緒又しゆう 2023/08/02 00:00

【SKIMAご依頼小説】異能系世界で主人公女子がスケベしちゃう話

SKIMAよりご依頼いただきました小説となりますわ。

「とある~」のような異能を持っている学生たちが自治している学園都市を背景とし、主人公が徐々にエッチに落ちていくという連続作品の一部となっております。

どうぞお楽しみくださいませ。


以下本文となります


 都心へと続く線路が二本伸びる都市。高層ビルが立ち並ぶわけではないが、田園風景と呼べるような場所もない。一軒家やアパート、大小のマンションやショッピングセンター。様々な建造物が無作為にごみごみと並ぶ様子は多くの人が見慣れた郊外の都市だろう。そのうえで飛び交う、非日常を除いて。

「こらこらこら、一年の火炎系能力者は空中浮遊禁止だ!」
「うわ、やっべ」
「今日の能力実習、戦闘系だって」
「なんだ、ラッキー、アタシら非戦闘系だし、先輩とこあそびにいっちゃおーよ♡」

 住宅街を抜け、商店街を抜け、やがて前にするのは大きな門。その脇には「国立特殊能力教育・支援・研究機関 斉木学園」という文字が彫られていた。校門を歩いて通る生徒達もいれば、空を飛んだり、あるいは足から炎を出して飛ぶものも見える。場合によっては足元に水を走らせてその上を滑るように移動する者もいた。そんな生徒たちの中、私は鞄を肩にかけて歩いている。

「ん、ふぁあ~……ねむい……」

 あくび交じりにぼやいていると、ふと窓ガラスに映る自分が目に映る。固く無造作にまとめた黒髪に、何処かから飛んできた木の葉がくっつていた。別に化粧を進んでするタイプではないし、他人からは最初「イケメンの男の子かと思った」なんて言われる自分ではあるが、これでもれっきとした女性だ。身に着けた制服のシャツやスカートには女性らしい曲線が描かれていた。胸元の名札には「津村楓」と、女性らしい名前も掲げてある。
 さすがに髪についた葉っぱがそのままというのは私としても避けておきたい。その場で少し身なりを確かめていると、後ろの方から声がかけられる。

「おーい、楓ー」

 みると癖のある茶髪と、柔らかい表情をした男子がこちらに駆けてきていた。胸元の名札には、西園寺誠の文字がある。私の幼馴染だ。私とは真逆で、一見すると女子生徒に見間違われることも多い。

「おはよう、誠」
「おはよう。どうしたの?」
「いや、髪に葉がついていたから。ちょっと身なりをね」
「なるほどね。あ、背中についてるよ」
「ん、そう? ありがとう」
「今日は寝坊しなかったの?」
「なんだ、人をまるで寝坊常習犯みたいに」
「ごめんごめん、楓は昔っからぼーっとしてるけど、最近は輪をかけて寝不足気味だろ? 授業でもぼーっとしていることが多いしさ」

 その言葉を聞き、背筋に少し冷たいものが走る。

「……み、見てるのか?」
「いやあ、別にじろじろ見てるわけじゃないけどさ。ただ、たまにちらっと見ると、上の空~っていうか」
「なんだ、そうか……」

 良かった……バレているわけじゃないのか。私が胸をなでおろす一方で、誠は苦笑しながら続けた。

「ほら、僕らみたいな非戦闘系の能力者を、楓はよく守ってくれるだろう? でもそれでトラブルに巻き込まれることも多いじゃないか。ちょっと心配しているだけだよ」
「別に守ってるなんてつもりは……私は、なんていうか……強い奴が弱い者いじめしているのが気にくわないだけだ」
「そうやっていつも、トラブルに首を突っ込んでいくんじゃないか」
「二人とも、おはよう」

 昇降口で上履きに履き替えると、再び声がかけられる。教室へと続く廊下に、明るい栗色の髪をボブカットにまとめた女子生徒が立っていた。胸元の名札には「野井みどり」と書かれている。たれ目気味の目を細めた彼女は少し汗ばんでおり、制服に下着が少し透けてしまっていた。どこかで運動でもしてきたのだろうか。

