ライブハウスの現状だとJASRACは包括の方が割高(作業日報 01/28)
基本料金だとか分配されてないだとかっていう良く解らない批判があったのでちょっと整理しておきます。
まず納得するしないは、契約者とJASRACとのお金の流れだけであって、契約者の払ったお金がどこに行くかまでを説明する必要はないです。これは大前提。ここを理由にする人多いですが、相手は公的機関でも何でもないのでそこまで知る権利がまず無いです。
で、お店の面積と客単価に応じての料金に対して根拠がないと言う主張なんですが、それがNGならサーバーのコア数でのライセンス契約や、年商何円まで無料っていう現在実際に存在するライセンス契約まで根拠がないって事になります。値段算出する根拠なんか財産の持ち手側の言い値が当たり前で、明白な根拠なんて不要です。
ここまでが前提のお話としてありましたと。ただ、ライブハウスの稼働状況からみて包括契約って本当にお得になってるんだろうかっていう計算はした方がいいですよね。
と言う事で実際どうなのか、JASRACの社交場における演奏等を見てみましょう。
1曲120円の場合の試算
ファンキー末吉氏の裁判で一曲120円と言う話があったので、今回はそれを見ながらやってみたいと思います。
P.7の別表がライブハウスの料金表です。区分1①ですね。ただこの表ではお店の規模が逆算できないので先に一曲あたり120円がどういう規模なのか確認します。
P.19の別表8が1曲あたりの料金表です。ここで120円になっているのは60席1000円か40席2000円。だいたい2000円ぐらいのケースが多いので40席、客単価2000円のものが該当すると思います。(包括の表に戻っても同じ金額ですが)
ではP.7に戻って40席、2000円までの箇所を確認しましょう。年間月額は演奏時間によって変わりますが、一番安い18,000円では30時間までです。1曲あたり5分としても1800分/5なので360曲まで使えます。
仮に同額まで1曲毎での演奏にしたらどうなるかと言うと、18000/120で150曲までしか演奏が出来ません。曲数で言うと倍ぐらいの差が出ます。週あたり37.5曲で、管理楽曲を演奏するコピーバンドが5バンド、5曲ずつやるようなライブが毎週入るとカツカツぐらいです。
少ないように見えますが、問題はライブハウスの稼働状況で、多くのライブハウスが週に2回程度しかライブが出来ていない現状を考えますと実は結構余裕がありまして、週4ぐらい稼働する状況になれば概算的には包括を結んでおいた方がフットワークは軽くなるかなという感じです。
特例を適用した場合
一応P.5には計算の特例があり、「⑱区分1①、②及び④において、月間演奏時間が10時間までの場合の使用料は、該当する別表に定める月間30時間までの演奏の使用料の50/100の額とする。」と書かれています。10時間までの演奏時間なら半額と言う事です。演奏時間の定義がこのPDFでは確認できませんが、常識的に考えれば管理楽曲の演奏時間です。
600/5なので120曲、18000 / 2 なので9000円です。同額を1曲120円で演奏するには9000/120で75曲となります。月に3回コピーバンドのみ5バンドというような催しが有れば同額、となります。
週2の稼働としても3/8が管理楽曲と言う事も実はなかなか無いのでもしかしたら超える月が出るかもしれないというような感じで、年間の平均でこれを超えているようなら包括のままにしておくなどの判断基準が有ると思います。
コロナ禍の影響
コロナ禍のお陰で稼働状況は月に1から5というようなハコも増えていますから、包括契約が固定費として割高になっている所が多いのも事実だと思います。
その点でJASRACに不満を覚えるのは解らなくも無いですが、経営判断としては一曲毎の契約にした方が明らかに節約になる現状としては契約変更を打診するべきでしょうし、JASRAC側としてもそこを突っぱねる理由も無いはずです。
契約書をみて金額の検討をして契約変更を決断するという行為はお店側にしかできませんから、責任の所在としてはお店側の問題かと思います。
紳助さん2136周目。
宣伝
https://twitter.com/GYMaterials/status/1348939207205560324
作業内容
ポーズ
24/50
しばらくお休み。
RAVAGE外伝
ウェイトが上手く作用してない感じ?
メッセージが出る前にリージョンの色が変わってる?
モーぜ
ウェイトの調整。-8
カスタム・サーガ(ヴァーレントゥーガ)
レイヤーを移動
mod
不要オブジェクト削除。
MHTRPG
次回までお休み。