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2023年 12月の記事 (4)

逆神ラニ/D2T 2023/12/24 07:20

カテゴライズ

1作目の音声作品、「私は悪くないのに… ~side月美~ 私はアナタを歪ませたい」がお得に購入できるのももう少しです。
御子柴泉様のサドっぽい演技も聴けますよ?
気になってる方いたら是非ともー。画像クリックしてページを見るだけでもー。

ちなみに2作目や3作目、それとここCi-enでの公開を目的とした作品の準備も進めています。
これらについては既に声優様へご依頼も済んでいるのですが、他サークルの方々ってどんな基準で声優さんを決めてるんでしょうね?

ちなみに逆神の場合は大体以下の4種に声優さんをカテゴライズしてます。


・イジメたい声の人
女の子が可哀想な目に遭うシナリオであれば、ここにカテゴライズした人達から考える事になります。
可哀想は可愛い、これテストに出ますので覚えておきましょう。

・イジメられたい声の人
マゾ向け、女性優位のシナリオであればここのカテゴライズから。
言葉責めとか、焦らしプレイとか、いいですよねぇ…。

・イメージを覆したい声の人
「〇〇といえば◆◆さんだよね」
というイメージの強い声優さんもいますが、そうした人に敢えて真反対の役とか馴染みの無さそうな役を依頼してみたい。
釘宮理恵さんなんかはツンデレで有名ですが、個人的には少年役や無愛想キャラの声の方が好きですし。

・ただのファンです
ただただ純粋に自分の好きな声の声優さんに、自分の作品を演技してもらいたいんやっ‼
予算? 金に糸目なんぞつけるかアホんだらぁ‼
尚実際は糸目つきまくりなので、これが実現できるのは来年後半か再来年かなぁ…。
それか、こういう時ほどskebとか使えよって話になるんですかね?


「どのカテゴリにどなたが」とかは無用の争い起きそうなので公表は差し控えます。
ただ同人声優の方って沢山いるだろうから、まだまだ知らない人も多くいるのでしょうね。
先入観に囚われ過ぎず、色々考えていきたいものです。

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逆神ラニ/D2T 2023/12/10 16:35

大喜利ライブへ行ってきた

本日はあいおんうーざ様の出演している大喜利ライブへ行ってきました。
こちらあいおんうーざ様、某人気同人声優様と非常に声が似ているらしいとの事。
まぁ先日ようやく初作品を販売出来た駆け出しサークルの身では、お会いした事もない人なので確認のしようもないのですが。

あいおんうーざ様……一体「何のかえで」様なんだろうか…。


朝5時半に家を出発。
普段ブルーカラー寄りの仕事なので、整髪料とかつけませんがこの日はきちんと付ける。
以前やってたマチアプで出会えた時用(会えずに辞めたけど)に買ってた香水も一吹き。

親から見たらデートにでも行くのか? という意気込みっぷりですが、ごめんよママン…
そんな予定は当分というかずっと無いと思うんだ。

今回の大喜利ライブは2部構成。1部は主催の「なまえ」さんの一人大喜利で、ここから参加。
かと思ってたらガヤ要因としてあいおんうーざ様も来てました。

「深夜のコンビニとかドンキにいそうだな」
「『倖田組』のステッカー貼ったワゴンRとか乗ってそうだな」
とこの光景みて思ってたのは秘密です。

ちなみにこのなまえさん。個人的にも好きな芸人さんです。
多分初見だと魅力伝わりづらい気がしますが、しばらく見てるとなんかクセになる面白さがあります。

1部が終わり、多少の準備時間を経て2部開始。

あいおんうーざ様きっかけでお笑いライブに行くようになったんですけど、その中でも大喜利って好きなんですよね。

訳の分からんお題に対して、回答を用意する為に

発想力
想像力
語彙力
アドリブ力
知識の引き出し量

等々が求められるんですよ。
そして回答の大体がこちらの想像つかない物が出てくるので、自分が創作する上でのネタのきっかけを貰えたりしますので。

今回動画の撮影許可も出てたのでお題一つ分の動画も置いておきますね。

ライブ終了後はお話する機会も設けてもらえるんですが、ファンサは非常に良いぞ。
より推したくなってしまうぞ!