「おはよう、みどり」
「野井さん、おはよう。どうしたの? 何かあった? 汗かいてるけど……痛っ。え、何で? 何で叩いたの?」
「何でもだよ。ごめんな、みどり」
「あ、う、ううん。いいの。気にしないで?」

 みどりは苦笑しながら、ハンカチで額の汗を拭いた。

「せ、先輩にちょっと呼び出されちゃって……朝からその……用具の整理をしてたの」
「そうなのか、お疲れ様」
「それより、さっきトラブルって聞こえたけど……楓ちゃん、また危ないことしているんじゃないの?」
「いや、そんなことは……」
「本当に?」
「僕が楓に言ってたんだよ『楓は強いけど、あんまりトラブルに首を突っ込みすぎるな』って」
「誠は少し心配症だ。私だって、無意味に修行したわけじゃない。そこらの能力者に負けることはない」
「うーん……でも、誠君の言う通りだよ、楓ちゃん。喧嘩したら、やっぱりいろいろとトラブルを呼び込むもの。それに、わざわざ争わなくても……」
「みぃ~どりちゃ~ん♪」
「ひゃっ!」

 不意に制服に包まれたみどりの胸が、褐色の手に鷲掴みされる。私はとっさに誠の腕を引っ張り、自分の背後へと隠した。だが、みどりの方は既に遅い。彼女の背後からは、身長の高い褐色肌の男子生徒が、みどりの胸を揉みながら抱き寄せていた。汗で湿って、じっとりとした胸元をなぞりながら、彼はみどりに語りかける。

「ねえ、みどりちゃん♡ やっぱもう一発ヤんない? 俺治まんなくってさぁ」
「せ、先輩……さ、さっきやったじゃないですか……あっ、ン♡♡」
「いいじゃん? ね? 気持ちよくすっからさぁ~……♡」
「あ、あの、授業、送れちゃうから……♡」
「いいじゃ~ん、体調不良ってことにすれば……?」

 褐色肌の男子の視線がこちらに向く。理由は単純。私が、彼の手首をつかみ、ひねるようにして睨みつけていたからだ。

「離せ」

 私が語りかけると、男子は面倒くさそうに舌打ちを漏らした。

「なんだよ津村。お前には話しかけてね~だろぉ?」
「離せと言っている。みどりから離れろ」
「んだよ、なんか文句あっか?」
「……」
「……」
「ま、待って待って!」

 一触即発の雰囲気を割ったのはみどりだった。彼女は私の手を開かせて二人の距離を取りながら、すぐに男子生徒の元へ戻ってしまった。喜んで、という様子はない。どちらかというと、苦笑気味にだ。

「か、楓ちゃん。私なら大丈夫だから……ね、ほら、喧嘩はダメだよ。争わなくても」
「みどり……いいの? それで」
「いいなら、それが一番じゃない? それに……あの、馴れてるから……い、痛くしないでね? 怖いのは、嫌だから、ね?」
「もちろ~ん♡ ちゃんと気持ちよ~くするからさ、ね?」
「そ、それじゃあね、楓ちゃん、誠君」
「へっ……邪魔すんじゃねーぞぉ、津村ァ」

 男子生徒はみどりを連れ、捨て台詞と共に立ち去った。
 彼女が何をされるのか、誰しもわかっているのだろう。みどりの胸を揉みながら歩く彼に、生徒達は見て見ぬふりを決め込んでいる。男子生徒は当然のように男子トイレに彼女を連れ込んだ。すぐ後に聞こえてくるのは、みどりの甘い呻き声。

「んっ、ぁっあっ……ん、先輩、ぁっ♡」
「もうぐちょぐちょじゃん、期待してたんだろ?♡」
「そ、それは先輩がさっきまで、ぁっ、ンンく♡」
「口答えすんなよ、雌牛♡」

 学校内で公然と行われる情事。それを前にしてもなお、生徒達は見て見ぬふりを続けている。残された楓に、後ろから誠が語りかけた。

「しょ、しょうがないよ。あいつ、バスケ部のエースだしさ。この学校だとよくあることじゃないか」
「……」
「それにほ、ほら。みどりも自分で受け入れていたし、ね?」
「そう……だな……」

