デビルダンス 2023/10/05 17:25

■桜咲ちえり/ハーティチェリー【魔泥浸姫マッディチェリー】


3/7生まれ うお座 O型
心優しく頑張り屋の女の子。想像力が豊かで少々涙もろい。
七星、すぐりからは怜士関連でよくイジられており愛すべき妹分といったような立ち位置。
勉強、運動共に器用な方ではなく各能力は平均的。おやつ作りを趣味にしている母の手伝いをするため料理の腕はそこそこ。
自己主張は苦手だが誰かが困っている時には真っ先に手を差し伸べることが出来るタイプ。

他人の意見を大義名分にして何かを選ぶことから逃げている節がある、が本人に自覚は無い。
年頃の少女らしく悲劇のヒロインぶる事に酔いしれている面があり自己犠牲に走りがちなのはそのため。

■母親との関係について
https://x.com/devildance/status/1703410095793770662?s=20
『愛らしく可憐で純情な少女像』は母の理想によって無理矢理作り上げられた姿。
彼女の母はちえりに【完璧な少女】であることを求めており、不相応に大人っぽいもの、子供っぽいものは彼女に相応しくないと善意で排除している。
幼少期からちえりと共にあったうさぎのぬいぐるみも『もう子供っぽい』という理由で彼女自らの手で処分をするよう強要し、ちえりの持ち物や家具も完全に母の趣味によって取り揃えられている。
また、『市販のお菓子は身体に悪い』と手作りのおやつ以外を口に入れさせない等度を超えた過干渉で支配している。

ちえりが怜士にこっそり差し入れてもらういちごみるくは二人の絆であり母への小さな反抗でもある。

ちえりの友達である二人に関して、すぐりは育ちも良く振る舞いも上品なため気に入っているが七星は大雑把で下品なためあまり関わってほしくないと考えている。
大切な友達二人を比較し、七星とあまり関わらないようやんわり釘を刺す母の言葉がちえりをさらに傷つけるのであった。

■怜士に対して


物心ついたころからずっと一緒に居る幼馴染の男の子。
同級生ではあるがほぼ1歳差のある彼の事を半分兄のように慕っており、母親には言えない愚痴や涙も彼の前でだけは素直に表現できる。
恋愛感情の枠を越えたところにいるとても大切な人。今までもこれからもずっと一緒に居られると思っていた。

…あの日、あんな目にあうまでは。

■七星に対して
いつも勢いとノリで行動し、その結果みんなに笑顔をもたらす太陽のような女の子。
ちえり本人がはっきりと言えない事を代弁してくれたり(勘違いして全然違う事を言われることもあるが)変だと思う事にきちんと声を上げられる、自分を持っている少女だと思っている。
一人で心細く戦っていた時に戦う力もないまま肩を並べてくれた勇敢さには憧れの念すら抱いている。
彼女とちえりは互いを尊重し合える親友同士である。

■すぐりに対して
いつも冷静に周りを見つめていて、的確な助言をくれる大樹のような女の子。
ちえりや七星にはとても考えつかないようなアイデアや知識を豊富に持っており、まるで生き字引のような頼もしい少女だと思っている。
ずっと一人で居た彼女が自分たちを友達と認め、力を貸してくれた事はちえりにとっても嬉しい出来事だった。
彼女とちえりもまた、互いの長所に助けられている親友同士である。

■戦うことについて
母に求められる『ちえり』ではない、自分で自分の道を選んで進むことが出来る!と最初は意気込んでいたものの結局は誰かの命令に従い命を危険に晒している事に対し、心のどこかでモヤモヤしている。
いつもこもれび市に危険を持ち込んでくるソイルに対し、どうしてこんな酷いことが出来るのかと憤っている。


さて、ここからはメタっぽい話を…

■名前の由来について
https://x.com/devildance/status/1698910780723437933?s=20
悪堕ちして急成長する、というキャラデザが最初にあったので佐藤錦のような可愛らしいさくらんぼと大粒で禍々しい色合いのアメリカンチェリー両方を指せるチェリーを選択しました。
本名もそこから同じ音でそのまま名前として通用する『ちえり』に。
苗字は語感の良さと桜モチーフを入れたくて桜咲を選択。おうさかちえり、という読み仮名も可愛くて気に入っています。
skeb版の魔泥イメージから先に『マッディ』という形容詞を思いついており、韻を踏めるように【~ティ/ディ】で終わる健康的な形容詞を考えて『ハーティ』という単語を選びました。

■デザインについて
ハーティアン衣装全体のベースは某美少女戦士イメージで、細部におジャマな魔女のテイストも盛り込んでいます。
制服は同じく某美少女戦士の小さい彼女の4期版制服イメージとプリティでキュアキュアなシリーズっぽいデザインのミックスです。もう少しスカート短めでも良かったですね。
前髪ぱっつん+姫毛は遺伝子レベルで刻まれた手癖のため無意識に設定していました。

■作者から見て
母親からの呪縛に囚われつつ純粋培養された無垢で綺麗なお嬢さん。
真っ当なルートを歩んでいればどこかで独り立ちしたりきちんと話し合いを経て真っ当な大人になる未来もあったと思います。怜士君も居ますしね。
まぁ綺麗なものをグチャグチャに踏みにじって汚して『こっち側』に引きずり込むのが性癖なのでそんな未来は存在しないんですけどね!!すまんなちえり!!

今後マッディチェリーIFとかマッディチェリーイノセントで健全ルートもありえるから…まぁ…

魔泥浸姫マッディチェリー本編はこちらからどうぞ!
今回はこの辺で! 次回もどうぞお楽しみに!

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索