空想番外地 2024/06/17 00:00

「夢とロックとカフェインと…Lesson1」サキュバスCRISIS 世界観・設定について


「皆様、こんにちは、こんばんは、はじめましてー
 当サークルを主催しておりますナカモンですー」


「初投稿の記事では、当サークルの処女作であります、
 サキュバスCRISISの世界観と設定について、ゆるーく説明
 させて頂きたいと思いますー」


「世界観とかって、年表とかいって、ぐだぐだ
 書き連ねるんちゃうんけ
 誰が見たいねん、そんなもん!」


「え~ボクは好きだけどな~、まぁまぁ見てみようよ~」

「……まずは、ざっと歴史についてですー」

1..背景・歴史

舞台となるのは、中世期のヨーロッパに酷似した架空の大陸「アルサリア」です。
物語の時代では、人間族の間で二大宗教が激しく争っており、後世に業火の時代と呼ばれることになります。
実際は宗教に名を借りた侵略が各地で繰り返され、侵略する土地が乏しくなると、次は内戦が引き起こされます。
そして、戦禍はエルフ等の人間以外の種族にも及ぶことになります。

アルサリア大陸は西方に人間族の王侯達が支配する諸王国があります。
中東には、ほぼ全域を支配する宗教国家があります。
また西方の地はエルス教のトップに立つ教皇が存在します。※エルス教については後述
エルス教会は広大な教皇領を所有しています。
東方はその多くが謎です。独自の進化を遂げた人間族の国家が存在しています。
北方は強大な軍事力を誇るドワーフ王が支配しています。
南方は亜人を中心とした諸部族に治められています。

西方の主な宗教は一神教であるエルス教であり、中東にも同様に一神教であるモハブ教があります。 ※モチーフはキリスト教とイスラム教
エルフ等の亜人は独自の宗教または始祖を信仰しており、魔族の多くは現存している実力者(上位デビルなど)を崇拝しています。


「むふ~。いかがです?」

「ああ? ワリィ、寝てたわ……」

「……」

「次は、種族についてだね」

2..種族について

主な種族は「人間族」、「エルフ族」、「その他の亜人」、「魔族」であり、人間族が最も多いです。
アルサリア大陸では、人間族が支配層を構成しエルフ族は地位は低くはないですが、長命ゆえに社会に関心が無い者が多いです。

多くの人間はエルフを含め亜人を毛嫌いしており、種族を問わず”トンガリ耳”と蔑んでいます。
個人では貧弱な人間も、大集団になることで他種族より優位に立っています。
人間は自分たちを、神に愛された唯一の種族と称し、他種族を徹底して差別、弾圧しています。

亜人の多くはオーク、オーガなど多くの種類があり、これらは人間と敵対しており、しばしば村や街を集団で襲います。
これらの亜人は人間からは単にモンスターと呼ばれています。

エルフは最も古い種族であり、精霊魔法を使うことができますが、一般的に人前では見せることはありません。
各々が魔術の使い手であり、高度な知識を持っていますが、地上の社会に関心が無い者がほとんどです。
エルフの中でもハイエルフは、最も神に近い存在と言われています。
ただし、その姿を見たものはほとんどいません。

エルフの亜種としてダークエルフが存在し、災いをもたらす者として、あらゆる種族から迫害されています。
高位の者は強力な暗黒魔法を使い、また亜人を手足のごとく操ることができます。
ダークエルフには厳格なヒエラルキーがあり、部族を統率するリーダーは導師、大導師などと呼ばれます。

魔族はその多くが元々は冥界の住人であり、様々な理由で冥界から地上に追いやられたという背景があります。
上位のデビル族から下位のインプなど多くの種類があり、概ね人間よりはるかに長命であり魔法を使いこなします。
人間に危害を与えることも多いですが、協力したり使い魔として人間に使役される者もいます。
高位の魔族は、本体は冥界にあり、地上においては他の魔族やダークエルフを使役します。


「ざっと、こんな感じですー」

「……」

「眼開いてるけど、寝てる……」

「そういえば、ナカモン~
 ボクの相棒のレムの種族についての説明が
 無いよ~?」


「サキュバス族については、更に細かい設定がありますので、
 次に詳しく説明させて頂きますー」

3..サキュバス族について

本作におけるサキュバス族は、冥界の女王たるリリスの眷属として最上位の魔族(夜魔)でした。
ある時、大公であったヴェルフェゴールが女王を地下に封印したことにより地上に追放されます。
一族は女性のみであり、地上ではエルフ族に次いで長命です。
その多くが冷酷であり、他種族に対しては排他的です。
※人間、エルフを特に嫌う、またダークエルフを敵視している
単性なので繁殖するためには他種族の精子を必要としますが、一人を誕生させるには数千人分の精子が必要となります。
選ばれた者から卵として産み落とされ、さらに長い年月をかけて孵化する際はほぼ成人としての姿を得ます。

サキュバス族は狩りと称して、義務として他種族の男性と性行為を行います。
ただ快楽と娯楽のために狩りを行う者も少なくなく、より凶暴性を発揮して人肉を食らうことも多いです。
多くの者が魔法を使いこなすことができます。特に魅了の呪文など精神に影響を与える術が得意です。

一族を支配する者の名はリリンと呼ばれます。冥界の女王リリスの地上における代理人です。
リリンと主人公は、一族の中で唯一夢潜りという秘術が使えます。
これは対象者の夢に入り込んだ上、対象者自身となり自由に動くことができます。
対象者に対して与える影響は絶大なものがあり、術を掛けられた者を廃人同然にしたり、逆にどのような精神の病を治すことも可能です。


「はぁはぁ……こんなところですね」

「ナカモン、お疲れ様~」

「あれ、ボスは……」

「とっくに帰ったみたいだよ~」

「……これにて、Lesson1は終了です!」


「最後まで、お読み頂きまして、誠にありがとうございましたっ!
 よろしければ、フォローして頂けますと幸いでございます!
 次回の記事でお会いしましょー」

皆様に、幸運が訪れますように…

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索