 私は拳を握り締めたままその場を立ち去った。誠はそんな私に「楓は気にすることないよ」と言ってくれた。彼に限らず、多くの者は、私が友人を救えなかった悔しさから歩き去っていくのだろうと見る。だが、私は知っている……私が必ずしも、彼女を救えないから拳を握りしめているのではないことを。
 廊下の鏡に映る私は、ほんのりと……その頬を染め上げていた。






「えー、続いては、教科書71ページの問一。この問題は、このページにも書いてある公式を~……」

 学生たちにとって重要な問題は何だろうか。ファッションや趣味、部活というのはもちろん大事だ。勉強だって大事だろう。だからこそ楓を始めとして、彼女達はつまらないと感じながらも、黒板に書かれた問題や授業内容を必死にノートに書き写していくのだから。斉木学園の生徒としては、能力の向上も重大な問題だろう。
 だが、ファッションよりも、部活よりも、勉強よりも……。青少年には重大な問題がある。それは……。

「すみません、遅れました……♡」
「おお、野井か。まあ、席付け」
「は、はい……♡」

 遅れて入ってきたみどりに、教室は少しざわついた。ことさら長々と話したりする者はいないが、皆誰もが知っている。彼女が遅れたわけを、少し前まで、バスケ部のエースに犯されていた事実を知っては、皆自然とみどりへと視線が向いている。
 やはり、年頃の男女にとって最も大事な問題は……セックス。性欲だった。彼女の犯された現場を見た者は当然ながら、部屋に入って来た時のほんのりとした生臭い香りに、多くの男子生徒はズボンの前を膨らませてしまう。女子生徒もそんな空気に当てられて少し頬を赤らめていた。そしてそれは、私だって例外ではない。
 だって、こんなにも……ムラムラする……♡
 私は視線だけを動かし、周囲の注意が自分に向いていないことを確かめる。私の席は教室の一番後ろの隅。こっそりと何かをするには、うってつけの場所だ。右手で板書を取りながら、肘をつくようにしてやや体を前に倒す。そうして腕を陰にして……彼女は親指でしゅりしゅりと胸の先を擦った。

「……♡」

 やば……乳首、きもち、いぃ……♡
 まだまだ、ノートに授業の内容が写すだけの気力はある。それでも私の胸に、甘い感覚が走ることに変わりはない。上から、下へ♡ 下から、上へ♡ 私の親指が胸の先を何度も往復する。ほんの僅か、数センチの上下運動。ボクサーがスピードバッグをリズミカルに叩くように、彼女もまた乳首をいじくりまわしていく。他の部分は微動だにせず平静を装っているのに……私のこの部分だけが、激しく動いていた。

「……っ……っ……♡」

 やっぱダメ、乳首だけじゃ、足りない……♡
 私はそっと、誠の方に視線を送った。大丈夫、板書に夢中だ。バレやしない。高められる快感のまま、私は片手をそっと下ろし、太ももに乗せた。足を軽く開いて、膝に肘を乗せるような姿勢。これもまた行儀は悪いだろうが、座る姿勢として何ら不思議はない。だが、私の指はさりげなく、ボールペンを手にしていた。それは固くてしっかりとした、キャップ式のボールペン。透明で黒いインクの透けている棒を、静かにスカートの中へと潜り込ませる……♡

「……、……~……♡」

 あぁ、どうしよ……一人でこんなこと、しちゃってる……♡ 最近シたの、いつだっけ・・・…?
 そもそもだ、みどりはそれでいいかもしれない。自分が我慢すればいいと思っているかもしれないが……それを聞かされるこっちの身にもなってほしいものだ。私だって正義の味方でいるつもりはないが、普段から「弱い者いじめをするな、非戦闘能力者を虐げるな」と言っている一方で……自分からノコノコ歩み寄って犯してくれなんて言えるはずがない。私だって相手がいればヤりたいのに……!
 どこかに手ごろな男子がいればいいのだけど……。

「それじゃあ、次の問題、西園寺」
「あ、はい」

 そうだ、誠……! と思ってやはり視線を逸らす。誠は幼馴染で接しやすいが……どうにも男としては見られない。どうにかして……チンポとヤれないものか……。
 あ~、やばい、考えていたらまた、ムラムラしてきた……♡
 私は再び視線は前に向けたまま、ボールペンでのオナニーに集中する。太ももを陰にして、楓は自分の股間を擦り続けた。硬い棒がおマンコの割れ目に沿って動いていく。動きは少しずつ早まって、上下に擦っていただけの動きから徐々に、ツン、ツンと、ボールペンを突き込むような動きになってくる。そうしているとついに……股間からくちゅりという音がするようになってきた……。
 ああ、もうダメだ……♡ 耐えられない……♡
 私はスカートのポケットにボールペンをしまい、片手をあげた。

