ひとりえっち大好きの女の子が突然現れた妖精さんに全身貞操帯を装着されて、絶頂管理されちゃうお話し
――はじめに――
こちらは全体公開用の前編になります。
先月限定公開でUPした文章を推敲してるので一部内容変更をしております。(限定公開していた前編の文章は非公開とさせていただきます)
支援者の方は中編後編の限定公開と合わせてお楽しみください!
(文字数の関係で、中編後編にわかれちゃいました)
登場キャラクター
・二葉一愛(ふたばいのり)
貞操帯着けられちゃうオナニー大好き女子高生。
突然現れた妖精さんにえっちを禁止されて大ピンチになる。
・妖精さん
金髪碧眼の美少女で、性の規律を司る妖精(自称)。
二葉一愛の前に突如として現れ、性活を管理してくる。
――以下本編――
アタシの名前は二葉一愛。
現在は、都内の女子高に通うため地方の実家を離れてマンションに一人暮らしをしている。
アタシは周囲よりも背が低めで、手足も細く、少し大きめに育った胸以外は、華奢な部類だ。
ただ、ショートに切りそろえた黒髪だけはキレイだね、となぜか周囲に褒められる。
クラスメイトが言うアタシの評価は、童顔でボーイッシュな顔つきをしてるから、中性的で可愛いとのことだ。
喜んでいいのかどうかわからないけれど、ブスとかモブと言われるよりは何倍もマシなので、良しとする。
まぁ、特に仲の良い友だちもおらず、部活動に参加していないアタシは、女子トークに加わることもなく、放課後は真っすぐ帰宅しているのだけれども。
それでも、自宅のマンションに帰宅したアタシには、みんなには秘密の楽しみがある。
それは、ひとりえっちという名のオナニーだ。
オナニーにのめり込んだのは、ちょっとした好奇心がキッカケだった。
一人暮らしの空いた時間で少し大人っぽいことにチャレンジするつもりでおまんこを触ってみたのだ。
それが想像よりも気持ちよくて、ちょっとだけ、もう少しだけ、と繰り返しているうちにアタシは学校から帰ってきたときだけではなく、起床時や就寝前にも欠かさずオナニーをしてしまうようになってしまった。
日常的にオナニーを繰り返してしまうことが普通じゃないってのは、アタシもわかっている。
けれども、気持ちよくなれる方法を知っているのに、それをしないなんてどう考えても損してる。としか思えなかった。
だから、アタシはそれがいけないことだとわかっていても、ひとりえっちを日常的に繰り返していた。
だって、おまんこクチュクチュするの気持ちいいんだもん。
「ン……ッ、ぅぅ、ん」
今日も学校から帰宅してすぐにお風呂を沸かしつつ、ベッドの上で白い肌を晒していた。
楽しみにしていたオナニーをするためにM字に股を開いて、おまんこに右手の細指をはべらせる。
そのまま、すりすり、と割れ目の外と内側のビラビラを優しく擦りあげ、ゆっくりと刺激に慣れさせていく。
膣口からじわじわ溢れ出してきた愛液で、おまんこを満たして、十分に濡れたのを確認してから、中指を膣内に挿入する。
「ん……ッ、んふ、んん」
クリトリスの裏側を刺激するようにクチュクチュと肉襞を擦り上げるだけで、甘い吐息が勝手に零れてきちゃう。
でも、これくらいの刺激では、絶頂までまだまだほど遠い。
だから、クリトリスとおまんこを右手の指でイジメながら、次は育ち盛りのおっぱいに左手を伸ばしていく。
「ンぁッ……!? あ、ぁあ……ッ、んふぁ……ッ、あぁあんッ!」