仕事の都合で頻繁には足を運べないのですが、また都合つけば是非とも行きたい所存でございます。

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逆神ラニ/D2T 2023/12/06 11:10

未来になれなかったあの夜に

https://www.youtube.com/watch?v=IDcxxXCO_mg

約18年前、大学3年の秋に参加した同人誌の即売会。
その日を最後に僕は創作活動を辞める事を決心しました。


中学3年で「ロードス島伝説」を読んで小説家を志し、18歳の冬に月姫と出会い同人業界の未来と可能性に魅入られました。
高校卒業の直前に同人小説の製作に取り掛かり、初めて即売会に参加したのは大学1年の5月。
ジャンルはいわゆる「型月」と呼ばれるTYPE-MOON作品の2次創作。
若気の至りとはよく言ったもので、この時の僕は自身の才能への過信と妄信に溢れていました。

「同人誌作成をきっかけに、ライトノベルデビューやゲームのシナリオライターになってやるんだ!」

当時は本気で思っていました。
とはいえ、勿論現実はそんなに甘くありません。
初めて参加したイベントでの販売部数は4部。今でもこれははっきりと覚えています。
一度のイベントで最も多く売れたのは大学2年の夏コミで14部。
前後で参加したイベントでも1回あたりの参加で、1桁の販売で終わる事が殆どでした。

ただ有難い事に、イベントに参加さえすればごく少数でも手に取って頂ける方達がいた。
これは非常に嬉しいことでした。
同じく極々少数ではありますが、感想のメールやHPの掲示板にありがたい言葉を頂ける事もありました。

活動当初に抱いた過信・妄信は打ち砕かれていましたが、こうした事は活動をする上での励みに大いになっていました。

そして大学3年の秋、それまで行っていた型月の二次創作から離れて「創作」ジャンルでの参加を決意しました。

ジャンルの枠に頼ることなく、自身が一から考えた一次創作で作品を発表したかったのです。そして短編を何本か合わせた創作小説の短編集を制作しました。
これらの話の内容や出来にはとても大きな自信を持っていました。

しかしながら結果は相反するものとなりました。
開場してから閉場するまでの数時間、只の誰一人もスペースに足を止めてくれる事はありませんでした。
手に取っての立ち読みも勿論ありません。

多くの自信・情熱・資金をつぎ込んで製作した同人誌でしたが、人の手に渡ったのは挨拶で交換した両隣のサークル様と見本誌として運営に提出した分のみでした。

イベントに参加して頒布数が0で終わる、活動して初めての事にショックを受けました。
そして

「ジャンルの後押しの無いお前の作品なんぞ無価値なだけだ」

そんな声に後頭部を強く殴られた気がしました。

折しもこの時の「大学3年生秋」というのは就職活動が本格的に始まる時期です。
折れた創作意欲に目を背け、逃げ出すにはおあつらえ向きのタイミングでした。
「分不相応な夢なんて捨てて、普通に生きよう」

そう思わせるには十分な時期と出来事でした。


しかしながら、成仏することなく折れたままの創作意欲は厄介な感情を生み出します。
自身が感動する作品を見聞きすれば

「あぁ…こうした才能や努力できる力を持つ人達が生きられる世界なんだよな…。やはり俺には似つかわしくないな」

と感嘆する一方で、自身が内容に首を傾げるような作品を見聞きすれば

「なんでこの程度のレベルで表舞台出てるんだよ…、このレベルでいいなら俺の方がよっぽどいいもの作れるわ、むしろ作らせろよ」

と心の中で悪態をついてました。
ただ今思えばこの悪態、心の中だけで済ませておいて本当に良かったと思います。
ネット掲示板とかに書き込んでなくて本当に良かったです。

そんな感嘆と悪態を繰り返す日々の中、ある事に気付きます。それは

「どんな評価を受けるような作品であれ、製作に取り掛かり完成させている」

という事です。
世の中に出る為には実力以外にも運・人脈・コネといった要素もいるかもしれません。
ただ例えコネだったとしても、そこに完成した作品が無ければ世に出ることは叶いません。

曲がりなりにも一つの作品を完成させる苦労を知っておきながら、その数倍の苦労を経て世の中に出た作品をこき下ろす自分の姿。
なんとも滑稽で矮小なものだな、と。

そこを自覚してからはまた作品を見る目が変わりました。
「面白い・面白くない」は自身の感性や癖にも左右されるので、ある意味どうしようもありません。
ただ自分が「面白くない」と思う作品であっても、完成までに至る経緯や努力は否定しないようにしようと。


