curasutaru. 2023/11/15 21:46

1-2話 美雪拘置所入所

40分程走っただろうか。
少し泣いたあと、美雪は窓から流れる景色を眺めていた。

窓の外に××拘置所が見え、車が拘置所内に入っていく。

地下の駐車場に車が停められた。
腰縄を持った警察官に軽く引っ張られるようにして車を降りた。

警察官:
「前の警察官についていきなさい。」

腰縄を持った警察官にそう言われ、もう1人の警察官の後ろを手錠腰縄姿でついていく。

拘置所に入ると、4畳程度の小さい部屋に連れて行かれた。
部屋の隅に机がひとつ置かれている以外はなにもない部屋だ。

部屋の中には女性職員が待機しており、警察官から腰縄と手錠の鍵を受け取った。
2人の警察官は部屋から出て行き、外側からガチャリと部屋に鍵をかけた。

女性職員:
「それでは身体検査をしますね。」

女性職員はそう言うと、私の手錠と腰縄をはずす。

女性職員:
「服を全て脱いでください。
 脱いだ服はこのカゴの中へ入れてください。」

そう言って職員は机の下に置いてあったカゴを美雪の目の前に置いた。

美雪:
「はい」

女性の前とはいえ、全裸になるのはとても恥ずかしかったが、黙って服を脱いでいく。

美雪の白くてうまそうな体があらわになる。
スタイルは良く細身だが、全身に程よく肉がついている。
胸はCカップで大きくはないが、形はきれいで、乳首はピンク色だ。
腹には腹筋の縦線がうすく浮き出ている。
尻は張りがあり、まったくたるんでいない。それでいて見るからに柔らかそうで触り心地の良さそうないい尻だ。
恥部の毛は自分で処理しているため、ほんの少ししか生えていない。
美雪は普段から日焼けには気を使っていたため、肌は全身きれいな白色をしていた。

自分だけが全裸だという恥ずかしさから両手で胸と股間を隠した。

女性職員:
「そこの壁の前で手を頭の後ろに回して足を肩幅に開いてください。」

女性職員が言う。
美雪は職員の言った通りの姿勢になるしかなった。
自分の胸や股間を隠すこともなく、相手に晒し、美雪は羞恥心で女性職員のほうを見ることができなかった。

すると女性職員は机の上の箱からカメラを取り出し美雪の方を向けた。
全裸の写真を撮られるんだ、、。
美雪は体を隠したいと強く思ったが、必死でその衝動を抑えた。
美雪は大学一年の時に付き合っていた彼氏とセックスをした経験はあるが、それが美雪の初めてだ。
今まで全裸を見られた人はその彼氏だけだった。
もちろんハメ撮りの経験なんてない。

パシャ パシャ

写真が撮られていく。
美雪は目を閉じて羞恥にたえた。

女性職員は全身が映るような写真、胸のアップの写真、股間の写真を数枚撮った。

女性職員:
「口を大きく開けてください。」

女性職員はペンライトのようなものを取り出しながら言った。
美雪は口を大きく開けた。

女性職員はペンライトで美雪の口内を照らし、口内をじっくりチェックした。

女性職員:
「口は閉じて大丈夫です。
 次はそのまま後ろを向いてください。」

美雪は両手を頭の後ろにしたまま、後ろを向く。
女性職員は美雪の全裸の後ろ姿をカメラに収めていった。

女性職員:
「次はこの足のマークに合わせて立ってください。」

そう言って女性職員は地面を指差した。
地面には足のマークが2つ書かれており、その足型に合わせて立つことをと直感した。

美雪がその足型に合わせて立つと、足は肩幅よりも少し開かれた状態になった。

女性職員:
「目の前の壁に両手をついてください。」

美雪は素直にそれに応じる。
壁は美雪の少し前にあり、そこに手をつくためには上半身を少し倒す必要があった。

壁に手をつくと尻を突き出すような姿勢になる。
屈辱的な姿勢をとらされ、美雪はこの検査が早く終わるのを願うばかりだった。
後ろには女性職員いるが、美雪からは何をしているのか見えない。

