牛娘牧場に社会科見学することになった女の子のお話し
はじめに
先月から頭に浮かんでいたシチュエーションが纏まったのでゲリラ投稿です!
どうぞお楽しみください!
以下キャラクター
和泉萌恵(いずみもえ)
黒髪ショートの女の子。
今回の物語における主人公ちゃん。
紗代ちゃん(さよちゃん)
萌恵が絡むグループのリーダーっ子で、イタズラが好き。
飼育員さん
牧場に雇われてる職員。
男性の職員はゼロで、全て女性の職員で構成されている。
牛娘(うしむすめ)
牧場で飼われている家畜。
見た目は完全に人間の女の子。
家畜とわかるようにカウベル付きの首輪と牛耳や尻尾は必ず着用させる義務になっている。
この牧場で育てられてる彼女たちはすべて乳牛。食用はいない。
——以下本編——
気温が不安定になってきた二学期の中旬。女子高生の私こと和泉萌恵(いずみもえ)はとある牧場へ社会科見学に行くことになった。
そこでは、私のような高校生の女の子と大して見た目の変わらない牛娘が畜舎の中で何匹も鎖に繋がれ飼育されていた。
彼女たちを初めて目にしたときは人間の女の子が裸に剥かれて牛のコスプレをさせられながら鎖に繋がれているようにしか見えなかったけれど、飼育員さんがいうには、彼女たちは特別な遺伝子操作で生み出された新種の乳牛で、その豊満な胸から搾られるミルクは一般に出回ることがないほどに一部の資産家から絶大な人気を博しているのだとか。
そのため、一般的に畜舎の見学などは常時解放されておらず、私たちのような高校生が飼育現場に立ち寄ることは初めての取り組みとのことだった。
「さて、これからみなさんには牛娘の乳搾りを体験していただきます」
飼育員さんからの大まかな説明が終わり、私たちのクラスは畜舎の奥へと通される。
ぱっと見たところ畜舎の中は長方形の形をしていて、内側(中心部)と外側(左右)のスペースを作るように柵で分けられていた。
私たちが歩く道は中心部で、外側の左右に設置された柵の向こう側には、牛娘たちが大きなおっぱいを中心部に向かって晒しながら両手を上に吊り上げるように鉄枷から伸びる鎖によって拘束されていた。
(うわ……こんなにいっぱいいるんだ)
一匹ずつ丁寧に、手前から奥に向かって、ズラリと陳列されてるその様についつい圧巻されてしまう。
まるで牧場なんかではなく、奴○市場にでも来てしまった気分になるけれど、あくまでもここは畜舎であり、彼女たち牛娘は人間そっくりな家畜でしかない。
そんな彼女たち一匹一匹にジャージ姿をした私たちが飼育員さんの指示で一人ずつ割り当てられていく。
「えっと……よろしくね?」
「うぅ……?」
私とペアになった黒髪ショートの牛娘に挨拶混じりに語りかけてみる。私の顔を見るや否やカウベル付きの首輪をチリンと揺らしながら、純粋無垢な様子で首を傾げられた。
意思の疎通はできるって飼育員さんは言っていたが、どうやらこの様子だと人間みたいに言葉は喋れないらしい。
言葉が通じるなら、ここでの生活がどんなものなのか彼女に聞いてみたかったけど、無理なら仕方がない。
「というか……あなたって――」
そんな彼女から伝わってくる第一印象は好感を持つべきか否か。迷うものだった。
何といえばいいのか。
兎に角、とても似ているのだ。
何と似ているかって、私と彼女の顔がそっくりなのだ。
背の高さも、体格も、まるで生き別れの双子のように感じるくらい似ている。
私と違う場所を上げるとするならば、私よりも若干大きな胸を露出させたままの姿で牛柄の衣を身に纏い、首にはカウベル付きの首輪と手足には鉄枷を嵌めていて、頭とお尻に牛のような耳と尻尾(アクセサリーのようにも見える)がついていることくらいだろうか。
