メタルマックス誕生秘話
「竜退治はもうあきた」とドラクエチームから巣立った男がメジャーを目指して26年。流行に逆らい続けたメタルマックスが追い求めたのはドラクエからの自由だった【宮岡寛インタビュー】
インタビュー記事。宮岡さんも劇画村塾生だったんすねぇ。日本の作家って紐解いていくとだいたい劇画村塾に当たるなぁ。
気になった所抜粋
おもな流れは堀井さんと相談して、だいたいアイテムから決めていくわけですよ。「最後に必要なアイテムはこれ」って。
──ああ、そこから逆算して、シナリオの流れを作っていく。
宮岡氏:
おおまかな世界地図は堀井さんの頭の中にできているから、「今度はこういうのでいく」となると、どこにどのアイテムを置いて、どこでラスボスと戦わせる、というようなことを決める作業になる。
すると、その前に海峡を渡るのに虹の橋をかけることになり、「だったら、そのためのアイテムが必要になるよな」という。
──それで「じゃあ、そのアイテムはどこに隠そうか?」となっていくわけですね。
宮岡氏:
そう。そういう作りかたを、なんとなく3回繰り返したことで、自分にもゲームが作れるような気がしてきたんだよね。そこがゲームデザイナーを意識した最初かもしれない。