状態異常とゲームオーバーシーン用の敵をつくっていく
今週は主に前回の続きで、「膨乳」状態異常とゲームオーバーシーンのサンプル用エネミー「エネヌト」と「エネヌトの母体」に関する進捗となっています。
膨乳状態異常の実装準備
膨乳状態異常は、エネヌトの母体に負けた際のゲームオーバーシーン内で付与される想定ですが、今作のゲームオーバーシーンはテキスト・ワイプなどのUIや、カメラワークなどの前作よりも制御しなければならない部分が多く、またその制御自体をやりやすくして量産できるような環境を構築するところまでやらないといけないので、かなり重めのタスクです。
なので先に膨乳の状態異常を作成していく予定です。
↑今は堂々と胸を晒していますが、ゲーム内では「中破」用の待機モーションに変わります。
「膨乳」の場合は、ドットと立ち絵の表示する画像の読み込み先を変えたり、同じく画像の読み込み先を変える「ボテ腹」と同居できるようにしなくてはならないので、状態異常の中ではやや重めですが、主人公の画像表示の基礎に関わる部分なので早めに手を付ける必要があります。
状態異常UIの作成
膨乳状態時のワイプUIを作成しました。
例えば「卵」を産み付けられるようなことがあった場合は卵の絵そのものをワイプに表示しますが、膨乳の場合は体内に敵の魔力を送り込まれ、その汚染が身体に影響を及ぼすというようなイメージです。
エネヌトの母体のモーション作成
前回の記事の時点では途中だったママヌトのモーションを一通り作成しました。
敵として必要なモーションは揃ったので、現在はゲームオーバーシーン用のアニメーションを製作しています。
まずは捕まって敵の魔力を注入され「膨乳」を付与されるシーンを作ります。
１回目のシーンはそこで脱出（コンテニュー）可能ですが、２回目はそのまま小エネヌトの餌となりゲームオーバーになる予定です。
このエネヌトの母体は前半の中ボスくらいのイメージなので、まだ扱いがやさしいですね。
動作確認版の範囲とは言え、さすがにゲームオーバーシーンのアニメーションはゲーム内で見て頂きたいので、今回は何かを注入する触手の動きだけ。
ちなみにエネヌトの母体はやられると死骸を残し、地形になります。
（死ぬモーションの作成が一番たいへんでした）
第二、第三のエネヌト母体
このエネヌト達は上位存在の先触れであり、上位存在がもたらした腐敗が各地に形となって現れているのがエネヌトの母体というイメージです。
なので先程エネヌトの母体のモーションを一通り作成したと書きましたが、別のステージにバリエーション違いのエネヌトの母体も作成するつもりなので、そちらのモーションは今後追加していく予定です。
別バリエーションでは攻撃方法ややられ演出に違いをつける予定ですので、今回なかった丸呑みなんかもその時に作成しようと考えています。
おまけ
こちらは作業の合間に気分転換を兼ねて立ち絵の差分を描き足していくおまけコーナーです。
ここに掲載される絵はリリースまでに修正などが入ったり、結果的に使わないものも出てくる可能性もあります。
前回要望が多かった、靴が脱げた差分を用意しました。
あとは触手です。
触手がつくと、やはりより食いつかれている感じや、捕食中の想像がしやすいですね。
足だけなので比較的気軽に差分を追加できるのはおもしろいです。
次回以降ですが、以前言っていたある程度お尻側が見えるような絵もほしいところですね。
完全に背中からの絵でも良いですが、横から見た構図も使い勝手が良さそうです。
いずれにしても足よりもカロリーが高いので、少し時間がかかるかもしれません。
本日は以上です。
それではまた。
