もにみっと 2022/10/09 11:22

後編:長期スランプを乗り越えた話

やっぱりダメだった

お恥ずかしい話ですが、前回記事でスランプが治ったというのは、
一時的にテンションが高かっただけみたい…

結局、少し作業しては長い休憩を取るという
昔のルーティンに戻ってしまいました。

モチベ0でもヤル気を無理やり引き出す方法

この手のライフハックは世の中に結構たくさんあります。
中でも私が気に入っているのがポモドーロテクニックです。
(タイマーをセットして、その間は集中的に作業するというもの)
数分でだらけてしまうため、これで長めに作業しようと実践してみました。

ポモドーロテクニックで死にかけた

設定した時間は一時間くらいだったかなぁ…

心身ともに疲れ果てボロボロになりました。
ドラクエでいうところのHP1、MP0みたいな、終わった瞬間、即寝ですよ。
ありえないですよね、たった一時間でこんなことになるの。

今までずっとスランプには複雑で精神的な理由があると考えていましたが、
これをきっかけに、もっと直接的な原因があるのではと思い直しました。

具体的な対策

まず気づいたのは、デジ絵で頻繁にアンドゥを繰り返していること。
描いては消して描いては消して…
これはまるで「賽の河原の石積み」です。

実は結構なストレスになっているのではないだろうか。
一度で描ければば、かなりの時短になるんじゃないだろうか。
そう思い、過去幾度となく試したペンタブ周りの環境を再度見直した。

新しい大きな板タブをしまって、昔の小さい板タブを引っ張り出した。
手ブレ補正値やペンの持ち方に至るまで再検討し、
極力アンドゥを少なく作業ができるように調整を繰り返した。

その過程でもう一つ気づきました。
線が太めだと、多少のズレが気にならなくなるぞと。
これは脳みそが、太めの線から理想的なラインを勝手に認識するから…
という話を聞いたことがあります。

もしかすると、視力が落ちて、細い線が見えづらくなり、
絵を描く際に負担になっていた…かもしれない。
一応、椅子の背もたれやクッション、モニター位置なんかも調整した。

そう考えると、自分の年齢や体質の変化で、
最適な環境というのは変わってゆくのだなとも思う。
お絵描きをされる皆さんも、長いこと作業環境を変えてない方は、
再度見直しをされてはいかがでしょうか?

スランプは治ったか?

前科があるため、この記事はすぐに書かず、暫く寝かしておきました。
8/18の日記に「くっそ久しぶりに絵を描くのが楽しいと思えた」とある。
そこから今のところ、作業が辛いと感じることはありません。

まぁ、あまりに長い期間スランプだったので、原因としては
前回の記事も含めた複合的なものだったのかもしれません。

若い頃、絵を描く仕事って一生涯続けていけるお仕事だと思っていました。
しかし漫画家の水木しげる先生のような方がいる一方で、
早死する作家さんも非常に多いですね。
絵を描く負担って、小さなことなんですけど、
一生続くとなると、それがとんでもない大きさになってくるわけです。

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いま描いてる絵はこんな感じ。アヌスは性器じゃないのでモザイク不要なのが嬉しいですね

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