触るだけでぷるぷると揺れてしまうおっぱいを少しばかり乱暴に揉みこんで、先端にある乳首を硬く勃起させる。
それから人差し指の爪先で膨らみ切った乳首の先端をカリカリと弾いたり、挙句には親指と人差し指を使ってクリクリと抓るようにこねくり回したりして、出来うる限りの刺激を送り込んでいく。
「あ、ぁあ……ッ、あぅ、イクぅ……イッちゃうぅッ……!」
数分か数十分か。
同じ刺激を淡々を送り続けた部位からヒリヒリするようなくすぐったさが背筋を通って脳みそに行き渡って、内ももがぶるぶると震えだして――イク。
そう思ったときだった。
「あらあら、そんなによがり狂った声を出してひとりえっちなんかして、本当にはしたない子ね。毎日オナニーばっかりして他にやることないのかしら?」
「――ッ!?」
アタシしかいないはずの室内に知らない声音が響いてきた。
何事かと声のほうへ振り向くと呆れたような顔で宙に浮かぶ天使の翼を生やした金髪碧眼の少女がいた。
「あんた誰よ!?」
――見られた。
その事実に昂った感情が一気に冷めていく。
どうしていいのかわからなくなって、新しく湧き上がってきた感情を目の前の侵入者にぶつける。
「私は性の規律を司る妖精よ。あなたが毎日毎日ひとりえっちを繰り返しちゃうから、強○的に呼び出されちゃったみたい」
「は、はぁ……? 意味わかんないし」
妖精と言われても、パッとしなかった。
たしかに彼女は宙に浮かんでいるし、背中からは羽が生えている。どうみても普通の人間ではないのは目に見える情報からもわかる。
けれども、だからといってなぜそんな存在が、アタシのオナニーに反応して呼び出されてくるのか訳がわからなかった。
「私はあなたのセイカツを正すためにここにいるってことよ。ホント、変態って困るわ」
生活を正す。とか言われても、アタシは一人で十分生活できてる。
一体何を正すつもりなのかさっぱりだ。
それよりも、自分から勝手に現れておいて、アタシを変態扱いしてくるとか、何様のつもりなのだろう。
アタシが変態かどうかはともかく、妖精なのか天使なのか曖昧過ぎる存在の彼女にアタシの人間性を定義されたくない。
というか、思春期を迎えたら誰だってオナニーくらいするでしょ。
「生活を正すだかなんだか知らないけど、あんたにそこに居られると気が散ってオナニーできないから、さっさと消えて欲しいんですけど?」
突然現れた存在に胸の鼓動がうるさいくらい脈打ってるけれど、さっきまで絶頂まじかだった身体の熱は冷めきってしまって、火照り出していた肌の色も戻ってしまっている。
これだとまた最初から乳首やおまんこを愛撫して、感情を高めていかないと気持ちよくなれないだろうし、こうしている間にもアタシの生活のルーティンを崩されて、お風呂に入る時間が遅れていってしまう。
あおりに煽ってくる妖精の相手をするのは面倒だった。
「あなた、私の話し聞いてた?」
なのに、彼女は金色の眉をひそめてさらにアタシを煽ってくる。
「アンタのことなんてどうでもいいし、興味ないから消えてって言ったでしょ?」
だから、アタシも彼女に対抗するように先ほどよりも強めの声音で言い切る。
「――――」
お互いに視線をバチバチとぶつけ合わせて無言の時間を費やしたころ。
「そう……そういう態度をとるのね。本当は優しく諭してあげるつもりだったけど、いいわ。それなら、今後一週間あなたには一切のえっちを禁止させてもらうから」
えっちを禁止って、どういう意味?