「先生」
「どしたー、津村」
「体調が悪いので、保健室に行ってもいいでしょうか」
「おう、行ってこーい」

 頭を下げ、私は足早に教室を後にする。






 教室から離れ、校舎の一階に用意された保健室。白い壁に白い天井と白いベッド。少し病院のような雰囲気がありつつも、薬っぽいツンとした匂いは少ない。私はさっそくベッドを一つ借りる。

「ふ~……ふぅ~……んく、ふぅぅ~……♡」

 カーテンの中でスカートを脱ぎ去った。スカートだけじゃない。パンツも早々に脱いで、片方の太ももに巻き付けてからベッドに寝転がり、解剖待ちのカエルのように、はしたなく足を広げてしまう。
 もう、はしたないだなんてどうでもいい。やっと、やっとおマンコ。おマンコ弄れる……♡ 私の頭はそれでいっぱいだった。
 準備は出来た。私はボールペンを取り出すと、自分の割れ目に擦り付けた。ピンクの肉穴にボールペンを押し付ける。そのままちゅっぷ、ちゅっぷ、ぬっちゃ、ぬっちゃと……前後に動かした棒が、私の肉穴をかき乱した。ベッドのカーテンは閉めているが、他に誰がいるかもわからない。袖を噛んで声を潜め、そのまま息を細くしながら手を動かし続ける。

「んふぅ~……ふ……ふぅ~……ふ…………ふぅ~……♡」

 やっといじれたからか、あるいは呼吸と声を潜めた反動か……私の頭の中は、目まぐるしい淫語が飛び交う。
 チンポっ、チンポがほしぃ……やっばい、オマンコやばい……。ボールペンでおマンコするの気持ちいけど、絶対これだけじゃ足りない。今朝、みどりのセックス見たからだ、絶対そうだ。わ、私だってセックスしたいっ、あ~~~、セックスぅぅ♡ セックスセックスセックスセックス♡ ちんぽちんぽちんぽちんぽ♡ ちんぽほしぃ~~、ちんぽほしぃ~~ッ♡ やりたいっ♡ ヤりたいヤりたい、ヤりまくりたいぃ~♡

「ふー……♡ ふー……♡」

 声が出せない、激しくも動かせない。そういう条件が、逆に私の頭を暴走させている。素早くじゅぽじゅぽと動かせない代わりに、ボールペンで中を広げて円を描くようにぐりぐりと。お腹側をひっかくように、動かし続ける。

「ふ、ふぅぅ……ふくぅぅ……ぅぅ……♡」

 あ~~~やっば、やっば、やっば……あ~~、いっく……いきそぉ~~~♡ まんこいく~~、まんこいくぅぅ~~、マンコ、マンコ、イキまぁす♡ ああ~、授業サボってボールペンでマンズリオナニーっ♡ 頭ん中でドチャクソセックスして、やっばぃ、まんこ、まんこいくっ!♡ マンコイクッ、イクイクイク♡
 声を抑えないと、こんなことを口走っていると思うと、背筋が一瞬冷える。だが、そんな状況でしてしまうオナニーは、より一層興奮を際立たせた。

「いっ……♡」

 そうして迎える、静かなアクメ……♡ 腰を天井に向かって突き上げるように、脚をぴいんっと伸ばして、イってしまう。突き上げた腰を、ゆっくりと戻すが、当然、これで足りるはずがない……♡ プチプチとワイシャツを脱いでいき、ブラを取れば、乳首がツンと立ち上がっている。円を描くようにして、それらを撫でまわしながら、腰を揺らして緩やかなオナニーを続けてしまっていた♡

