空想番外地 2024/07/22 22:00

「夢とロックとカフェインと…Lesson8」DIVER 構想ノート 後編1


「皆様、こんにちは、こんばんは、はじめましてー
 当サークルを主催しておりますナカモンですー」



「Lesson8では、DIVERの構想ノートの後編をご紹介
 していきますー」


「いよいよ後編だねー」

「最初にお断りといいますか、言い訳になりますが
 実は現在は、構想ノートと違う方向で考えているところ
 もありまして……」


「おいおい、ナカモンよぉ~
 ええんか、そんなええ加減なことで~」


「……そうですね~、ですがここでは構想ノート
 のご紹介ということですので、まずはそのまま
 掲載させて頂きますー」


「ちょっと、心配だけど……いってみよ~」

ゲームの簡単な説明

DIVERが被験者の精神世界に入ると、見た目はその世界に
相応しい服装になります。

(例)
 学校なら、学生服
 戦場なら、戦闘服
 事故現場なら、ボロボロの服
 海なら水着
 など・・・


「主人公たちの立ち絵が、ステージに応じて
 変わるということだねー」


「面白いと思うな~」

「こんなん、やろうと思ったら何百枚も立ち絵
 がいるやろ~」


「金銭的にも時間的にも、そんな余裕あんのけ?」

「……」

「できるできないは別にして……
 これはですね、電脳空間においては頭で想い
 描いたイメージが、見た目を創造する……」


「という発想が元になってまして……
 アニメ映画のパプリカでも、そんなシーンが
 ありましたねー」


「ここで言う電脳空間とは、被験者の脳内を分析して
 映像化された空間だと思って頂ければー」


「でも、実際にそれやるとなると、ボスが言う
 通り……」


「ナカモンの生活は崩壊するねー」

「死ぬ気でやれば、何とかなるやろ」

「また、そんなこと言う~」

「……ここは、なるべくシチュエーションに
 合わせて、立ち絵のバリエーションを増やして
 みようと思います―」

主人公は多重人格(4人存在)なので、被験者の脳内に
ダイブした後は、複数の人格に分かれるという設定です。
戦闘時は、最大5人でのパーティプレイになります。


「ここは、キャラ紹介の方でもご説明してますねー」
DIVER 構想ノート 中編1
DIVER 構想ノート 中編2

「ダイブってなんやねん?」

「(そこからですか……)」

「Dive…潜水、水に潜るというのが通常の
 意味ですが……」


「本作では、いわば心に潜るということですので
 潜心……Diveという意味になります」


「本作のタイトルでもある、DIVERはつまりは
 潜心士を意味しますー」


「何だか、カッコいいねー」

「もちろん、そんな職業は現実には存在しません」

「本作の時代設定は、21世紀も後半なので、その
 時代には、潜水士ならぬ潜心士という職業が
 あって、精神治療に従事しているという設定
 ですー」


「それは、あれかー
 人の頭に入り込んで、自由に操れるという事かー」


「さらっと……怖いこと言わないでよねー」

「でもこれって、サキュバスCRISISのプレイ要素の
 一つだった、夢潜りみたいなものなんだねー」


「実は構想はこちらの方が先なのですー
 サキュバスCRISISはファンタジーなので
 SF的な要素を、あのような形で表現して
 みましたー」


「DIVEは何となくやけど、わかったわー
 ほんで、その次はー」


「主人公のマリアが多重人格で、戦闘時は5人になる
 というところですねー」


「現実世界のマリアは、もちろん実体は一つですので
 いわば一つの肉体を、五つの人格が共有するという
 ことになりますー」


「何か、えっちぃのぉ~」

「もうっ……何でそうなるんだよ」

「ですが、電脳空間上は姿の違う、4人のキャラと
 一緒に行動することになりますー」


「キャラの詳細は、DIVER構想ノート中編を
 ご覧くださいー」

敵は人間の負の感情を映像化したものであり、その見た目は時に物のようで、時に人間の形をしたものまで様々です。
これらを打倒(抹消)しながら、精神を蝕んでいる元凶であるトラウマを抹消することで、その精神世界はクリアとなります。
被験者によっては、複数のトラウマが存在します。


