新興宗教ンポ教 ―生意気クズギャル「杏」の贖罪―
人生で吊るされる経験っていうのはどれくらいの人がするんだろうか。私だってしたことない。今この瞬間が初体験だ。何かをやらかしてネットで吊るされるっていうんじゃなく、物理的に。
両手首は背中側で縛り付けられ、両足首は太ももに縛り付けられる形で拘束されている。膝と足の付け根、両脇に胸の下につけられたバンドのようなもので、私の体は宙づりになっていた。幸い体を支える部分が多いから苦しくはないが、動けないことに変わりはない。そして何より、私の体を隠すものは一つだってありはしない。胸も、脇も、お腹もおマンコも、すべてさらけ出された全裸の状態だった。
そして、何より最悪なのが……。
「お゛っ♡♡ お゛っ、ぉお♡♡ おっぐ、ふぐぅー-っ、う゛っんっぐぅう゛♡♡」
私のおマンコも、お尻も、クリトリスも恥ずかしいバイブをねじ込まれたり付けられたりして、常に快感を叩き込まれていることだった……♡ 加えて両乳首、いや両胸は二人の男に乳しぼりみたいに、根元から先っぽへと絞られている♡ もう何度目かの絶頂を迎えたのかもわからず、両胸はオイルで光を反射させ、絞り続けられている♡ 本当は隠したいけど、一糸まとわぬ私の体ががくがくと震えているのを見ては、誰がどう見たってアクメするのはバレてしまう。私は震える唇を動かし、何とか喉から声を絞り出した。
「おまん、こ……おまんこ、いぐ、いぎそうです!♡♡♡♡♡」
「あら、それだけぇ?」
「お香! お香をおねがいしまず!♡♡」
「よろしい♡ はーい、深呼吸してよーく吸って……♡♡」
顔の下に置かれたお香。幸いたばこみたいに煙たいものじゃなく、スチーマーみたいなものだから難なく吸える。鼻の中に生あったかい煙が舞い込むと、体全体を覆う空気の層さえ流れているのが分かってしまった♡ 頭がちかちかする♡ 気持ちがいいのが、止まらない……♡♡ けれど何とか、全身への快楽責めがストップしてイクことはストップできる。まあ、それでも
「はぁー、はぁー……あ゛ぉお゛ぉっほぉお゛♡♡♡」
私がぼんやりとしていると、左右から屈強な手が伸ばされ、下へと垂れるおっぱいを伸ばすかのように、むっちりと扱きながら先端がはじかれる♡ やられていることといえばただそれだけなのに、私のおマンコはぷしっ、ぷしっと、汁をこぼして喜んでしまっていた♡
「お゛っぉお♡ あっぐ、ふぐぅー-っ、お゛っんぉお゛♡ ちくびっ、ぢく、びぃ♡」
「ふぅん。だいぶ素直になってきたわねぇ……城ケ崎杏さん。私立高峰学院高等部一年生……あなたがどうしてこのようなことになっているのか、思い出せるかしら?」
「はぁ゛ー、はぁ゛、あ゛ーーー……は、あぁ゛♡」
やばい、やばい、こんなことしてないで、早く答えないと、答えないといけないのに。けれど私の頭はそんな余裕が今はない。まずい、まずいまずい、まずい! はやく、早く答えないと、答え……ッ♡♡♡
「おぶっッッ!♡♡♡ お゛っ、ぉお゛~~~~~♡♡♡♡♡」
鳩尾に一発。乳を搾っていた男のうちの一人が、鋭いアッパーカットを私の無防備な体に叩き込んだ。床に向かって反るように吊るされていた体が、くの字に折れ曲がってしまう。自分の体重を持ち上げるほどのパンチはもちろん苦しいし、痛い。けれど、けれどどういうわけか、もはや私の体は相当おかしくなっているらしく、白目をむきながら体全体を走る苦痛に……♡ おマンコが潮を吹いてしまった♡♡♡
「お゛っぉおーーー♡♡♡ お゛っ、ほぉぉ゛ぉーー♡♡♡ 」
悶える私の姿を見て、バインダーを手にした綺麗な女性は、満足そうに微笑みながら語り掛ける♡
「もうすっかり、マゾ豚として体は出来上がってきていますね♪ でもこれじゃあ許しませんからね。さあ、答えなさい。あなたはどうしてここにきて、なぜこのようになったのか。自分の口で、語るのよ。さあ……言え」
冷たく、鋭い声。さげすむような視線。どうして、こんなことされたら、私だったらむかっ腹立って、絶対言うこと聞くもんかって思ってたのに。あの声、あの視線が、私の体を見ているだけで、全身びりびりして気持ちがいい。答えないと、思い出さないと……♡ 私、私は……♡♡♡♡♡