ゲーム制作日誌 第4話『儂のエロコールは108手まであるぞ』
■アニメーションファイルの作成
前回、着せ替えエロコールでゲームを作っていこう!
とは言ったものの、
流石に誇張しすぎだろう、ちょっと面白おかしく言っただろ?
そう思われるのも無理はありません……。
ですがガチです、本人はいたって真面目です。
こんな画像だけ見せられてもわかんねぇ! と思われる方、ごもっともです。
一体これは何をしているのかというと、
「体位」「制服」「スカート」「手錠」「目隠し」「パンツ」
この6種のパラメータのどれをON・OFFにするかというのをわかりやすく
ファイル名にして管理したものです。
数値が「0」の時は非表示、数値が「1」の時は表示となっております
※体位だけは0~3のパターンで管理しています
例えばこの中の「idle010001」というアニメーションファイルは
足を閉じたポーズで制服・パンツのみというコールを意味しています。
このアニメーションファイルを起こりえる全ての組み合わせで作成しています。
アホですね
■着せ替えシステムの実装
さて、アニメーションファイルは作成しただけではゲーム上で動きません。
プレイヤーの操作によって動作することによってはじめて意味をなします。
着せ替えパラメータを「1 or 0」で切り替えるようにしたことには
もちろん意味があります。
決してエロコールをそのままファイル名にしたくなかったとかではありません。
ここからは少しゲームシステムの話になるのですが、ティラノスクリプトでは
「変数」という機能を使うことができます。
この変数というのは、選択肢やプレイヤーのクリック、シナリオの進行など
によって中身が入れ替わる箱のようなものだと思ってください。
その変数を着せ替えで使う6個のパラメータ分用意して、プレイヤーが
アイコンをクリックしたとき変数の中身入れ替えるというシステムに
することで常に女の子の状態を変数として記憶しておくことができるのです。
そして変数を入れ替えた後に必ず着せ替えが発生するようにプログラムを
組み込み、プレイヤーがどのような順番で操作を行っても問題なく女の子を
脱がせたり手錠を嵌めたりできるようにしています。
図のように繰り返して行うことでどんどん女の子を脱がせられる。
このゲームの心臓部はこの着せ替え機能にあるため、
これがちゃんと動かなければそもそもゲームとして成り立たないのです!
いや、既に色々な間違いを犯しながら進めてきたので、いまさら何を言った
ところでという話ではあるのですが……。
さてゲームの根幹はほとんど出来上がってきました。
初めはどうなるかと思ったゲーム制作ですが、
ようやく完成が見えてきたのです!
次回、ゲーム制作日誌 第5話『ゲームコンセプトについて』