しゅれでぃんがー 2019/11/30 12:47

『娘の友達』を読まずに批判する者たちに憤る話

ツイッターではまだちらほら見かける。あの作品は男性が危険にさらされている話なのに、何故女性搾取の話になるのか。真実を捻じ曲げて、無いこと吹聴する人間を俺は決して許さない。


やる夫スレで似たような話があった。一流企業に努めるできる夫が、シングルファザーをする話である。あの作品のできる夫は幼少期に親の愛情を受けられず、この漫画と似たような状態になっていた。


この漫画の主人公の精神年齢は思春期である。上手く精神的に成長できなかったから、完璧を張り付けて他者を内心で責める。自分の意図を伝えたり折衝したりする為に、ネゴシエーションするという発想がないのである。それは内心で他者を見下し、自分より劣る者と議論する価値もないと思い込んでいるのかもしれない。

それがヒロインの介入によりようやく青年くらいに成長したのだ。上司に「自分は過大評価されていた」と宣言するところなんてじつに青臭い。それがいい場面である。

しかし、主人公が成長しても、ヒロインは変わらない。危険な存在である。彼女は親への反発からか、それとも性癖か。自分を汚したいという強い欲求がある。たぶん、可哀想なものを放っておけないというのも本当だろう。自分が歪んだ世話のされ方をしているから、自分も何かの世話をしたいのかもしれない。自分の思う「良い世話」の仕方を。

自分を汚したい、で止まっている段階ならまだいい(いや良くはないけど)。これが「綺麗なものを汚したい」とか「他者を汚したい」という欲求に変わったらと,.とんでもないことになる。そしてその被害者は。間違いなく主人公になるだろう。


あの漫画のモンスターであり、クリーチャーなのはヒロインだ。決して主人公の方じゃない。それなのに女性搾取だなんだと嘘を喧伝する輩がいる。それは作品と作者への冒涜である。許されざる愚行だ。


しゅれでいんがーは、手紙を読まずに食べるまでは許すけど。読まずに中身を捏造する人間は許しません。

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