「……、……♡」

 これ、あとどれくらい続けちゃうかな……。もう少しヤらないと、絶対収まらない。あ~、ちんぽ、チンポほしい……。セックスしたい……。でもなぁ、私の方から、あのバスケ部みたいな連中にセックスしようって誘いかけるのもなぁ……。
 頭の中でぼやきながら、ゆるいオナニーを続けていく。そんな時だ、ベッドの外、保健室の中がにわかに騒がしくなってきた。

「あーあ、ったく……もうちょっとであの女捕まえられたのによ~」
「おめーが手際悪いからだよ」
「最近ヤれる相手少ないよな~」
「しょうがねえよ、運動部とかが牛耳ってんだろ? あいつら性欲強いからな~」
「性欲だったらおめーも同じだろ」
「うるせーなぁ。まあ、部活で能力鍛える奴らにゃ叶わねえよ」
「あーあ、やってらんねぇ~なぁ」

 どうやら、不良生徒が数人、保健室にやってきたらしかった。授業をサボりつつ、誰か気になる女子を狙いに行ったのだろう。もっとも、結果は芳しくないようだが。
 ベッドの外で聞こえる声に、私はじっと耳をそばだててから、自分の体を見やる。まだまだ体の火照りは治まらない。ボールペンを挿したおマンコからは雌汁が滴っていたし、乳首はさっきよりも敏感に、空気が触れるだけで軽く胸が揺れていた。楓はごくりとつばを飲み込むと、体を起こし、カーテンの端から顔を出した。

「な、なぁ……」
「うおっ!? な、なんだ?」
「あ? 誰だお前」
「あ、こいつ津村だ。津村楓。ほら、二年でいろんな喧嘩に首突っ込んでいる」

 そんな風に広がっているのか……酷い言われようだな、私……。

「んだよ、俺らと喧嘩しようってか?」
「い、いや、違うんだ……その、だな……女が捕まらないと聞いてな♡」
「な、なんだよ、この学園じゃ普通のことじゃねえか」
「俺らだって、本当に嫌がられたらそんな」
「ち、ちが、違うんだその……♡」

 私は頬を染め、目を泳がせる。本当に言う? 言っちゃうか? でも、こいつらを逃したら、もうしばらくチャンスはない気がする……。少しの沈黙の後、私は口をとがらせながら呟いた。

「私じゃ……ダメか?♡」
「え……?」

 カーテンを開き、私は自分の体を晒す。胸をさらけ出し、オマンコにはボールペンが挿しこまれたままの、女体……。不良達の目が見開かれた。私は静かに微笑み、彼らに語りかける。

「ここじゃ人の目もあるし……どこか別な場所で、どうだ?♡」

 彼らの返事は言葉よりも……その股間を見れば、明らかだった♡






 保健室を後にした楓と、不良生徒三人は埃っぽい部屋の中にいた。校舎からは少し離れた、古い何かの用具室らしい小屋だった。もっとも、小屋の中には用具などはほとんどなく、それらは隅に追いやられて、どこかから持ってきた古びたマットレスやソファ、漫画本が積み重ねられている。

「俺たちのたまり場だ、ここでいいか?」
「だ、誰も来ないよな?」
「おう……今は授業中だしよ、誰も来やしねえって」
「そ、それより津村、マジでヤらせてくれんのか?♡」

 不良達は鼻息を荒くしていた。頬が、熱い……。私は少し遠慮がちに……だが、しっかりと、彼らの股間に手を当てて、ズボンの上から撫でまわしていく。

「おっ、うぉぉ……♡」
「……これで、答えになるか?♡」
「マジかよ、やべぇ……♡」
「津村、結構慣れてる感じ? やべーわ、もう、すげえ勃起してきた……♡」

 黒い制服のズボンを脱ぎ去り、彼らのいきり立ったチンポが差し出される。楓は自然とそれらを前にすると、熱いチンポを前にして、軽く握りながら質問に答えていく。

「ま、まあな……♡ その……♡ 転校してくる前は、山の中にある、親戚の道場で修行してたんだが……そこで、な♡」
「マジかよ、え、道場の人とってこと?!」
「人とっていうか……まあ、人達とっていう、か……♡」
「うっそ一人じゃねーの? 何人くらい?」
「……十二人……♡」
「親戚もいるんだろ?♡」
「ああ……道場の、係員さんとか♡ それ以外にも、いろいろ……♡」
「津村、超スケベじゃん……え、週一でみんなで集まってヤるの?」
「そ、そういうのも、まああったが……ほとんど、毎日……いろんなところで♡」
「エロ過ぎ……修行の終わりに、特訓とか言って?」
「あ、ああ……♡ ガニ股でちんぽスクワットとか……♡」
「プロテインってことで、ザーメン飲まされたり?♡」
「男って、考えることみんな同じなのか? ……ああ、飲んだよ♡ 美味かった♡」
「うわ、えっろ……ノーパンノーブラとか、できる?」
「それはいいが……な、なぁ……♡」

