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コラムの記事 (3)

Pエンタメ 2023/11/13 12:00

進捗状況とコラム「時代による漫画の違いについて」

11月も半分近くになりましたが、みなさんいかがお過ごしですか?
昨日は作品を進めるか、4コマを描こうかと思っていたのですが、私は体があまり健康ではなく、大きい発作がきたので何もできませんでした><
新作は22ページ目までネームが終わったのですが、最後をどうするかと、それにつなげるシーンを今考え中なんですけど、しっくりくる案がまだうかばない感じです(;^_^A

何もできなかったのでデッサン帳から、昔の絵をスキャニングして公開しようかなと思ったのですが、鉛筆書きのせいなのか、スキャナーの設定が悪いのか、薄くて何も見えませんでした><
なのでデジタルで何かないか探してみたところこういう絵がありました^^

今はわりとリアル系の絵を意識していますが、金田伊功先生を尊敬しているせいか、80年代の画風も好きなんですよね^^
一番親しみが深いのは90年代の画風かもしれませんが、80年代の頭が大きい感じの絵も面白いなと思います。
私の子供の頃はリアル系の劇画漫画がもう廃れていて、流行っていた劇画風の漫画は『北斗の拳』くらいでした…(;^_^A
家には『ゴルゴ13』の漫画が置いてあり、宮下先生の『魁男塾』なんかもジャンプで流行っていたと思いますが、ちょっとバカにしたギャグ漫画のノリでみんな読んでいた気がします。
荒木先生や北条先生、寺沢武一先生なども劇画の影響下にあるんでしょうけど、もっと洗練されたスタイリッシュな印象だったので人気があったんじゃないかなと思います。

当時、流行っていたのは鳥山先生や高橋留美子先生のような明るく、ポップでキャッチ―な絵でしたが、平成後期から令和に至って、画風こそ違いますがまたリアル系に寄っていて、理不尽で残虐、暗い印象がある昭和劇画時代のような内容の漫画が多いように思います。
私は、今までは同人文化にもいなかったので、好きな漫画の絵を好きに描いていたのですが、そろそろ自分の絵を固定していかなければいけないなという気がして、リアル系の絵の方がより女性を肉感的に表現しやすく、ダークな印象の時代の気分にも合っているのかなと思うので、劇画と漫画の間くらいの絵を意識して作っていけたらなと思っています!

それではみなさん、これから寒くなっていくと思うので体調管理に気をつけてお過ごし下さいm(__)m

Pエンタメ 2023/10/16 10:20

進捗状況とコラム「描きたいジャンルとテーマについて」

10月ももう半分が過ぎましたが、みなさん元気にお過ごしでしょうか?
新作はいよいよあと3ページ仕上げれば完成という段階まで漕ぎつけました…ε=(・o・*)
やっぱり32ページだと2カ月くらいはかかっちゃうんだなぁ~と今回は思い知らされましたが…><
チェックや描き足したりもするので、まだもう少しかかると思うのですが、何もなければ
今月中にはリリースできるんじゃないかなと思います^^


私が描きたいジャンルとして、異世界ファンタジー、時代劇くノ一モノ、SFなんかがあるんですが、女子プロレスや女相撲も描きたいんですよね…
しかし、アクションシーンはなかなか難易度が高いので何年も前から練習していました。


この絵はずいぶん前に練習で描いたものですが、板垣先生の漫画を意識した中国拳法のイメージだったと思います…(;^_^A
ボクシングや空手などの打撃系はアクションの中でもまだ描きやすそうなんですけど、プロレスはもっと難易度が高そうですね…
でも、最近はそんなにうまくなくても、結局は読者に通じればいいんじゃないか?って気にもなってきていて、近いうちには作品を作りたいなぁ~と思っています^^

私が描きたいテーマはずっと変わっていなくて、人間の業を赤裸々に表現するおもしろさなんですよね!
昨今の社会風潮としては、正しいか正しくないかで物事を判断し、リスク・コントロールやポリティカル・コレクトネスを重視する考え方が常識となっていますが、これが本当に心から出てきているものなのか、保身やマーケティング的な損得勘定からきているものなのかよくわからないモヤモヤ感があります…

現実世界では時代に寄り添う感覚も必要とされるわけですけど、漫画の中の世界くらいは、「けしからん!」とか「不謹慎!」といった声から解放されて、人間のよい面もよくない面もひっくるめて、ひとつの”業”としておもしろいよね!って私は表現できればなと思っています。

Pエンタメ 2023/10/01 22:19

進捗状況とコラム「なぜ3DCGよりも手描きがいいのか?」

10月に入り、かなり涼しくなってきたように思いますが、みなさん快適にお過ごしになられているでしょうか?
新作の進捗状況は、20ページ目まで仕上げ、あと3分の1少々となりました。
9月には間に合いませんでしたが、今月中にはなんとか完成させることができるんじゃないかなと思います^^
ゆくゆくは異世界作品も作りたいので、今回はその練習もあって過去の時代も少し描いているので、多少は凝った作りになっているんじゃないかと思っています。
皆様、新作もご贔屓下さいますよう、よろしくお願い致しますm(__)m


私は、子供の頃に北条先生の『キャッツアイ』を全巻揃えていて毎日読んでいたんですよね^^だから、今年から始まった『ルパン三世vsキャッツアイ』を楽しみにしてたんですけど、PVを見て3DCGぽかったので、がっかりしました><
私は泪というキャラが好きだったんですけど、なぜか3DCGでは惹かれないんですよね…
そういうわけで、今回はなぜ3DCGよりも手描きの方がいいのかについて少し考えてみました。

まず、3DCGには干渉問題があって、本来、人間の肩は耳までつくし、バレリーナのように足だって頬につけることができるのですが、ボーンに制限があるため、活き活きした動きを作りにくいんじゃないかと思います。
モーションキャプチャリングをすれば制限があってもリアルな動きを再現することができるんでしょうけど、毎回、武道のプロなどに演じてもらえないと思うので、普通は硬くなりがちですよね…

次に絶対に曲がらない問題があって、例えば、鋼鉄の剣でもインパクトの瞬間など、超スローモーションビデオで見るとゴムのようにしなってますよね。
漫画で剣などの武器を意図的にしならせるのはあながち嘘とも言えず、ひょっとするとリアルに近い表現方法なのかもしれないことに対し、3DCGでは全くしならないので、スピード感や迫力がないという点もあるのかなと…

最後に、これがキャラの魅力が欠ける最大の理由だと私は思うのですが、整合性がとれすぎている点なんじゃないかなと思います。
透視図法で描いた家って一見あっているように見えるんですけど、なんだかリアルじゃない感じがしますよね。
どんな美男美女でも人間の顔って左右対称ではないですし、見ている側も二つの目で見ているので、歪みも生じているハズだと思うんですよね。
しかし、そのちょっとした割り切れない部分が逆に人の魅力に繋がっているんじゃないかと私は思います。
絵も手で描くと、どうしても正確に描き切れず、多少のズレが生じてしまうんですけど、かえってそこがリアルな表現となり、キャラの最大の魅力につながっているんじゃないかなと私は考えましたが、みなさんはどのように考えますか?

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