これだけ私と彼女の見た目が似てるなら、ちょっとしたお遊びで私が彼女と同じものを身につけたら、簡単に入れ替わることができてしまいそうだった。
「ではみなさん始めてください」
入れ替わる。などというバカみたいな考え事をしてる私の周りで、飼育員さんの指示を受けたみんなが一斉に乳搾りを始める。
「あぅ……ッ、んぅうッ……!」
「あ、あんッ……んッ……!」
「んぅッ……、うぅッ……!」
瞬く間にあちこちから女の子の喘ぎ声みたいなのがたくさん聞こえてくる。出遅れたせいでなんだかその声を聞いてるこっちが恥ずかしくなってくる。
目の前にいる私そっくりの牛娘も乳搾りを始めたら同じように喘ぎ声を漏らすのだろうか。
それってある意味、私が乳を搾られながら喘ぎ声を漏らしているみたいに感じて、なんか嫌だ。
「…………っ」
自分と鏡写しのような牛娘を見つめれば見つめるほどそのことを意識してしまって、搾乳を始めることに抵抗感が芽生えてしまう。
何となく後ろめたさを感じて、周囲を見回すと、何もせずに手が止まっている私を見つけた飼育員さんがこちらに気づいて、近づいてきてた。
どうやら、このまま私だけ乳搾りを体験しないわけにもいかないみたいだ。
「ご、ごめんね……? ちょっとおっぱい搾らせてもらうから我慢してね?」
飼育員さんに声を掛けられてしまう前に、私は意を決して、自分とそっくりな牛娘のおっぱいへ両手をはべらせていく。
「あぅ……ッ」
彼女の大きめのおっぱいに手が触れると自分のものとは比べ物にならないくらいふんわりと柔らかい肉質が指先から直に伝わってきて、軽く力を込めるだけで脂肪の塊に手指がグニュっと飲み込まれた。
まるで膨らんだばかりの大きなマシュマロを手で掴んだような感覚に、申し訳ない気持ちがあふれ出てくるが、私はそこで手を止めず、吐息を漏らすだけで逃げるそぶりさえ見せない彼女のおっぱいをさらに揉んでみた。
「あ、あぁあ……ッ、あぅ……ッ!」
「————ッ」
甘い艶を帯びた声が彼女の口から零れ落ちてきて、息が詰まる。
同時に気持ちよさそうに股をモジモジと内側に寄せながら、繋がれた両手の鎖をジャラジャラ鳴らして、彼女は苦しそうに悶えるから、このまま彼女のおっぱいを揉み続けていいものかわからなくなる。
だって、どこからどう見ても彼女が性的な快感を得てるようにしか見えないのだ。
でも、周囲に目をやるとみんなはそれでも牛娘のおっぱいを揉み続けて、彼女たちの乳首からミルクを搾り取っていた。
だから、私も他のみんなと同じように牛娘のおっぱいを優しくこねくり回すように揉み込んで、先端部分にある乳首に刺激を集めていく。
「ンァッ……! あ、あぅッ、うぅッ……!」
すると、コリコリに硬くなっていく彼女の桜色の乳首から白くて濃厚なミルクがピュッピュッと溢れ出す。
私はそれを確認してすぐに、搾乳専用の吸引器を彼女のおっぱいに装着して飼育員さんの説明通りに機械を作動させた。
「あうッ、うぅうッ……!」
搾乳機の吸引がうまく作動して、彼女のおっぱいからたくさんのミルクが搾りだされていく。
「んはぁ……ッ、あぁッ……! あ、あぁあッ……!」
「――ッ」
しかしながら、自分と瓜二つの顔をした牛娘が頬を赤らめながら気持ちよさそうに喘いでいるのは、やっぱり恥ずかしかった。
どう見たって、鏡写しの自分が乳を搾られているみたいに見えるのだ。
ミルクを搾られるだけでこれほどまでに艶めかしい声を漏らすとか、搾乳ってそんなに気持ちいいのだろうか。
ちょっとだけ搾乳機がどんなものなのか気になってしまうけど、私のおっぱいからミルクなんて出るはずがないし、そもそも搾乳機を体験するなんて論外だ。
「あ、あぅあッ! あ、ぁんっ、んんッ、ん〜〜っ!」
「〜〜〜〜っ」
あぁ、早く終わってくれないかな。