curasutaru. 2023/11/17 22:11

1-4話 調教センターへ移送

今日は美雪が拘置所に収監されてから13日目だ。
調教センターへ連行される予定日の前日である。

拘置所に収監された日に受けた説明では、今日が人権剥奪書にサインをする日だ。
人権剥奪書にサインをすると、美雪は法的に正式な奴○となる。

昨日はよく眠れなかった。

いつも通り朝食を食べ終え、時間をつぶしていると、職員が女の子をどこかへ連れていきはじめた。
人権剥奪書にサインをしにいくのだろう。

美雪は自分がいつ呼び出されるか内心ビクビクしていたが午前中に呼び出されることはなかった。

昼食を食べ終え、時間をつぶしていると、美雪の牢が開けられる。

男性職員:
「6番、両手をまえにそろえなさい。」

男性職員が2人、牢の外に立っていた。

美雪は立ち上がって、両手をそろえる。
手錠がかけられ、腰縄を巻かれる。

男性職員:
「前の人について行きなさい。」

.....

前後を男性職員に挟まれて連れて行かれたのは、初日にも来たことがある取調室のような場所だった。

初日と同じようにパイプ椅子に座らされ、椅子に腰縄を結ばれる。

前に男性職員が座り、机の上においてある資料のうち2枚を美雪に見せる。

一枚は人権剥奪書であり、もう一枚は奴○契約書だ。

職員はこの2枚の書類について説明した。
人権剥奪書にサインをすると美雪の人権はなくなり、法的に奴○となること。
奴○となったものはその所有者にあらゆる権利を所有されること。
このあらゆる権利とは生殺与奪の権利なども含まれ、奴○は所有者に殺されても文句はいえないこと。

奴○契約書は美雪が奴○になった後、美雪の所有権のありかを明確にするためものだ。
職員の説明によると、この書類にサインした場合、美雪の所有権はこれから連行される調教センターが持つことになる。

男性職員:
「それでは、書類にサインをしてください。
 奴○になることを辞めたい場合はサインしないでください。その場合はここであなたを解放します。」

書類にサインをするために、もう1人の職員が美雪の手錠を外す。

奴○にならないという選択肢はなかった。
もちろん奴○になりたくはなかったが、両親が病にたおれ、借金まみれになった家族を救うため、奴○になることを決意したのだ。

美雪は重い気持ちで、人権剥奪書と奴○契約書にサインした。
美雪が奴○になった瞬間であった。

男性職員:
「あなたはこれから人ではなくモノとして扱われます。
 あなたの所有者はこれから移送する××県調教センターです。それを忘れないでください。」

美雪:
「はい...」

美雪は自分が誰かに所有されているという実感がわかなかった。

その後、また別の紙が渡された。
その紙はたくさんの質問が記載されたアンケートだ。

学校の部活動はなにをやっていたか?
趣味はあるか?
などの普通の質問もあれば、

男性経験はあるか?
フェラの経験はあるか?
セックス時にアナルを使用したことはあるか?
などの普通は絶対にきかれない質問まであった。

職員に全ての質問に答えるよう言われ、美雪は質問用紙を埋めていった。男性職員に回答を見られないよう、手ですこし隠しながら回答を記入していった。

記入しおわると、再び拘束され、手錠腰縄姿で独房へ戻された。

ついに奴○になってしまった。もう後戻りはできない。
調教センターに連行されたらどんな扱いを受けるのか、美雪は不安と恐怖でいっぱいだった。



次の日、、。
美雪は昨晩もよく寝れなかった。
朝食を食べ終わり、何もない時間が続く。

何時に連行がはじまるのだろう、、。

あと少しで昼食か。
そんなことを考えていると、突然、収容棟全体にアナウンスが響き渡った。

アナウンス:
「これから本拘置所に収容されている奴○を調教センターへ連行する。奴○は職員の命令に素直に従いなさい」

美雪の胃がひどく痛む。
自分が奴○と呼ばれることにひどく抵抗感がある。

アナウンスと同時に収容棟の鉄扉が開く音がした。
5、6人くらいの職員が収容棟の入口からこちらに向かって歩いてくるのが見える。

アナウンス:
「1番から5番解錠します。」

ガコン!

複数の牢が同時に解錠され、5人の若い女性たちが連行されいく。

アナウンス:
「6番から10番解錠します。」

そのあとすぐに私の牢の扉も開いた。
男性職員が1人、中に入ってきて言った。

男性職員:
「後ろを向いて両手を後ろに回しなさい。」

美雪は素直に後ろを向き、両手を後ろにそろえる。
後ろ手に手錠がかけられた。

そして職員は美雪の後ろから首に何かをつけはじめた。
首輪だ。美雪はすぐに気づいた。
サイズを調整して、美雪が少し苦しいくらいのとこで止められた。


この首輪は皮製の簡易的なもので、前と後ろに金属の輪っかがついている。
首輪は調教センターで別のものに付け替えられる。

男性職員:
「前を向け」

美雪が前を向くと、首輪にリードがつけられた。

男性職員:
「来い」

リードを軽く引きながら、男性職員が言う。
美雪は素直に従うしかなかった。

牢を出ると、美雪と同じように首輪後ろ手拘束をされた女性たちが数珠つなぎにされ、職員にリードを持たれて立っている。


その列最後尾の女の首輪に美雪のリードが繋げられた。

すぐに5人の女の数珠繋ぎが完成する。
どの女も白いシャツ姿で、若く美人ぞろいだ。

1番後ろの女は首輪の後ろの輪にリードをつけられ、男性職員がそれを持つ。


男性職員:
「歩け!」

前と後ろを男性職員に挟まれた5人の女奴○が惨めに連行されていく。

美雪は映画やドラマで見たような奴○の姿になってしまったことがとても悔しかった。
また、護送車まで連行される間、周りの男性職員たちが女奴○たちの尻や足を見て、なにやらヒソヒソと話しているのがとても屈辱的だった。

前の女の子のお尻が目に入る。
シャツで尻の半分はかくれているが、下半分は隠れていない。

美雪は自分の尻をいやらしい目で見られたくないと思い、シャツの裾を拘束された手で引っ張って下げようとするのだった。

護送車に到着する。
ひとりずつ数珠繋ぎから外され、護送車に乗せられていく。


席に座ると、目隠しがつけられる。


目隠しをするのは調教センターの場所を奴○に知られないようにするためだ。
調教センターの場所を知る人は一部の人間だけで、ほとんどの人がその場所を知らない。
場所だけではなく、中でどのようなことが行われているのかも秘密にされている。
当然、美雪も調教センターがどのような場所なのかなにも知らなかった。


しばらく時間が経過し、護送車が発車する。
美雪は後ろ手に拘束され、目隠しもされているため、静かに調教センターに到着するのを待つしかなかった。

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