「あんた何言って――」
パチンッ。
アタシの問いかけが終わるよりも早く、彼女が得意げに指を鳴らすと、アタシの周りに鉄のような見た目のベルトが突如として現れた。
それはウエストを挟み込むようにアタシのくびれたお腹に嵌りこみ、さらにお尻の筋を通りながら、お股を掬いあげるようにおまんこの上にも被さってくる。
そして、お腹の上で鉄のベルトがカチリと組み合わさり、へその上を中心にハート型の錠でガチャッ、と施錠されてしまった。
「え? は? うそでしょ……? なによ、これ……っ?」
何が起こったのか訳がわからず、鋼鉄のベルトに触ってみるが、隙間なくガッチリとアタシの股間に装着された鋼鉄のベルトはどう触ってもズレる気配さえない。
おまんこを触ろうと股間に指を伸ばしてもコメ粒ほどの小さい穴が散りばめられたドーム状の鉄板にコツコツと指の侵入が阻まれて完全にオナニーを禁止されてしまっていた。
なのに、ドーム状の鉄の板の内側では、ベルトの中心にある縦に細長く開かれたスリットの部分から、おまんこの割れ目の内側にあるビラビラが、強○的に露出するようにはみ出されていて、変な刺激がずっと残っている。
「まだあるわよ」
「ちょ、ちょっと待って――」
パチンッ。
状況を飲み込めていないアタシに構うことなく、さらに妖精が指を鳴らす。
すると今度はお椀型の鋼鉄の板が二つ胸の前に現れる。
それは、くるっとアタシの周りを一周し、背後から脇の下を通ってブラジャーのようにおっぱいの上に被さると谷間のところで接合部をカチャリと合わせ、股間に嵌り込んでいる鋼鉄のベルト同様にハート型の錠で施錠されてしまった。
そこへ、どこからか現れた鋼鉄の鎖が左右の肩と鎖骨の上を通り、おっぱいから鋼鉄の板がずり落ちないように背後の鉄のベルトと谷間の接合部にガチャリと連結されてしまう。
「な、なんなのよコレえ!?」
「乙女の貞操を守るための貞操帯よ。毎日オナニーしちゃう罰として一週間はそれを装着してもらうわ」
「は、はぁ!? 意味わかんないし!? ふざけてないで外してよ! こんな変なもの着けてたら、オナニーできないじゃない!?」
股間に嵌り込んでいる貞操帯とやらを外そうと躍起になるが、股関節とウエストのT字のラインを描くように腰のくびれやお尻の縦筋に食い込むように隙間なく嵌り込んで、ビクともしない。
「うぅ……ッ、外れないし、密着してるし、まじ気持ち悪いんだけど……ッ!」
お尻の穴を広げるように肛門に隣接している鋼鉄のベルトが、腰を捻るたび動いて気持ち悪いし、貞操帯の内側でスリットからはみ出すように剥き出しにされたおまんこのビラビラも腰を動かすたびに外側へ引っ張られて、ムズムズするようなじれったい刺激を伝えてくるから、もどかしくてたまらなかった。
おっぱいのほうに装着されたブラジャーみたいな貞操帯なんて、しっかりとアタシの胸の形に合わせて胴体をホールドしているから、肩を動かすたびに背中から脇の下を締めつけてきて、何度も何度もおっぱいを押しつぶしてくる。
「さっきも言ったでしょ? 私の目的は、性活。俗にいう性的な活動を正すことって。その貞操帯はあなたが一週間えっちを我慢できるまで絶対に外してあげないわ」
さっきのセイカツって――生活のことじゃなかったの?
