緒又しゆう 2023/07/07 06:00

【催〇わ~るど】ある三剣士の風景

「切り返しィーーーっ!」
「はぁーーーいっ」
「はじめ!」

 私の掛け声に、部員たちは声を返す。甲高い叫びとともに、目の前の相手に斜め45度の角度で交互に面を打つ。前に四回、後ろに四回。それぞれ面打ち後に、一発真正面に面を打てば終了だ。他のスポーツなら最後のメニューが終わったところで膝に手をついたり腰をそらしたりしてリラックスするのだろう。しかし、武道たる剣道であればそうは行かない。たとえ練習が終わったとて、その後にも作法があるのだ。
 全員の切り返しが終わったところを見て、私は声を張り上げた。

「集合ぉー!」
「はい!」

 道場内で整列。それぞれ感覚を開けて並んだところ、私達は膝を抜いてその場で正座した。左足、右足と順に折り、足を後ろに振るようにして袴が膨らまないように座る。

「小手面、取れ!」

 整列した部員たちは、手早く左右の小手を取って並べると、面を取り、頭に巻いた手ぬぐいで顔の汗を拭って、面紐と手ぬぐいをまとめて面の中へとしまい込む。面を小手の上に乗せ終えた頃、数人の先生方が道場の前の方に、横に並んで正座した。

「道場に、礼。先生方に、礼」

 先生方と私達は、床に手をついて頭を下げる。最初は道場前の額縁に、続いて先生と私達が向かい合って頭を下げ、礼を終えた。

「皆よくやったな」
「ありがとうございました」
「大会まではあと少しだ。みんなそれぞれ仕上がっているだろう。もちろん、優勝を狙うぞ。一軍レギュラーだけじゃない。二年、一年の二軍メンバーも整えておくように。武藏原高校の誇りである。女子剣道部として、存分に力量を見せてくれ」
「はい!」
「以上だ。榊」
「はい」

 先生に名前を呼ばれ、私はちらりと部員たちをみやった。全員姿勢を真っ直ぐに正して待っている。私は声を張り上げ、目を閉じた。

「……姿勢を整え、黙想ぉーーー!」

 左右の手でそれぞれ弧を作り、それを腰の前で重ねて円を作る。親指は触れるか触れないか。こうして黙想という時間を作り、その日の稽古を振り返る時間というのが剣道には必要なのだ。これが、剣道の伝統的な稽古終わりの作法でもある。
 そしてそれは、ここ数年になって更に、重要なものになってきていた。

「……どれ、今日は榊にするか」
「それなら、私は大内から……」

 十数秒、しばらく時間をおいていると、目の前の先生たちが立ち上がった。道場の床を、素足が踏む音が近づき、先生方は私の前に立った。すると……。

「ほぉれ、榊ぃ……♡ しっかり嗅げェ? ん?♡」
「…………♡♡♡」

 私の前でファスナーを降ろし、何やら固く匂いのするものを擦り付けてきた。いったいそれが何なのか、もはや見ないでもわかってしまう。それでも私達は、それをしゃぶることも、目を向けることも許されない。先生は私の頬にそれを擦りつけながら続けた……♡

「まったく、いっつも生真面目で鉄仮面なんて呼ばれておきながら……ずいぶん柔い頬をしているなぁ? 汗で蒸れて、風呂上がりのようにもちぷるだぞ? どぉれ……♡」

 目を閉じて黙想中の私に、先生は続いて胴を止めている、肩と腰後ろの紐をほどいた。外れた胴に面と小手を乗せておくと、そのまま剣道着の紐もほどいて……するんと肩から動議を脱がされる……♡ 分厚い生地に閉じ込められた熱気が、湯気のようになって外へと出た♡
 先生は私の、下着をしていない胸に手を添わせ、そのまま胸を撫でまわしてくる♡

「……っ…………♡」
「必死に我慢して……いじらしい娘だ、ん?♡ イクなよ、まだだ、まだだぞぉ♡」
「ぅ、ぉ……ぅ、う……♡」

 平常心、平常心……♡
 私は火照る体に言い聞かせ、必死で精神を集中させた。しかしそうすれば逆に、研ぎ澄まされた精神が敏感に責めを感じ取る♡ すぐ近くから香ってくる発情した雄の種付けスメル♡ 乳輪や乳首をねちっこく触る指♡ それらは鎖骨や腹回りを触れて私の気持ちを高ぶらせている。耐えろ、耐えるんだ。私がそう言い聞かせていると後ろの方から……♡

