自作ゲーム紹介（その２）倉庫番

■ゆあの牧場そーこばん♡

あらすじ

今日はゆあちゃんのバイト初日。
大好きな生徒会長(女性)のプレゼントを買う為に、バイト先の牧場に向かったゆあちゃん。彼女を待っていたのは、理不尽とも言える現場の放任主義だった。
『とにかくアニマにエサをやれ。あとは任せた！！』
あまりの不条理に嘆きつつも、ゆあちゃんはアニマ(機械の動物)を押してエサ場に放り込むのだった。

作品紹介

全２４ステージ。プレイ時間：約１時間。
前作アニマ〇との世界観の繋がりアリ。ステージスキップ機能アリ。
運ぶ箱がオリジナルのモンスターになった以外は、オーソドックスな倉庫番です。マップが小さく、運ぶ数も少ない。サクサクプレイしてもらえる事を心掛けました。
作品としてみた場合、オーソドックスとあって僕の作品の中で一番堅実な出来栄えだと思います。

裏話

初作品の成果がいまいちだったにも関わらず、僕のモチベは上がっていた。作品を完成させたという自信が、次に進めと叫んでいたのだ。
次の作品を作るにあたって、僕は３つの指標を立てた。
①短期間で作る。②前作の宣伝を含める。③クリア報告を貰う。以上を踏まえて…倉庫番を作ることに決めた。理由は以下だ。

①倉庫番はRPGのギミックとして定番なので、作り方を把握していた。
②前に作ったドットを流用できるので、違和感なく前作と絡ませられる。
③ステージクリア式のミニゲームはクリア報告を貰いやすい。

と、正にうってつけの題材だった。
ステージを作るにあたって意識したのは２つ。画面をスクロールさせない事と、アニマ(箱)の数を少なくする事。
広いステージに大量の箱だと、パズルを解く楽しみよりも箱を運ぶ面倒さが勝ってしまうと思ったのだ。それに制限がある方が思い切りよく制作が進む。とにかくテンポよく、気持ちよくクリアして貰えるステージを心掛けた。
一気にステージを作り上げ、難易度順に並べた。最初から詰まっていたらプレイを止めてしまうかもしれない。画面に飽きないようにアニマ(箱)の種類も変えたりした。つなぎ合わせて第一段階の完成だ。

次は導入とエンディングだ。
ミニゲームとはいえ、前作の宣伝と考えれば最重要のフェーズとも言える。
主人公は''ゆあちゃん''に決めた。活発な性格で気持ちが良いし、生徒会長や宇宙人等、『気になったら前作をプレイしてね』といった要素も絡ませやすいと思ったからだ。
エンディングはすこし唐突な気もしたが…気の抜けた感じが彼女の性格にも合っていたと思う。とにかく味があるとしておく。

遂に完成した！
――と思ったが、あと１つ重要な要素が抜けていた。そう『タイトル』だ。
前作は失敗したので、今回は挽回したい。ぱっと思いついたのは『アニマ牧場・倉庫番』だ。なんてこった。これじゃ前回と同じだ。
僕は頭を悩ませた。
キャッチ―さは欲しいが、解りやすさも欲しい。そうなると『倉庫番』は外せない。
だがそうなると面白みがない。僕は悩み悩んだ。
――そして天啓が降りた。''エロ''を使おう。
僕は経験上、最後に♡を付けるだけでエッチな感じになる事を知っていた。平仮名にするのも同様だ。『そうこばん♡』なんかエッチだ。『そーこばん♡』自分は天才かと思った。
そしてできたのが『ゆあの牧場そーこばん♡』だ。
魅惑な響きで見た者はクリックせざるを得ないだろう。全くエロくないじゃねーかと気づいた時にはクリアしている。このゲームに隙はなかった。
最後に紹介文に『最後は難しいよ。全部解けたらスゴイ！』と入れておく。これでクリアしたプレイヤーはクリア画面を上げてくれるだろう。実際に最後のステージは難しい。

そして結果は…成功だ。アニマ〇よりも倍以上の初速。何より配信して１時間足らずでクリア報告があった。伸び悩んでいた前作のプレイ数も少し増えた気もした。
先の話になるが、前の記事で書いた''アニマ〇''の感想・プレイ動画をくれた人はそーこばんからのプレイヤーである。
いまでは両方のプレイ数は横並びだ。アニマ〇は１回アプデしたから、それもあるかもしれない。でもそのアプデは''そーこばん''を作ったからこそ貰えた感想が切っ掛けになったという事を記しておく。

制作期間は１週間程でこの成果。僕はスピードが武器になるという事を身をもって知った。
ここからしばらく、僕は5chの''ゲームJam''に参加する事になる。
次は『３日ジャム＿ブロック崩し』です。それではまた！

ゲームの場所

『ゆあの牧場そーこばん♡』はplicy↓でプレイする事ができます。
https://plicy.net/GamePlay/160426

フォロワーさん限定ですが、DL版も置いておきます。前回の記事では記入し忘れていましたが、windows版となります。ご容赦ください。