が是非を問わず2人の勝敗を大きく決めた箇所となります
契約18、19ですが
シエリにとってもドーラにとっても公平になるように、
サポーターが明示的に要求事項に組み込みましたが
サポーターはシエリの真の目的(魔王の契約書のバグ利用)に、
気づきつつあった場面でもあります。
ついでにここで書いておきますが、
とある手順を踏むと魔王の契約書にバグが発生し、
契約書内容に記載されている全対象者に、
いかなる手出しができなくなります。
なぜシエリがそのことを知っていたのかについては、
お披露目中にもしくはお披露目中の回想シーンで
明かす予定です。
以下は2段階目契約の内容について
2段階目契約の契約1について
シエリとしては本当に避けたい要求事項でありましたが、
2段階目契約であればまだ助かる可能性がある為、
交渉決裂するよりは良いと判断し、
同意することになりました。
9について
シエリとしては生き残る事が先決としつつも、
自死による救いも念頭に置いていたが、
結果的にドーラに逃げ道をつぶされた要求事項となります。
11について
シエリは少しでも部下が不自由にならないように考え
魔法の使用権を要求したが、
代償としてドーラ側のダメ押しの要求事項を、
同意させられるはめになります。
⇒実質ここでシエリ側は詰み状態となる
※真の詰み状態をお披露目の場面にて認識することとなります。
13について
奴○契約におけるシエリの最後の一手となります。
この一手により、シエリの部下は守られる事が確定します。
この一手に関連し、お披露目の終盤で事態が一変します。
以上です。
頭使いすぎて疲れましたw