人々方々 2024/06/29 00:00

進捗と、インスパイアされた作品の話

 某新作ソシャゲの3Dアニメを見ていると、やっぱアニメはいいなぁと思う私です。3Dはそれだけで他の作業が出来ないくらい手間暇がいりそうだから触れることも出来ませんが、2Dでもあれくらいぐりぐり動かしたゲームを作れるようになりたいですね。
 ちなみに自分はそのソシャゲはやりません。時間もないし、後PCとかのスペックも恐らく足りないと思います。最新ゲームをやるとファンの唸りがすごいんですよね…。


・昨日の進捗。
 無事二人目のモーションも完成。加えて三人目の立ち絵を完成させ、モーションにも着手しました。

 三人目の味方キャラがこちら。

 魔法学校首席エリート、後天的クソ雑魚ちんぽふたなり魔法使いちゃんです。
 キャラデザをもっと考えるならバッグとか持たせてシルエット強化すべきだとか色々考えてましたが、動かす時にも面倒になるので没。
 正直にキャラデザは苦手なのであまりやりたくない…。時間をかけ過ぎても仕方がないので、最低限それっぽく見えればそれで満足することにしています。

 今回の進捗は言うほどよくありません。最後のモーションに立ち絵とかなり迷った時間があり、それが後につっかえました。
 そして、かかった時間だけ何かが良くなったかといえば全くそうではありません。悩んだ末、結局無難なところに落とし込んだというところ。こういうことがよく起こるので、時間をかけることには消極的なのですよね…。考え込む暇があったら手を動かすべきです。

 あとは天気も影響したかも、気圧にかなり影響される人間なのでそれで無気力だった感じもあります。普段はもう少し頭も回るのですが、昨日はずっとだらけていました。

 三人目のモーション数的に上手く動かないので動画はありません。明日には動くだけのモーション用意を進めるのでお待ちいただければと思います。



・本日の進捗目標。
 三人目のモーションを進めます。いい加減ゲーム部分を作りたくて暴れ狂いそうなので、早いところ済ませたいです。
 昨日の進捗で、あまり全てを新しく描こうとしても良くならないことが段々見えてきたので、使いまわせる分は使いまわしたり、不要な枚数は減らしたりでコスト削減も目指していきます。



 アニメというものの奥深さを感じている最近です。慣れてくると枚数を増やしたり、新しい絵で描いたりなど試したりするのですが、いまいち効果を発揮したと感じることが少ないです。むしろ悪化したというケースも…。追加して結局戻したりなどもかなりやりました。
 動くことに関しては非常に魅力的ですし、この辺りは失敗を含めよく勉強をしていきたいものです。そのうちエロにもアニメーションを利用したいですが、コストと実装の仕方も分からないので、しばらくは難しいだろうなぁという印象。

 もし実装してみようと思った段には、作品にちょこっと差し込んで動作確認から始めると思います。まあ、それもいつになるやらです。その辺りに着手するよりかは、もっと全体のボリュームを増やすのが個人的に優先度は高いです。



 今回は私がゲーム作りにおいて特に影響を受けたものの話をば。
 どれも個人か少人数だろうという作品ばかりです。作品自体の面白さもそうですが、個人といった狭い範囲だけでもこれだけ面白いものが作れるのかという感動もありました。


・あたらしいゲーム

 一部では有名であろうエロ同人ゲーです。
 何よりも独特な世界観と王道的なストーリーにキャラクターも魅力なのですが、やはり際立ってると感じるのはその表現方法だと思います。いわゆるプロと比較して上手い絵かといえばそうではないのですが、それが返って独特の雰囲気を作っています。序盤の現実世界マップで私は一気に引き込まれました。

 絵の使い方が本当に上手いのです。絵の上手さをカバーするとも違いますが、枚数が相当に多く、そしてこれによってここまで感動するのかと自分でも驚きました。

 絶対にEDまで遊ぶべきだと思う作品です。そこまで遊んだ時の感動はとてつもない。前作のMY]Rも同じくEDまで遊ぶべき作品、ただこの2種はかなり人を選びます。ハマる人にはとんでもなくハマると思いますが。
 その点は次作の傭兵の冒険で改善済み。万人受けに寄っていますが、相変わらずの表現力は健在です。