「そ、そんなの意味わかんないってば!」
性活なんていう辞書にもない言葉を言われても反応できるはずがない。
「私は何度も説明したはずよ? なのに、一方的に話しを終わらせようとしたのはあなたでしょ? まぁ、でも大丈夫よ。どうせ、あなたのえっち癖が治れば、私は自然消滅するんだから」
にんまりと口角を上げて、余裕の面持ちで妖精は言い切る。
「だから、どうしてアタシがアンタのいうこと聞いて、えっち癖を治さなきゃいけないわけ!? そんなの意味わかんないから! とにかくさっさとコレ外してよ!」
「そう、どうやらまだ自分の立場が分かってないようね」
意を唱えるアタシが気にくわなかったのか、妖精はまたもパチンッ。と指を鳴らす。
「――ッ!?」
瞬く間に九つもの重厚な見た目をした鋼鉄のリングが空中に現れる。
それらは一つ一つ大きさがバラバラで、ギラギラと銀色の光を放ってる。
どう考えても、明るい未来が見えてこない。
「ま、待って……ッ、これ以上は無理! 謝る! 謝るから!」
妖精に落ち着いてもらいたくて、開いた両手を妖精に向けて声を上げる。
「そうね。もう少し早く謝ってればよかったのに」
しかし、その願いもむなしく、妖精が指を杖のように振り回すと、それぞれの重厚な鋼鉄のリングがカパっと口を開き、次々とアタシに向かって飛び掛かってくる。
「ひッ!?」
カチャ、ガチャッ。ガチャン。
とんでもないホーミング性能で飛び掛かってくる鋼鉄のリングに、対応できるわけもなく、手首。上腕。足首。太もも。最後には首にまで鋼鉄のリングがガッチリと装着されてしまう。
「ちょ、やだ……ッ、やめ!?」
そこへさらに鋼鉄のリングから飛び出すように出現した分厚い鋼鉄の鎖がそれぞれ対応した部位と繋がっていき、アタシの手足と身体を繋ぎとめるように鋼鉄の鎖がいくつもぶら下がっていく。
「お、重……ッ!」
次々と装着される装具の重量が身体にのしかかり、動くことさえおっくうになる。
けれど、鋼鉄のリングの効力はそれだけにとどまらない。
手首同士を繋げる短い鎖は両手を肩幅ほどにしか広げられないように制限し、さらに腰の貞操帯とも短い鎖で繋いで、手首を高くあげることさえ許さない。
それに加え、上腕に嵌められた鋼鉄のリングは背中で胸の貞操帯と繋ぎ合わさり、脇を広げさせてくれない。
足のほうなんて、太もも同士が触れるくらい短く鎖が繋がれ、足首は肩幅に開くのもやっとだった。
「うそ……ッ、うそうそうそうそうそッ!?」
等身大の鏡に映るアタシの姿は、鋼鉄の装身具に囚われた奴○みたいなことになっていた。
慌てふためいたアタシは、装着された各所の鋼鉄のリングを無理やり外そうとするけれど、どこもかしくも肌に密着するほどきつく嵌り込んでしまっていて、手足の筋肉を動かすたびに圧迫された柔肌が強く締めつけられてしまうだけだった。
首に嵌まり込んだ鉄枷なんて、アタシの喉をほどよく締めつけているから呼吸が喉を通るだけでも息苦しさを与えてくる。
「本当は、ここまでするつもりはなかったんだけれど、あなたが反省しないから悪いのよ? 反省した?」
妖精は余裕の笑みを作り上げながら、そんなアタシを煽ってくる。
「~~~~ッ!」
あまりにも惨めな姿に、何をどうすればいいのかわからなくて思考が真っ白になってくる。
なのに、どうしてだろう。
明らかに現実離れした状況なのに、下腹部の奥がじゅくじゅくと声をあげるように疼いて、興奮してる。
こんなの絶対普通じゃないってわかってるのに、アタシはこんなときでもオナニーしたいと考えちゃってる。
「これでわかったでしょ? 私のいうことは絶対で、あなたに拒否権はないの。もちろん、貞操帯を外せるのは私だけだから、自由になりたいなら、ちゃーんとえっち癖を直すことね」
「……ッ」
うふふ、と壊れた玩具を見下すような妖精に、全身の血の気が引いていく。
コイツは本気でアタシに一週間もこれらの装身具を嵌めておくつもりなのだ。
このままでは、朝起きてから寝るときまでもずっと、鋼鉄の装身具を身につけながら、生活させられる。
オナニーはアタシの生活の一部だ。
一人暮らしを始めてから、毎日ずっと続けてきた習慣だ。
それを禁止されたら、自分がどうなってしまうのかアタシでもわからない。
