再編

再編というよりは、見切り発車で計画したものをより固めたという表現が正しいと思います。
特別没になった作業などもないので、作業が遅れるというよりは、当初の想定より方向性がやや変わると捉えていただければと思います。詳しいご説明は次から。

ふんわりとまとめていたエッチシーンの総量をはっきりとさせました。
32シーンと基本絵は恐らく29枚になるかな？といったところ。総数に関してはフラグの整理から逆算して決定しました。エッチ内容も決定済み。
最低限完成と言えるラインがここなので一先ず、この数を完成させるのが目標になります。

そして当初の予定から少し方向が変わったのが、M向けシチュがあまり増やせそうになかったという部分です。当初は半々くらい取れるだろうかと思っていたのですが、予想よりもシチュを差し込むのが難しかったです。10はぎりぎり取れるか取れないかなぁ…といった数。

原因として、当初は全く考えていなかったストーリーのバックボーンやキャラクター性などが色濃くなったからです。
意外に不思議なもので、エッチシーンテキストを考えるに辺り色々とこねくり回しているとキャラクターも固まってきて、さらに本編の浅いつもりだったストーリーとの整合性なども合わせて考え始めると、かなりちゃんとした一キャラクターが出来てしまいました。

もっと具体的に表現するなら、当初として抜きキャラとしてパッと出て深い話もなく終わるはずだったキャラクターが、感情の表裏を含み、それに至るまでの過程も設定され、ちゃんと意思を持って動くキャラクターになったという形です。

つまり、キャラクターに反した動きは違和感に繋がるということですね。
大まかなキャラクターは以前からお話してる通りで変更はありません。しかし、この面が表なら裏が出来たということで、この裏面に表にない弱さを含んでいるという形です。

ストーリーを見る分には深みが増す要素なのですが、これが逆にM向けシチュを描くに辺りやや扱いずらい側面になってしまいました。シチュを数個程度なら問題ないのですが、この数を圧倒的に増やそうとなると、難しいですね…。
さらにエロトラップ的な設定も災いして、数合わせをすると間に入れ込みにくくなってしまいました。

M向けシチュを特に期待されている方にはかなり申し訳ない形になったかなと思います。一応、下地として32シーン完成すれば追加として組み込むように動くつもりです。が、それとは別にMシチュ以外に書きたいシチュも存在していて正直分かりません。
或いは、次作をメ○ガキものとして振り切ったものを作るつもりなのでそちらにご期待いただければと思います。

今回は個人的にかなり勉強になった日かなといったところです。
手を止めて企画を考えていたところで何も始まらないと思い、見切り発車で動き始めましたが、開始一か月ほどは内容が固まる意味でも腐らない作業を進めつつ、泳がす期間と思った方がいいのかもしれません。

次作がM向けシチュしかやらないくらいのテンション感を想定してるので、今作はMシチュ以外をやり切るつもりで作るべきかなぁとも悩み中。どうしようかな…。

一応補足として、キャラクター性が入ることに伴いストーリーも強化しますが、長々とした会話イベントなどはあまり挟まないつもりです。
バックボーンとしてエッチシーンなどに反映されたり、必須じゃないイベやラスト付近に少し挟む程度かと。
ストーリー主体のゲームでない以上、自分で操作できる時間は多い方がいいですからね。

本日の作業進捗も載せておきます。
記事を書いている時点で、エッチテキストが6シーン終わりました。差分作業に手間取るのは間違いないのでかなり急いで全シーンテキストを終わるように進めています。
最終チェックで実装シーンを見ながらいじったりもするので、ここで手を止めても仕方がありませんから。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。