 私がEDを作る際も大いに参考にさせていただきました。それだけ感動がすごく、改めて見てもいいな…と感じるものです。当然今後の作品作りで見習っていきたいものの核で間違いありません。



・引き裂かれたバダール

 こちらは比較的最近遊んだフリーゲーム。ドグマシリーズと言われている作品の一つという立ち位置でしょうか。といっても単体で楽しめるものになっています。

 いわゆるVIPRPGというものでかなり人は選ぶのでしょう。それに加えて下品な表現が多分に含まれるので、苦手な人にはとてつもなく苦手だと思います。

 際立って感じるのが、一部に漂う陰鬱なテキストでしょう。首をくくったり、出来の悪い親や子に嘆いたり、またはコンプレックスを押し出すような、現代的な負のテキストがもりもり組まれています。
 そんな中で通っていく王道の熱いストーリー、これに自分はやられました。先行きの見えない負の要素に加え、最終的にそれを掻き消してくれる王道ストーリー。自分の癖というものが見えてくるものです。

 自分の作った作品の変なNPC会話はこちらから学びを得て作りました。ストーリーを進める度に変わる会話なども力が入っており、まるで思想が現れるかのような癖のあるテキストは全て見て行きたいと思えるほど非常に魅力的に感じました。ただ世界観の話だけをすれば良いという、NPC存在の認識を丸々変えてくれる作品となりました。

 こちらも例にもれず、キャラの他に敵グラフィックも全て自作。妙に癖のある敵グラも大きく作品の雰囲気を作るのに大きくかっていたのだろうと思います。


・夜明けの口笛吹き

 フリーゲームです、遊んだのは随分と前。怪しい記憶で書きますがどうかご容赦いただければと思います。また遊びたいですね。

 色んな世界を通って何が待っているのか分からない上を目指していく作品です。上にあげたバダールも似たような話。それらを思うと、源泉になったであろう魔界塔士sagaの偉大を感じます。私もいずれ作りたい世界観です。

 世界を渡り問題を解決したり、しなかったりしながら進んでいくのですが、これまた陰鬱な雰囲気。こちらも現代人に投げかけるかのような話題が続き、そんな中をただ上を目指して進み続けます。

 例の如く、自分はこの雰囲気にやられました。良い話ばかりではなく、努力をかっさらわれるかのような話も多い。進み続ければ必ず報われるなどということはまやかしで、時には戻ることが真実なのでは?といったことも考えさせられる深みのある作品でした。

 それでも主人公は進み続け、最後の場所に辿り着いた時にどの道を進むのかを選びます。これも決して万人受けするものではなく、最後まで遊んでももやっとする人が多いかもしれません。
 しかし、自分はこれが返って深く心に残り続け、遊んだのはもう10年以上前の今でも時折思い出すことがあります。

 あとで知ったことですが、音楽は自作でタイトルも音楽関連から来ているのだそう。この辺りは、自分が音楽に対して無知なこともあり少し勿体なかった部分かもしれません。



 どれもが自分に深く刻み込まれた作品です、それによって自分の好みの傾向が見えてくると。当然作者が次のゲームを出せば是が非でも遊びたいとなるものですが…。
 新作なんてものはまあ出ません。ゲーム作りは大変なので仕方がないのですがね。しかし、こういった癖のある作品は中々世にも現れません。おかげで常にこういったゲームをしたい欲と戦い続けることになりました。

 そんなこんなあって、じゃあ自分で作るしかないなと私がここにいます。まだまだやりたいことは出来ていない自覚はありますが、私もいつかはこういった満足のいく作品を作るだけになりたいものだなと思うものです。

 これらの作品はいわゆる企業だとか複数人で作ったものに比べれば、決してクオリティの高いものではないと思います。しかし、自分が脳を焼かれた作品はこういったものでした。
 きっと少人数でしか作れないものというのも、世の中には多いのかもしれません。私個人でしか作れないものがあるのなら、そこを目指して作品作りというものに挑んできたいものですね。

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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