夢姫 2021/10/03 07:38

夢の世界の住人4

今日も夢を見た。夢では学生にもどっていることが最近多い、といっても昔の学生ではなく全然別次元の学園生活で、失敗も笑って許される世界。
可愛い女の子も笑ってくれて、最後はどこかの教室(目的は多分自分の帰り支度)を探している時に、藤田まことさんに似たような人(剣術師範だと思われる)とばったり摸造刀をもっているときにでくわして、お互いにびっくりしたよーと笑いながら話し、女も刀も云々という話をしているときに
なぜかゴルゴ13がでてきて、何々の所には何々がいるから女には困らんぞ?という事を言っていた。

だけれど夢の中でも自信のない自分なので、女性にはまだちょっと…というと「そうか」と一言言って終わりだった。本当の最後の最後は、階段がない!と驚いている所で他の学校のお嬢様学校の子たちがいて、驚いている自分を見て笑って…そんな夢だった。

夢を見ている間はとても楽しく、現実にもどされて上げて落とされる。
現実世界の自分はもう40近く、できない自分を責めている。
鬱に苛まされ、明日をも知れぬ身。

この明日というのは死ななければ必ずやってくるが、苦痛を伴う物で、苦しいのなら死ねと言う人もいるが、自分で死ぬのは勇気というか…死ぬという行動すらも大変なのだ。
簡単に人は死ぬが、いざ死のうとなると、体は生きようとするので相反する苦痛とも戦わなければならない。切腹のあった時代に自分が生まれていたら、怖くてできないだろうと思う。

ようは生きたいんだ。自分に都合のいい社会やなにかのなかでもって…けれどそんなものは存在しない。諦めて生きるしかない。この諦めるの割り切りが中々できないでいる。

絵も頑張れば!うつ病が治って頑張って描ける様になれば、垣野内成美さんみたいになれる!と叶いもしない希望をまるで、星をつかむように思い描いている哀れな代物なのだ。

話は作れる。あと絵だけだった。自分が思い描いた世界や、やりたい事では完璧でいたかった。完璧というのは人から見てではなく、自分から見てそうありたかった。

だが、それももう、終わり。そんな事を考えている年齢でもなくなった。
28歳から9年間うつ病で終わってしまった。

誰か助けてくれと叫んで一日が終わる。そんな惨め体なのにまだ希望を捨てきれない。

本当に自己憐憫ばかりの日々である。何時か終わりは来る。寿命という終わりが、けれどもこのまま苦しいだけの人生であったなら、自分になぜ?と問わずにいられない。

金持ちになれば変わるのかと言われると、そんなことはない。物欲は無いんだ。
旅行やパーティをして忘れる?それが一体いつまで続くのか…。

自分さえ納得させられないのに、この先どうしたらいいのかわからない。
良く自分に厳しいとか、麻雀でいうところの2役縛りとかしていると先生にもいわれたが
自分を律し、本当に厳しければ、やっていてたし、できていただろうと思う。

全て自分の甘さから来たツケなんだろうな。

何も考えず、イジメもない楽しい学生生活もおくれてない、今いっている地域活動センターでも独特な個性があると言われる。その人はそれが好きだと言ってくれているが…。

やはりなにか、こう、自分ではわからないものがあるのだろう。

辛いだけの人生になにを見出したらいいのか…だからこそ私はものつくりに憧れる。
結婚も子供も諦めたし未だ童貞。色々な物を我慢してきた。

この世界の片隅には自分と同じような人もいるんだろうか?もしそうなら、苦しいよな…何もしなくてもいい、ありのままの自分でいい、自分を満足させてやれる力量もなく、そんな世界に生きられなかった。そりゃ苦しいよな…。

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