「こんなッ……こんなの一週間もなんて無理ッ! おまんこずっとムズムズしてるのに……触れないとか、絶対おかしくなっちゃうってば! コレ以外ならなんでもする! なんでもするから、だからお願い!」
必死に両手を合わせて、外してください。と妖精に懇願する。
「いまさらお願いしたってダメよ。そのままオナニーできないおまんこのことでも考えながら反省してなさい」
でも、アタシの想いとは裏腹に妖精の身体が光の鱗粉に包まれていく。
「あ、待って! 消えないで!」
全身を縛めている鎖の音色を響かせようと関係なしに妖精を呼び止めるけど、大丈夫よ。アタシは近くで見守ってるから。と言い残し、彼女は光の鱗粉に紛れてあっさりと姿を消してしまう。
「あ……ッ、うぁ……ッ、あぁ……ッ」
マンションの寝室には、全身貞操帯を身につけたアタシだけが床に這いつくばったままポツンと取り残されていた。
鎖に繋がれた両手足は不自由で、股間とおっぱいは貞操帯に覆われてる。
身体を動かすたびに伝わってくる鋼鉄の重量感は本物で、これが夢じゃないことを物語っている。
なのに、それらを強○的に身につけさせた存在はいともたやすく目の前から消えた。
信じられない。
こんな、理不尽なこと受け入れられるはずがない。
「なんなのよアイツ!? ありえないしぃッ!」
一瞬、心が折れそうになったけど、こんなにも現実離れしたリアルがあってたまるか。と怒りを糧に貞操帯を外すための様々な道具をかき集めていく。
けれども、鋼鉄の装具はアタシの想像以上に頑丈で、マンションにある道具を使っても、まったく歯が立たない。
ヤスリで表面を削っても傷ひとつつかなかった。
まるで、この世のものとは思えない不思議な力で守られているみたいだった。
「こんなんじゃ、まともに生活することさえできないじゃない……ッ!」
手首や足首を鎖で繋がれてる以上、衣服に袖を通すことはできない。
上に何かを羽織ることはできるけれど、明らかに不自然な見た目になっちゃうから論外だ。
アタシには学生という身分があるのに、えっち禁止の一週間ずっとこの格好のまま日常生活を送るなんて絶対無理がある。
そう思っていると、頭の中に直接妖精の声が聞こえてくる。
「あ、一応教えておいてあげるけれど、あなたにはそのままの姿でもその場に合わせたTPOになるように特別な認識阻害がかかっているから、その姿で外出しても他人はあなたが全身貞操帯を着けていることを認識することはないから、安心してね。もちろん風邪をひかないように体温管理の機能もバッチリよ」
今の話しが本当なのだとしたら、アタシは全身貞操帯を身に着けながら、他の人が行き交う社会に溶け込んで、日常生活を続けなくてはならない。ということになる。
「ま、マジで言ってんの……ッ?」
問いを返しても、何一つ妖精は返事をしない。
否定も肯定もしないということは、マジなのだろう。
「う、うぁ……ッ」
貞操帯に抑えつけられたおまんこがヒクヒクと疼く。
反射的に股間へ右手を伸ばしてしまう。
でも、理不尽な鋼鉄の下着がアタシの指先を拒んで、おまんこへの侵入を許してくれない。
いや、おまんこだけじゃない。
おっぱいに被さる貞操ブラのせいで乳首にも刺激を送ることができないのだ。
だというのに、自分の身に起きている現実を考えれば考えるほど、なぜだか逆にオナニーしたくなってくる。
このままではいけないとわかっていても、貞操帯の下に隠されたおまんこに指を伸ばして触ろうとしてしまう。
コツ、コツ。
「なんで……っ、なんで触れないの……ッ!?」
けれども、やっぱり触れない。
アタシがどんなにオナニーしたくても、貞操帯の存在がそれを許してはくれない。
貞操帯が装着されている限り、アタシはオナニーすることができないのだ。
「うぅ〜〜〜あぁ、もう! とにかく一週間だけオナニー我慢すればいいんでしょ!? その代わり、ちゃんと約束は守りなさいよね! バカ妖精! 聞いてんでしょ!?」
すでに消えてしまった彼女へ怒りをぶつけるように決意を吐き出して、えっちな気持ちを遠くへと追いやる。
そうでもしないとどうにかなってしまいそうだった。
彼女の思惑どおりに意思決定するのは癪だけれど、全身に貞操帯が装着されてしまってる以上、アタシはこの状況を受け入れるしかなかった。