「よくある話よのぉ~」

「もちろんですよ、前にも言った通り、多くの先人の先生方を
 リスペクトした上で、参考にさせて頂いているのですから」


「これは、戦闘モードで登場する敵の説明ですー」

「これも、夢潜りで登場したシャドウみたいな
 ものだねー」


「ペル○ナやろ……」

「電脳空間上に出現する敵は、人の負の感情……
 恐怖や悲しみが具現化したものだと考えて頂ければ
 と思いますー」


「ペル○ナやろ……」

「もう少し分かりやすく言うと、負の感情が形になって
 襲ってくるってことだねー」


「ペル○ナやろ……」

「あくまでイメージですので、ダイブした側には被験者の
 感情がそう見えていると捉えて頂ければと思いますー」


「ペル○ナやろ……」

「ボス! さっきから、ペル○ナ、ペル○ナって
 しつこいよ!」


「ペル○ナやろ……」
「ペル○ナやろ……」


「三枚におろされたい……?」

「ボスが言いたいことは分かりますよー
 ですが、シャドウはアトラスさんの専売では
 ありませんー」


「元々は心理学者のユング先生が、定義した考えでして
 ペルソナも同様ですー」


「心理学的に分かりやすく説明しますと、ペルソナは表に
 見せたい自分で、シャドウはそれとは逆に、隠したい
 自分になるでしょうかー」


「次にトラウマですが……」

「知ってんで、虎馬やろ、馬鹿みたいなもんやろ」

「……」

「……バカ」

「コホン……トラウマとは心の傷を指しますー
 心理学用語としては、心的外傷、精神的外傷と
 言いますねー」


「本作の時代は、想定される最悪の近未来ですー
 科学技術は発展していますが、戦争や環境破壊に
 より世界は荒廃しきっていますー」


「サキュバスCRISISの世界みたいだねー」

「わ~た、わ~たっ! ほんでトラウマがゲームに
 何か関係あんのけ?」


「世界の荒廃と共に、人の心も荒んでおりまして
 3人に1人は、何らかの精神的な病を抱えています!」


「それは大変だねー」

「さらに精神病も複雑化、多様化しており、もはや
 従来の心理治療では対応することはできません!」


「そこで、潜心士……DIVERの出番となります!
 彼らは、被験者の脳内に潜り、電脳空間上に存在する
 トラウマを強○的に排除することが目的となります!」


「本作でも、このトラウマを排除することが、プレイヤーの
 目的になります……
 シャドウと同じく形を持って出現して、ボス敵として
 プレイヤーの前に立ちはだかることになります!」


「もう一つ特筆する点は、主人公のマリア自身が多重人格
 というところですねー
 これが、物語にどう絡んでくるのか、ご注目くださいー」


「だって……わかった? ボス?」

「……フンッ」

ゲームが進むにつれ、主人公はある違和感を感じるようになります。
犯罪者などは、どう考えても普通は被験者になりえないからです。
主人公は、ある出来事がきっかけで、その背後にある国家規模のプロジェクトの存在を知ります。
その謎をつきとめるのもプレイヤーの大きな目的です。


「これは、あらすじなの?」

「いえ、さすがにあらすじをここで公開するわけには
 いきませんから、物語を進める上での、大体の目的
 になりますー」


「まだ、決まってへんのやろ……」

「……」

「まぁまぁ……それにしても、サキュバスCRISISもそう
 だったけど、このDIVERでも、主人公は面倒なことに
 なりそうだねー」


「主人公のマリアは、もぐりのDIVERという設定なの
 ですよ、なので患者はいろんな層がマリアのラボを
 訪れることになります……」


「それって、なんて間 黒男……」

「はいはい、分かる人が聞いたらすぐに分かる
 ような人物名を出すのやめてくださいねー」


「マリアは、純粋に精神病をこの世から無くしたいと
 いう強い想いがあるのです……
 それが、何かは物語を進めて行けば分かります」


「もちろん、あの方のように大金を要求したりも
 しません!」


「でも、犯罪者も見るって……」

「キレイで純粋のように見えて、実はハラにイチモツ
 あるんとちゃうけ?」


「イチモ……」

「マリアは多重人格なだけで、純粋な女の子ですよー
 ただ、他の人格にはそんなのもいるのは否定
 できませんね」


「ここは、物語の成り行き上、ある犯罪に関わって
 しまう……ということだけ申しておきましょう」


「なんや、歯切れが悪いのぉ~」

「国家規模のプロジェクトが関係してくるの?」

「それが、本作の重要なキーワードである、プロジェクト
 VABELです!」


「また、大層な言い回しやのぉ~」

「これは、日本州政府とプレアデス社、アメリカ軍
 が共同で推進しようとしているプロジェクトでして」


「実に500億ドルを投じた、一大プロジェクトです!」

「それは、凄いねー」

「まだ詳しくは申せないのですが、VR技術を用いて
 人類に画期的な……簡単に言うと記憶のソフトウェア化
 人間の脳内の記憶を書き換えるという計画です」


「それって、なんてトータルリコール」

「はい……言うと思いました」

「ボクには、さっぱりだよ……」

「記憶のソフトウェア化というのは、あくまで表向きで
 実は他に恐ろしい目的があるとだけ、今は申して
 おきましょう」


「何だか……怖いねー」

「はぁ……今回はここまでにしましょうか」

「そうだねー、皆さんも大分お疲れだと思うよー」

「今回は、マニアックな話が多かったですからねー」

「最後に前回のプレツクデーで、投稿させて頂いた
 動画の長尺版を公開致しますー」



「ここまで、お付き合いして頂きまして、本当に
 ありがとうございましたっ!」


「珍しく、ボスも最後までいてくれましたねー」

「おうっ! まかせんかぁあららりええあ……!」

「さっそく、飲んでるっ!
 しかも、すでに出来あがってるー」


「……これにて、Lesson8は終了です!
 次回は、構想ノートの後半2、その他の設定について
 紹介いたします!
 後編をお楽しみにー」


「次回はさらにマニアックなご説明になると思いますー
 お付き合い頂ければ幸いです!」


「最後まで、お読み頂きまして、誠に
 ありがとうございましたっ!
 よろしければ、フォローして頂けますと幸いでございます!
 次回の記事でお会いしましょー」

皆様に、幸運が訪れますように……

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