パシャ パシャ

シャッター音がなりはじめ、また写真を撮られていることが分かる。
どうすることもできず、突き出したお尻をカメラで撮られていくのをただ待つしかなかった。

女性職員は美雪の後ろの写真を撮り終えると、ゴム手袋をはめ、肛門と膣検査用のガラス棒を取り出した。
美雪は後ろを向くことができず、女性職員がなにをしているのかわからない。

女性職員は美雪の尻を少し開き、ガラス棒を美雪の恥部へあてがった。

美雪:
「ンッ、、、。」

美雪は急に股間に冷たいものがあたったことにびっくりして声が出してしまう。同時に美雪の臀部周辺の筋肉が緊張する。

女性職員:
「膣内を検査しますので、力を抜いてください。」

女性職員はゆっくりとガラス棒を美雪の膣に挿入し、数回軽く回した。

この検査は膣の締まり具合や、感度を測定するための検査ではない。
そのような検査は調教センターへ移送後に行われることになる。

この検査はあくまでも逮捕された人が拘置所内に薬物などを持ち込むのを防ぐための検査である。
人権剥奪書にサインするまでは最低限の人権は保証されるということを前提とした検査なのだ。

女性職員は膣からガラス棒を抜き出し、次は美雪の尻穴にガラス棒をあてがった。

美雪は尻穴も検査されることを瞬時に理解し、恐怖で全身をこわばらせる。

女性職員:
「力を抜いてください。」

女性職員はそう言いながら、美雪の尻穴にゆっくりとガラス棒を挿入した。


美雪:
「ッ、、、。」

尻穴に異物が入ってくる違和感と恐怖に息が漏れる。

女性職員は膣と同じように、ガラス棒を数回まわして、薬物などを持ち込んでいないか検査した。

続いて職員は性病検査用の長い綿棒のような物を取り出し、美雪の膣へ挿入し、膣内部の粘液を採取した。
これは性病をもっていないか検査するためのものだ。

女性職員は綿棒を膣から抜き出すと

女性職員
「問題ないですね。
 楽な姿勢をとってください。」

美雪は楽な姿勢になり、女性職員の方を向く。

女性職員:
「これで検査は終了になります。
 下着を着たあと、こちらの服に着替えてください。」

そう言って女性職員は美雪にきれいにたたまれた白い服を手渡した。

美雪はカゴから自分のブラとパンツを取り出し、着た。
そして、白い服を広げてみた。

それは半袖のシャツだった。
ズボンはなかった。

一般的に罪を犯して拘置所に入所する人は、着てきた服のまま入所することになる。
しかし、奴○志願者は下着と白いシャツ一枚で入所することが決められている。

美雪はシャツをはおり、ボタンをとめる。
シャツは丈は少し長めで、パンツは半分くらいは隠れる長さだった。
生地が薄いので、体がスースーする。

美雪がシャツを着ると、女性職員は机の上に置いてあった手錠を持ってきて言った。

女性職員:
「両手を前に出しなさい。」

再び手錠がかけられる。
そしてまた腰縄をまかれた。

グッ

腰縄で美雪の腰は強く締め付けられる。
手錠と腰縄をされる瞬間はやはり屈辱だった。
自分と同じ女性に拘束され、とても悔しかった。


女性職員は腰縄を持ち、入口の扉の横に取り付けられている電話で外の警察官に合図をする。

女性職員:
「検査完了しました。
 解錠お願いします。」

ガチャという音がして、扉が開く。
女性職員は美雪に向かって「出なさい」と言った。

美雪が部屋を出ると、先ほどの警察官2人が外で待機していた。
警察官は女性職員から検査が問題なかったことの報告を受けながら、腰縄の縄尻を受け取る。

美雪はズボンをはいていないため、男の警察官に見られるのがとても恥ずかしかった。

警察官:
「前の警察官に着いて行きなさい。」

前の警察官が歩き始めたので、素直にそれに着いていく。
生地が薄く体がスーッとするため、美雪は羞恥心におそわれながら歩く。

美雪の後ろを歩く警察官は美雪の尻や太ももを見ながら、ツバを飲み込んだ。
警察官はシャツの裾から見え隠れする美雪の柔らかそうな尻肉を触りたいという衝動を必死に抑え込んだ。

次に美雪が連れてこられたのは取調室のような部屋だった。
真ん中に机が置いてあり、机の奥と手前にパイプ椅子が置いてあった。
美雪はパイプ椅子に座らされ、椅子に腰縄を結びつけられた。