そんな中、ある転機が訪れます。
2020年夏、僕はコロナに感染してホテル療養をしていました。
治りかけて来た時に、何か良い同人誌はないかとサイトを散策しているとおススメ欄にとある音声作品が。

当時音声作品の事は本当に何となくしか知りませんでした。
試しに体験版を聞いてみたところ、あまりのエロさに脳がやられて即購入していました。

その時ホテルにはイヤホンを持ち込んでいなかったので、自宅に帰還して改めてイヤホンで聞いてみました。そして再度衝撃を受けます。

耳元へダイレクトに襲い掛かる嬌声・囁き・耳舐め………。
これだけの衝撃を受けたのは果たしていつ以来の事か…。
一気に音声作品の虜となり、数多の作品に手を出す日々が始まりました。

そして作品を聞いていく中で、一つの欲が出てきます。

「俺も音声作品作りてぇな…」

以後の流れは前回前々回に記載した通りです。

ここで一つ正直な話をしますと、販売時期は早めようと思えばもう少し早められました。
不備の事はさておき、登録作業に取り掛かるまで半月くらいの間が空いてましたので。

これは登録し販売が始まる事に対して
「夏休みが終わってしまうような切なさ」
を覚えたり、後は

「果たして自分の作品が見向きされるのか…?」

という恐怖心があったからです。

更に正直な事を言えば、高い実力や多くのファンを持たれている御子柴泉様やおとぎりふあ様のご助力頂いているので、0に終わる事はないとも思っていました。
ただそれでも、自身の創作物が人の目に触れてもらえるのか、という猜疑心と恐怖心が消えなかったのも事実です。

それでも、ここで足踏みを続けるわけにはいきません。
ここで止まる事は製作に協力してくれた方々の好意と時間を無駄にしてしまうからです。


発売から3日が経ち、今この記事を書いている現在では

販売数:33
お気に入り数:150

の数字を頂いています。販売ページの閲覧をして頂いている人達の数はこれ以上でしょう。
この数字を多いと見るか少ないと見るかは人それぞれでしょう。
それでも僕は、自身の創作した作品に触れてもらえた事、その事にただただ感謝の念しかありません。

購入してくれた方、
お気に入りに入れてくれた方、
販売ページを見てくれた方、
これから購入してくれる方、

本当に本当にありがとうございます。

18年越しに戻ってきた同人製作、気持ちと資金が尽きない限りは頑張らせて頂きます。
宜しければこの先も、少しで良いので気に掛けて頂けましたら幸いです。


作品の販売ページはこちらです。
「私は悪くないのに… ~side月美~ 私はアナタを歪ませたい」
https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ01118970.html

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逆神ラニ/D2T 2023/12/02 19:05

残高4万円から始める同人音声製作

記念すべき初音声作品が明日発売されます(申請に不備かましすぎて不安はありますが…)。


今回は製作の色々を振り返ってみたいと思います。
多分長文になるので、お時間ある時に是非読んで頂ければ幸いです。

御子柴爆誕割引でサークル爆誕

「音声作品を作りたい……」
と漠然とながら過ごしていたある日の事。
ある一つのツイートが目に入りました。

https://twitter.com/asuparama40/status/1652882952165146625

このツイートを見て程なくして、僕は御子柴泉様へご依頼のDMを送付していました。
因みにこの時の口座残高は4万円。

かの大仁田厚はプロレス団体FMWを5万円で旗揚げしたと言われています。
一方のこちらは4万円でサークル立ち上げ……。
よし、勝ったな(勝ってない)。


【39歳独身実家暮らし・社会人生活17年位】
で、いるにも関わらずこんな残高なのは浅いようでマジで浅い理由があります。
その理由はまた後日どこかで。

あ、一応念のため言っておきますと

・4万円「で」作った訳ではありません
・依頼先各所へお支払いは速やかに行っております。

まぁ普通に無駄遣いしてなければ毎月3~5万は貯金に回せるし、ボーナスも充てれば十分足りる算段は組んでました。
この2行書いて我ながら不思議なんですが、これでなんで残高4万円なんですかねぇ…。

台本書くのって難しいね

連絡後、御子柴様には無事依頼のご快諾を頂けました。
そうなると、兎にも角にも必要なのは台本。

学生時代は同人活動で小説を書いていたので、まぁ何とかなるだろうと高を括って執筆開始しました。
が、何とかなんてなりませんでしたね…。

いわゆる「地の文」が無く、セリフだけで話を構成する事のなんと難しいことか…。
書いていてどこかに覚える違和感の数々…。
何ともピンとこなくてモヤモヤする日々…。
文章のレイアウト自体へも「コレジャナイ感」を抱いてました。

