つぶやき小説第2話「38℃→33℃」

つぶやき小説第2話「38℃→33℃」
た:ふぅう…体ぽかぽかだよォ…❤
風呂:よーくあったまったからね、暖かいうちにねんねしなよ。
た:ありがとう、お風呂さん!
た:よーしぽかぽかで気持ちいいし冷める前に寝ちゃおうっと!お布団さーん!
布団:あらあらお疲れ様ねぇ。もう寝るの?
た:うん、暖かいうちに早く寝ないと!
布団:だ〜め。
た:え…冷めちゃうと風邪ひいちゃうよぉ
布団:うふふ…今お風呂から出たばかりでたかちゃんの体温はおよそ38℃もあるのよ。
た:そんなに!?
布団:寝る時にわたし(布団)の中の適温は33℃ぐらい…それに少し冷たいぐらいの体温が寝付きにちょうどいいのよ。だから温めたミルクや白湯を飲んで少し時間を置いてから寝ましょうね❤
た:わかったよ!ありがとうお布団さん!
………
た:ふぅ…いいぐらいに熱が冷めて眠たくなってきちゃった…お布団さんもういい?
布団:…ぎゅっ…そうねいい感じだわ。
た:それじゃあおやすみなさーい。……zzz…
布団:………これであの湿っぽい風呂の温度は消えて私(布団)の中の温度だけがこの子に残るのよ…ふふふふふふふふふ…❤

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