警察官が美雪の前に座る。
もう一人の警察官は外に出て、外から部屋を施錠した。

机の上には何枚かの資料が置かれている。
警察官はその資料を見せながら、拘置所での生活について説明を始めた。


警察官の説明内容はこんな感じだ。


奴○志願者は調教センターへの移送までの間、しばらくこの拘置所で生活することになる。
調教センターへの移送はだいたい二週間に一回ペースで行われていて、移送には護送車と呼ばれるバスが使用される。
ちょうど昨日、移送が行われたので、美雪は約二週間の間この拘置所で生活することになる。

拘置所内には奴○志願者専用の収容棟があり、美雪はこれからそこの独房に収容される。
食事は朝昼晩、独房に運ばれ、トイレも独房の中にある。
風呂は2日に一回で、女性職員が立ち会いの元、シャワーのみ許可されている。
また、拘置所での生活期間中は、要望があればマンガや雑誌を支給することもできる。

人権剥奪書などの書類へのサインは調教センターへ移送の1日前に行われる。
その時までに本当に奴○になるのかよく考えてくださいと警察官に言われた。

最後に、拘置所内では、奴○志願者は番号で管理され、私は6番だと言われた。


警察官は説明を終えると美雪と一緒に部屋をでる。


警察官:
「それでは6番を独房へ連行します。
 前の警察官について歩きなさい。」

番号で呼ばれるのはとても嫌だなと思う。

先ほどと同じように前後を警察官に挟まれ、手錠腰縄姿で連行されていく。
歩いている時、何人かの職員とすれ違った。
すれ違うたび、美雪には羞恥心がこみあげた。

しばらく歩くと頑丈そうな鉄の扉が現れた。
鉄の扉の横には受付窓口のようなものがあり、その中には事務所があって、職員が複数人デスクにむかっている。

警察官が受付窓口を開けながら言った。

警察官:
「お疲れ様です。
 6番を連行しましたのでお願いします。」

そうすると、受付窓口の横のドアから男性職員が1人出てきて言った。

男性職員:
「連行ご苦労様です。
 これからはこちらでやりますね。」

そう言って男性職員は私の腰縄を警察官から受け取る。

ガチャ

男性職員が鉄扉の鍵を開け、扉を開く。

鉄扉の奥は長い廊下になっていて、その両脇に独房が並んでいる。
これからここに監禁されるんだ、、。
美雪は頑丈な作りをした収容施設に恐怖を感じていた。

男性職員:
「歩け」

男性職員に命令され、歩き始める。
男性職員は私の腰縄の縄尻をしっかり掴んで、私のすぐ後ろを歩いた。
美雪は廊下の両脇の独房をのぞいてみるが、まだ誰も収容されていないようだった。

男性職員:
「ここだ」

男性職員が一番奥の牢の前で立ち止まった。
牢の左上には6番と書かれており、その横に私の写真が一枚貼ってあった。
その写真は今日撮影されたものではなく、私が奴○志願書を役所に提出する時に、同時に提出した写真だった。

男性職員が肩につけられた無線機に向かって言う。

男性職員:
「6番解錠お願いします。」

牢の入口がガコンと横にスライドして開いた。
男性職員は私の手錠と腰縄を外す。

男性職員:
「入れ」

美雪:
「はい...」

美雪は重い足取りで牢に入る。
男性職員が無線機で施錠の指示をすると、ガコンという音と共に牢の扉がしまった。


牢は4畳あるかないかくらいの広さである。
廊下に接する面は鉄格子になっており、廊下から中の様子は丸見えだ。

廊下に接する面以外は全てコンクリートの壁になっており、隣の牢の様子を知ることはできない。

牢屋の中は、入口からみて1番奥に小さなベッドが置いてあり、その手前に様式トイレが設置されていた。
もちろんウォシュレットなどはついていない簡易的なものだ。
トイレの横には低めの壁が設置されている。
用を足している時、下半身だけは廊下から見えないようにする配慮であった。

美雪はベッドに腰をかけた。
ベッドはとても硬かった。

美雪は狭い牢に入れられ、とても暗い気持ちになった。

長時間手錠で拘束されていた美雪の手首は赤くなり、少しヒリヒリと痛んだ。

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