これらを払拭すべくググったところ、一つのサイトに辿り着きました。
はい、駆け出し同人音声サークルの御用達であろう

卯月りりむ。様の「同人音声.com」

です。
細かい理屈は抜きにして、このサイトを見てれば大概の作業は何とかなります。
事実僕は何とかなりました(と言っていいはず…?)。
それ位にこちらのサイトに掲載されている情報の質と量が素晴らしいです。
上記違和感の大体もこちらで解決出来ました。

台本の質は別として、作業の方向性を決められた事で執筆効率は非常に向上しました。
書き上げるまでの目途も立ったあたりで、スタジオ様と御子柴様のスケジュールを確認した上で収録の日取りも決定。

そんなこんなで何とか書き上げた台本も提出し、収録日を迎える事となりました。

声優さん凄い、マジしゅごいの……

収録はリモート立会で参加。
因みにこの時の立会での僕の環境はこちら。

これを見て目を疑った方は多いかと思います。
自分でも今見たら本当に目を疑います。
何なら過去に戻れるならシバキ倒して、店に引きずって機材一式買わせるレベルです。

実際収録後にこれはアカンと思ってオーディオインターフェース一式買いました。
うん、先に買っておけば良かったですね。
こういう事を「後悔先に立たず」と言うのでしょう。

そして実際に収録が始まると、より機材に対する後悔の念が強くなります。
だってさ、演技の質がマジで高いんだものっ……。

いや、御子柴様の演技力が高いのは購入済み作品を聞いていて理解はしていました。
が、リアルに収録という体で聴くと本当に凄みを感じます。

他のサークル様の記事でも見かけましたが、台本への理解度や解像度が高いんですよね。
演技の質の高さにこれらが加わるのだから、台本書いた身としては興奮するしかないわけで。

トラック毎の収録が終わるたびに
「どうでしたか?」
と聞かれますが、終始
「大丈夫です」「完璧です」
の二言しか発してなかったと思います。
マジ限界オタクと化してました。

仕事モードなら初対面の人とでもそれなりに話せるんですが、この時はただの一オタクと化してまともな会話出来てた記憶がありません。やだ、オタクって怖い…。

さらに気持ち悪い事一つ言いますと、御子柴様の台詞噛んだ時の
「あばばばば」(イメージ)
のリアクションが凄いツボに入ってました。

この収録は時間にして2時間弱ほどでしょうか、非常に濃密で幸せな時間を過ごすことが出来ました。

編集作業ってマジで大変でエグイね…

収録が終わり次なる作業は編集。
この作業、外注するか自分でやるか大いに悩んでました。

最終的には「外注すると費用が嵩むなぁ…」と思って自分でやる事にしたのですが。
いざやってみたら、この作業頼めるなら全然高くねぇなと考えを改めました。

NGカット処理一つでもかなりの神経と時間使いますしね…。
使ってたソフトに「自動ノイズ除去」機能があったのですが、作業対照の範囲間違えて片耳側に指定した箇所のデータおかしくしてしまったりもしました。

そして段階的な保存をしていなかったので、同じトラックデータのNGカット処理をまた一からやり直したりも…。

この辺の段取りはきちんとマニュアル類確認してれば回避できたのでしょうが、何事も
「習うより慣れろ」
で生きてきたので、今回もそれでやってたらかなり苦労しました。
まぁこの辺は失敗する事で気付けることもあるので痛し痒しかな、とも思ったり。

ただこの辺のソフトの勉強はもっとしなきゃいけないな、とは思ってます。

そして発売へ

そうして何とか四苦八苦しながらも、必要なデータを揃えて販売準備は整えることが出来ました。
DlSiteへの予告申請&販売申請においては恥ずかしい不備を連発していたので、割愛します。

何事も無ければ数時間後に販売開始…。
何か驚くくらい実感が無いというか、変に淡々としている不思議な気持ちです。
明日を迎えればまた変わるのかな?

御子柴泉様やおとぎりふあ様の他にも、ご本人様の意向でお名前は出せませんがご協力頂いた方もおります。
多くの人に助けられ出来上がったこの作品、もしよろしければご購入・御試聴頂ければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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