緒又しゆう 2024/01/13 02:10

【ケイトさんとモニカちゃん】第1話 ドスケベ村へ電撃来日むち無知褐色美女モニカちゃん

 日本の某県、とある山間。緑に覆われたこの村のアクセスは、たった一本の道路のみ。公共交通機関は、一日に二本の公共バスがやってきて、折り返すだけ。インターネットの地図検索で見ても、この村の名前は表示されない。もっとも、村の名前だとか歴史なんて、私達にとって意味など無い。ただここには小ぢんまりとした、道路と家々と、小さな畑があればいい。それだけでいい、それだけがいい。だからこそこの村は……私達の小さな楽園たりえるのだから♡

「そんじゃあケイトちゃん。今日の家事も終わったんだし……いつものやつ、ヤっとこうかぁ?♡」
「は、はぁ~い♡」

 平日の昼下がり、名もなき村のとある民家で、私は淫らな服を身に着けて腰を揺らしていた。ニヤついた視線を向けるのは、筋肉質な体をした中年男性で、大きく硬く勃起したオチンポを私に見せつけるように扱いている……♡
 私はオチンポを扱く左手薬指に輝く指輪を見て、私の左手もそっと見やった。同じデザインの、シンプルな指輪。

「わ、私は。中井ケイトはぁ~♡ 皆さんのおちんぽ様がなければ生きていけない、ドスケベ淫乱白人雌奴○でぇ~す♡ 義父の彰久さんの妻となってぇ、村の共有便女にさせていただきましたぁ♡ ギンギンに勃起なさったおちんぽ様にぃ、今日もしっかり媚び売ってぇ、黄ばんだザーメン出していただくために、デカパイデカ尻ゆらしていま~す♡」

 金髪を揺らし、白い肌の恵体を震わせながら、私は男性に甘ったれた声を発して語りかけた。私の体を覆うのは、蛍光ブルーのニップレスに前張り。同色のサイハイソックスとロンググローブのみ。暖房の効いた部屋で揺らす体には「ドスケベ白人」「チンポラブ」「チン媚び淫グリッシュ1級」「ザーメン肉壺」と好き放題な落書きがマジックで書かれ、おっぱいには「109/59/98」「M」とスリーサイズにカップ数も描かれてしまっている。
 下品に、淫らに、柔肉を揺らして歩み寄り、ガニ股のオマンコを前へと突き出して、私は語り掛けた。

「彰久さぁん♡ ケイトのっ♡ デカパイマンコ妻のケイトの欲しがりマンコっ♡ いっぱいデカチンポ様でいじめて? 犯して? ファックしてぇ?♡」
「いっつもながらスケベだなぁ、ケイトちゃん。そんなに欲しいか、こいつが」
「ほしぃ、欲しいのぉ♡ もう勃起したオチンポ様みたらぁ、たまらないのぉ♡ 年がら年中、朝起きてから夜寝るまでぇ、オチンポ様のことしか考えられない変態妻がぁ、旦那様の愛するチンポ様ほしがっちゃってダメなのぉ♡」
「ったく、しょうがねえなぁ……そんならケイトちゃんっ、あれやってくれや♡ お得意の淫グリッシュ♡」
「んふふ、彰久さんの頼みなら、喜んで♡」
「他の男でもやってんだろうが、この淫乱売女がっ」
「んっひゅっ♡」

 淫らな言葉の羅列は、見る人が見たら侮辱だろうし、無様なのかもしれない。彰久さんがおっぱいを叩くのだって、暴力として見られるだろう。けれどこの一つ一つは、私から相手への愛であり、相手から私への愛でもある。スイッチがバチンと入るように、私はおまんこからお汁をびゅ~~っと漏らして、語り始めた♡

「ンッンゥ~~ン、プリーズ、ギブミーチンポぉ♡ エロティックヒュージブーブス、ハードファックナ~ゥ♡ ハードチンポ、ファックミープリーッズ♡」
「おうおう、そんなもんかぁ? こないだ村の反対側で叫んでんの聞こえたぜ? もうちょっと気合入れろ、旦那様にはできねえかぁ?」
「んんぅ♡ マイラブチンポぉお、ギブミープリーッズ、ファックミーっ、ファックミーッ♡ ヌレマンコファックミーナ~~~ゥ♡ クァモンクァモンクァモン、マイマンコ、ファックプリーッズ♡ ハリーナ~~~ゥ♡ マンコ・ファック・ナゥ♡ マンコ・ファック・ナゥ♡ ケイトマンコ、ファックプリーズ、ジャパニーズ、ハードチンッポォオオオオオオオオ♡♡♡♡♡♡」

 窓を全開にして、村中に響かせる、私の淫声。それだけでオマンコから汁を飛ばし、私はイってしまった。これが、私の日常。この名もなき小さな村において、どこにでも見られる風景。一切の誇張や謙遜もない。ただ言葉のままに、チンポ無しでは生きられない女が、この村には住んでいる。色情狂の私達にとってこの村は、性欲を満たして生きていくためのささやかな舞台なのだ。きっとこの村に、未来なんて無いのだろう。私が彰久さんと子供を作って……色んな人が天寿を全うして、先細りして消えていくだけの、小さな村。消えゆくろうそくの輝きを、最後のひと時まで激しく楽しむ。ただそれだけのための場所……。そう、ただそれだけの……はずだった。

「ん……? おい、ケイトちゃん」
「はぁ、はぁ~……なん、ですかぁ?♡」
「なんかスマホ、鳴ってねえか?」
「んん……?」

 今まさにおちんぽがぶち込まれようかという間際だ。彰久さんは部屋の隅を指さす。そこには確かに、私のスマホが画面を光らせて震えていた。そのまま無視してもいいのだけれど、ちらりと見えた画面の表示に、私は体を起き上がらせる。

「なんかずーっと鳴ってるしよ、出たほうがいいんじゃねえか?」
「……ごめんなさい。せっかく入れようとしてくれたのに」
「気にすんな。帰ってきたら、もっと激しくヤってやるから。な?」
「……はい♡」

 プレイの上で無理矢理するってことはあるけれど、こういう時に無理に引き止めないのは、この村の男性のいいところだ。私はおっぱいをたぷたぷ揺らしつつ、スマホを拾い上げて画面を見やる。映っているのは「Monica」という文字。私はそれを訝し気に眺めつつ、通話ボタンをタップして耳に当てた。久方ぶりに口にする言葉で、電話の向こうに語りかける。

『どうかしたの、モニカ?』
『あ~! ケイトおば様、久しぶり~♪ 新しい生活はどう?』
『ええ、順調よ。六年ぶり、かしらね? 兄さんは元気?』
『さあ? 元気なんじゃないかしら。私を追い出すくらいにはね』
『追い出す……? その……今日はどうしたの? どうして急に電話なんか』
『私、日本にいるの! 今はおば様のお家に向かっているわ』
『……は……?』
『日本の田舎って初めてだからすっごく楽しみ! 経路は調べてあるから、心配しないで。それじゃあごめん、充電切れそうなの。またね~♪』
『ちょ、ちょっとモニカ? モニカ!?』

 私が何度呼びかけても、電子音が通話切れを知らせるだけだった。

「…………ど、どうしよう……」

 私達の小さな楽園には、新しい風が吹き込もうとしていた。

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