 私は制服の中からブラだけを取り出し、スカートの中からパンツを脱いで……彼らの前で腰を下ろす。勃起して、我慢汁を飛ばすチンポを前にしてだ……。 左右の二本に手を添えて、一本のチンポは目の前に。私はじっと、彼らを見上げた。

「喋るのもいいけど、しゃぶるのも、いいんじゃないか?♡」
「うっ……!」
「なあ、もう、いいだろ?♡ 口ん中、唾液で……」
「……いいぜ、津村♡」
「好きにしろよ♡」
「あっむ、んっぢゅっ♡ ずぢゅる、んっぅ♡」
「ウォッ、おお゛♡」

 それは唐突に、弾け飛ぶようにして始まった。
 両手に握ったチンポを扱きながら、口を窄めてしゃぶり倒す。私きっと……すごい顔してる。口を窄めて、チンポが好きでたまらないっていう変態ひょっとこ顔……。

「んっぢゅ、ずっぢゅ、じゅるるる、れる、ぢゅっる♡ ぢゅっぶ♡」
「あ~~、やっべ、これ♡ マジかよ、これフェラか? マンコに吸い付かれてる見てぇ♡」
「お、おいマジかよ、早く変わ……ウォッ♡」
「んぢゅるるる、れる、れろぉ♡♡ あむ、ちゅぷ、ちゅる、れぅ♡ れろ、れろぉ♡♡」
「マジかよ、津村、ほ、ほらこっちも、うぉ♡」
「んっぢゅ、ずぢゅるる♡ れぅ♡ あっむ、んっぢゅるる♡」
「す、スケベすぎんだろ、こいつ……♡」
「手コキも、はんぱねぇ……♡」

 残像ができる程の高速手コキと、吸い付くようなひょっとこフェラで、私は三つのチンポを扱いていく。手コキは手の平と親指の根元を使って、長くねっとりと。口は舌を絡めて下品な音を立てながら。それらを織り交ぜて三人のチンポをかわるがわるに刺激されていけば、すぐに……。

「うぉっ」
「でっ……」
「出るッ……♡」
「んっむ゛っ……♡」

 チンポが一斉に限界を迎える。両手に握ったチンポに左右から、黒髪にザーメンをぶっかけられ……♡ 口にしゃぶったおちんぽからは、濃い精液をぶちまけられる……♡

「ふ、ふぃ~……やっべぇ、すんげぇでた……♡」
「俺も、こんだけ出したのは久しぶりだわ……♡」
「いや、悪いねぇ、津村♡」
「……ねぇ、もう終わり?♡」
「あ……?」

 不良達が間の抜けた声を漏らす。まったくしょうがない奴だ。
 私は立ち上がりワイシャツとスカートに手をかける。するするとその場で服を脱ぎ、全裸にソックスとスニーカーだけになってしまう。ソックスの口にはコンドームの束を挟み……つま先立ちのままガニ股になる♡ 両手を後ろについて体を支え、自分のおマンコを見せつけた。

「なぁ……見てくれ……私のおまんこ、こんなに、ぐっちょりしてるんだ……♡」
「……♡」

 視線を奪われた不良達を煽るように、私は腰を上下する。雄を誘うために、へこ、へこ、へこ。

「そ、そっちばっかり気持ちよくなってずるいじゃないか♡ 私だって、オマンコでイキたいんだぞ♡」
「……♡」
「なあ、ゴムなら持っているから♡ んっ♡ キスもするし、フェラだってする、ぞ?♡」
「……♡」
「なあ♡ わがまま言わないから♡ お前たちの好きな体位でするから♡ だから、ほら♡ 勃起、もう一回勃起して♡ チンポ立たせて?♡」
「……♡」