「ぁっ、あっ、んっ、んっぐ♡」
「ほぉれ、どうした中泉ぃ、もうへばったのかぁ?」
「ぁぅ、ダメ、こ、声でちゃう、ん、んん゛んぅ゛♡♡♡」
「ほぉーれ、この後で追加メニューがあるだけだ、ほれ行け、イケイケ、いっちまえ♡」
「ん゛ッ、ぉっ、お゛ッ、ん♡ ぃっぐ、ぃぐ、いぐいぐぅうう♡♡♡♡♡♡」

 私のすぐ後ろの方で、まだまだ未熟な一年生が早速イかされてしまったようだった。しかし、それも無理はない。先生たちはこうして幾人もの女子剣士達を育ててきたのだから。

「おぉ、さすが榊は主将だな。この程度の快楽ではびくともせんわ。ん?」
「……ッ、……ッ、ん……♡」
「どぉれ、下も脱げ。ほぅれ」

 私はぐっとこらえて、答えない。ここでおちんぽを押し当てながら言ってくるのは、大和撫子の男を立てる雌性を煽っているんだ。流されてはダメだ。あくまでも冷静に、先生が袴の紐を持ち上げるのに合わせて自分もガニ股になれば、胴垂れ、袴の紐が合わせて取り払われ、道場に素っ裸で立たされる……♡

「ほぉれ、ほれ、親指の間に意識を集中して……♡」
「ふーっ……ふぅーーっ……ふっぐ……ぅぅ……♡」

 来た、来た。一番意識を集中している、親指の間。座禅のように組んでいたその場所をゆっくりと下ろされる♡ そのまま、おまんこの皮を左右に、上へと持ち上げられれば……大きくて恥ずかしい、私のクリが剥かれてしまう♡♡ 大きく勃起したそのクリを、私の両親指が……ッ♡♡♡♡

「ッッ~~~~、~~~♡♡♡♡」
「おぉ~、耐えてる耐えてる」
「榊は相変わらず我慢強いですのぉ。こっちも限界ですわい」
「よぉし、そのままセルフクリシコしてろ、榊。いいな?」
「ふぅー……ぅ、ぅっぐ…………♡♡♡♡♡」

 下唇を噛み、瞼の裏を見るようにして必死にイくのを耐えながら、親指の間に自分でクリをヘコヘコして扱いている。私はどんな顔をしているんだろうか。おおよそ、うら若い女子高生のするべき様な顔ではないだろう。けれども、これも全ては強くなるため。先生の由緒ある稽古法なのだから仕方ない。

「ほぉれ、出す、ぞ……ッ♡♡♡」
「ぉっ、お~、こっちもだ、ほれッ♡♡」
「…………♡♡♡♡♡」

 顔、胸、おまんこに重点的に、あっついザーメンがぶっかけられていく。匂い、感触、それらが自分のクリにもまとわりついていると思うと、より一層快感が高まってきた。もうイきそう、イキそう♡♡♡♡ けど、まだ、まだ……ッ♡♡♡♡

「~~~~っ、っ♡♡♡♡ ~~、っ~~~!♡♡♡♡♡」
「お~、耐えたたえた。それでこそ榊」
「よーし、もういいぞ。号令」
「も、もく、そぉ。……やめっ♡♡♡♡」
「ふぅーーっ、ふぅぅーー……♡♡♡♡」
「んっぐ、ぅう、うっぐ……♡♡♡♡♡」
「よぉーし。では、残ったメンバーは特別稽古だ。着替えて体育準備室へ来い。他は道場で鍛錬だ。鍛えなおしてやる! 榊!」
「は、はい! 先生方に、礼!」
「あ、ありがとう、ございましたぁー!」

 裸のまま仰向けで倒れている生徒たちの前、私達は床に三つ指ついて、先生方に頭を下げて、その日の稽古を終えた。

【 基本300円プラン 】プラン以上限定 月額:300円

プランに加入すると、この限定特典に加え、今月の限定特典も閲覧できます 有料プラン退会後、
閲覧できなくなる特典が
あります

月額:300円

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事を検索