ゲーム制作日誌 第3話『何をもってヨシ!としたんですか?』
■ゲームUIの完成
さてキャラクターの動作は概ね問題なく完成(?)したため、それから
しばらく背景画像やゲームのUIを用意したりしていました。
こんな感じで背景画像を用意して、システム側でアイコンを上に表示させる
というものです、おそらく一般的な方法……。
また、ゲージも別で画像を用意してプレイヤーが行った動作によって
上下する数値に連動して表示されるよう設定しました。
ゲージの作り方なども調べると既に似たようなものを作成していた方が
いたのでありがたく参考にさせていただき完成させました。
※実はプログラムにミスがありゲージが上下すると問題が出るのですが、
快楽値は上昇のみ、体力は減少のみしか行われないので問題なし!
■クリック動作の組み込み
ゲージとアイコンが完成したので、前回作成したLive2Dモデルの
アニメーションと組み合わせて表示をさせる必要があります。
つまりスカートのアイコンをクリックすると……
脱げてほしい!
そう、この動作はうまくいったのですが、ここでまた問題が発生します。
■Live2Dのアニメーションについて
ポーズの変更によるパーツの表示・非表示を切り替えるために、
前回お話しした非表示パーツを大量に作成したのですが……
パーツを1つずつ切り替えるということができないのです!
これは文章で説明すると少し難しいのですが、Live2Dにはキーと呼ばれる
モデルのアニメーションやパーツの表示・非表示を指示する
点のようなものを設定していく必要があります。
左から時間が流れてゆき、点のところまできたらそれに対応する動作を
行うことでアニメーションとしてモデルが動くようになるのです。
※このアニメーションは高速ピストン時のもの
テンポよくキーが打たれていますね
さらに複雑な話になるのですが、このキーの打ち方は
動かしたいものにだけキーを打つ方法と、
全パーツ(パラメータ)にキーを打つ方法の2種類があります。
今回はスカートを脱がすだけなのでスカートにだけキーを打てばよいのでは?
そう思い設定をして、実際にゲーム上でもその通り動作したのですが、
動かしたいものにだけキーを打つ方法だと、その後に色々と問題が……
具体的に発生した問題としては
・制服を脱がす→挿入する等の動作を行うとパーツが再表示されたりする
・ゲームのコンフィグ等を開くとパーツの表示がリセットされる
・パーツが瞬時に切り替わらない(これはポーズ切替機能の仕様)
見事に問題だらけのため、仕方がなく全てにキーを打つ方法に変更することに
つまり二郎系のコールよろしく
手錠目隠しありでスカートOFF!
パンツ半脱ぎで上は着たまま!!
みたいなことを全部指示してやるわけです
※パンツ半脱ぎも実は存在していたのですが、実装されませんでした(泣)
これなら想定外の動きをすることは基本的にありません。
流石にLIve2D完全に理解した状態、問題への対処もスムーズです。
そう決定した時点で次に何をするか
勘のいい方なら既におわかりだと思います
そして私も気づいてはいたのですが、
またもや素人の力技でこの問題を解決していくことになるのです……。
次回、ゲーム制作日誌 第4話『儂のエロコールは108手まであるぞ』