 年頃の男子が、女子の腰ヘコマンコ誘惑に勃起しないはずがない。彼らはすぐさま硬さを取り戻すと、それぞれ制服を脱いで裸になり、楓へと近づいた。

「ど、どんな体位でもいいんだよな?♡」

 確認する不良男子に、私はコンドームを付けながら答える。

「うん……大体できるから、ヤりたいの言って?♡ だから、遠慮なく犯してくれ♡」
「バック、バックだ! ガニ股で、スケベな奴♡」
「ん、こうか……?♡」

 ぐるりと体の上下を入れ替えると、今度はお尻を突き出して見せる。もっとも、ただ四つん這いで突き出すのではない。チンポを入れやすいように、腰をくいっと曲げており、両膝はガニ股のため大きく広げている。そこから九十度、下に向かって伸びた足はつま先立ちに。両手も指先で体を支えている。女の子らしい可愛さや可憐さなど皆無の、スケベなスパイダーガニ股だ。不良生徒は歓声を上げた。

「うおぉっ、エッロぉ! たまんねぇ~♡」
「ほ、ほらぁ、いいだろ?♡ だから、早く……早く、チンポ♡ チンポ入れて♡」
「うりゃっ♡」
「お゛ッ、ほぉ……♡♡♡♡♡♡♡♡」

 エロを前にした青少年に、焦らしだとか、お預けなんて言葉はほとんど存在しない。不良のチンポは楓の肉穴を割って入り……私はそれに声を漏らす。お腹の底から蠢き出る、可愛さのかけらもない、下品な雌の声を。

「ぉっ、お゛っ、んっぐぅぅ♡ あ~~~、チンポッ、ちんぽきたぁ♡」
「津村、おら、どうだよ俺のチン、ぽぉお!?♡」
「ほら、ほらもっとッ♡ 言葉責めとか今、いいからっ♡ もっと腰振って、もっと、おまんこ、オマンコしてっ♡」
「うっ、うぉっ、締め付け、やべっ……!」
「ヤりたかったんでしょ?♡ あんたら♡ 私も、そう♡ 最近チンポ全然できなくって、すっごく、溜まってるんだ♡ マンコの性欲溜まりすぎて、しょうがないか、らぁ♡ ぉっ、ぉっ、ンぉっ♡ ほら、もっと、もっと犯して、パンパン、してぇン♡」
「ぐっ、くぅぅ……!」

 煽られるままに不良生徒は楓の腰を掴み、小刻みに腰を打ち付け始める。むわりと淫臭が立ち込める小屋の中、肉と肉とを打ち付ける音が鳴り響いた。

「お゛っ、んぉっ、おお゛、お゛~~~~♡ あぁ~~~、いいっ、ちんぽっ、ちんぽいい♡ 男のマン突き最ッ高ッ♡ あ~~、おまんこきもちぃ~……たまんない……ぉっ、お゛っ、ンぉっ、お゛っぉっほ……♡♡♡♡♡♡♡♡」
「つ、津村っ、津村俺の、俺のしゃぶっ……うぉぉ~♡」
「あっむ、んぢゅ、んぢゅるるる、ずぢゅるるる、れっろ、ぢゅるっ、ずぢゅる♡ ぢゅっぷ、れるぅ♡」
「こ、こっち、俺のも。俺のも頼むよっ、おぉっ!?」
「んっぢゅ、れるっぢゅるるる、んぢゅるる♡ んぷぁ♡ はぁ、んっぢゅ♡ ずぢゅるるるる♡ ん゛っふ……これやっぱ最高♡ あっ、んぁ♡ 田舎で、叔父さん達に、犯されてたの、思い出す♡ あっ、ンンッ、ぉっ、おっほ♡」

 私達はもう止まらない。止められない。不良は私の腰を掴み、何度も何度も小刻みに腰を打ち付けてくる。私の口からはその打ち付けに合わせて、ぬめり気と淫臭に満ちた雌声が漏れる。かと思えばその口は目の前で勃起したチンポをしゃぶったり、あるいは手コキしながら舐めたり。汗だくになりながら男の欲望を味わい、自分の体を貪らせた。
 こうなったらもう、あとは止められない。私も、彼らも。自分の欲望に突き動かされて、行けるところまで進むしかない。

