絵の無いゲーム 2019/12/24 21:00

制作小話~音編~

記事更新のネタが無い時に思いつきで書かれる、そんな制作小話。
今回はゲーム中の音について。

音に関する知識・技量について

過去に音声作品を出しておいてアレなんですが、私は音声の編集に関する技術は全くのド素人です。

せいぜいが素材の音声データを切ったり貼ったり音量調節したり……ぐらいなもの。
最近はノイズ除去も少しできるようになりましたけど。(精一杯の自慢)

そんなスキルゼロな素人でも最低限の音声編集を可能にするのが、次で紹介する編集ソフト。

編集ソフト

音声編集ソフトは「SoundEngine Free」と「RadioLine Free」を使っています。
RadioLine Freeは音声データをドラッグして好きな位置で音同士を重ねられるし、カット&ペーストも楽ちん。
SoundEngine Freeは色々と凄いこと(想像力の限界)ができるそうなのですが、私は音量調節とノイズ除去のソフトとしてしか使えてません。

ゲーム中の音声

RPGVXaceの仕様として、「BGSを重ねて流すことはできない」というのがあります。
BGSというのはここでは、Hシーンで流れてるエロ系の音、BGMみたいにループしてるやつです。

一種類のエロ音だけだと表現の幅が限られるので、何としてでも重ねて流したい。
というわけで、上記の編集ソフトで素材の音声データを加工して、一つの音声データにしてしまいます。

そうして気に入った音同士を重ねていった結果、BGSの種類はここまで膨らみました。

まだまだ下にスクロールするのですが、Hシーンを作るときはこの中からよさげなものを選びます。しっくり来ない時なんかは新たに編集して作ったり。


効果音はこんな感じ。


BGSや効果音は、もちろん加工OKの素材を組み合わせているわけですが、ちゅぱ音に関しては一人の声優様が配布している一作品の有料素材のみを使っております。
これは異なる声優同士のちゅぱ音素材が被らないようにするためです。
(お恥ずかしいことに昔はこの辺りの配慮を知らず、ガンガン重ねて使っていました。ブログでの謝罪の後、当時のゲームの音声データは全て差し替え済みです)

効果音をBGSっぽく

上述の通りBGSにBGSを重ねることはできませんが、効果音……SEを重ねることは可能です。

そんな発想の下、次は効果音をBGSのようにループさせる方法を考えました。

イベントの移動ルートを「繰り返す」に設定して、SEの長さ分にウェイトをかけて組み合わせればBGSみたいにループします。

この手法を取り入れたことにより、BGSだけでは表現しにくいもの(メッセージと遅らせて音を鳴らす……など)にも手が届くようになりました。

終わりに

ここまで長々書きましたが、これから作品を作ろうとする誰かの参考になれば幸いです。

では私はこれから一人で、ピザとケーキをコーラで流し込む作業に入ります。
皆様よいクリスマスを。

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