「ああ、やべっ……津村、俺、俺イキそう♡」
「ぉっ、ンぉっ、お゛っ、ンぉっ♡ いいっ、いいよ?♡ イって? 私も、そろそろイきそう……んっ、ンぉっ、おっほ♡」
「津村っ、こ、こっちも出そう♡ ぶっかけて、いいよな!?♡」
「俺の、俺のは、飲んで、飲んでほら♡」
「ザーメン、出る? んっんっぐ♡ ぉっ、おっほ♡ 口、突っ込んで? ザーメン口の中に、お゛ッ、おっふ♡ ぶち込んで、びゅーって、して?♡ んン゛っ♡♡♡ あ、や、やば♡ 私もイく、イきそ……あ~~やばい、これくる、まんこいく♡ あ~、イク、イク♡ マンコ、マンコほらもって、早くついて早くついて早く突いてッ♡ お゛っ、んぉお゛っ、お゛~~~、ぎもぢぃ~~……♡♡♡ 久々のちんぽぉ、お゛っ、ンぉっ♡♡♡ 輪○チンポさいっこぉ♡ ぉっ、お゛っ、やっばぃ、やばいやばい、あたまいきそう、頭イく♡ おマンコで脳みそパーになるっ、ぉっ、お゛っ、ぉおぉっお゛っ♡♡♡ お゛~~いぐ~~♡♡ お゛っ、お゛ッお゛♡ いぐ~、マンコいぐぅ~~~、いぐいぐいぐいぐっ、いっぐいっぐいっぐいっぐッ♡♡♡ い゛ぐい゛ぐい゛ぐい゛ぐい゛ぐい゛ぐい゛ぐい゛ぐぅううううううう♡ んっお゛っ、お゛っ、ぉほぉおおおお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 私の体が跳ね、それに合わせて、不良達の体も跳ねた。コンドームを付けたチンポはマンコの中で、顔の方のチンポは、一つは口に、一つは顔にぶっかけてくる♡ 粗く息をし、汗だくになりながらその場でしりもちをつく三人。ただ一人、私だけがその場で、おマンコ汁をだらだら垂らしながら立っていた。

「ふぅ~……ふぅ~……♡♡♡♡ さあ、次は、どっちだ?♡」
「は? え?」
「嘘だろ、まだやんのかよ……」
「ああ……ちょっともう、治まりがつかないんだ……♡♡♡ いいだろ?♡ お前たちも、もっと、オマンコしたいだろ?♡ なぁ?♡」
「え、あ……ちょ、ちょっと……!」

 逃がさない。
 私は後ずさる不良達に覆いかぶさり、腰を振った。






 日差しはすっかり傾いて、西の方からオレンジ色の光が差し込んでいる。
 人気のない小屋の中では、ぐったりとした少年が三人。そのうちの一人の上にまたがって、一人の少女が腰を振っていた♡ それは、他でもない私♡

「お゛っ、ンぉッ、お゛っほぉお♡ んっ、んっぐ、ンぉッ、お゛ぉぉ♡ あ、あ゛~~、いっぐいぐ、いっぐぅぅ、いぐいぐっ、いっぐぅぅ~~~♡ お゛っ、お゛ぉぉ~~~……♡♡♡♡♡♡♡♡」

 ばちゅんっと水音を立てて、私は尻を叩きつける。不良がビクンっと大きく跳ねると、私の中で固いものが跳ねる……。腰を上げると、おマンコからはすっかり小さくなってしまったチンポがこぼれ出てきた。周囲には大小様々なコンドームが散乱しており、私は服を着ながらそれらを拾い集めていく。

「も、もう無理……」
「鼻血もでねぇ……」
「金玉枯れた……」

 不良達がぼやく一方で、ブラもパンツも、シャツもスカートもそれぞれの位置に戻した私は、拾い集めたコンドームをパンツに挟んで見せる。コンドームの腰蓑のようになった自分の下着を見てにんまりと笑った。

「……なぁ」
「あ?」

 そうしてスカートをたくし上げ、淫らな下肢を見せつけながら微笑むのだ♡

「また、してくれるよな?♡」

 不良達は、ごくりと生唾を飲み込んだ。

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