荷台の補修をした話
オペを開始する。
底部分の折れが無視できない状態なので、分解して交換することにした。在庫としてスチールネットを7枚ほど買ってきたのだが……。冷静に考えると、安いからといって買いすぎたような気もする。まあ、余ったら適宜壁掛け用ネットとして流用しよう。近々そういう案もあるからな。
いろんな面が折れたり外れたりしている。この状態だと、そのうち荷台としての形状を保てずに崩壊するだろう。変に傾いて中身が零れる可能性もあり。
まずは左右底面の結束バンドをニッパーで切って展開し……
底面の一枚を新しいスチールネットに交換、改めて結束していく。この際、縦軸のネットへ斜めに結束するのはやめた。がっちり留まって固定力は上がるのだが。これのせいで左右へのテンション逃がしができなくなり、その結果負荷に耐え切れず折れる、という現象が起こっていると思われたからだ。たぶん右側面の下部分の太いスチールが折れてるのはこれのせい。なんでもかんでもがっちがちに留めれば良いってもんじゃない。固い物ほど、壊れる時は影響が大きく、脆いのだ。
今回は縦軸のネットへは干渉しないように結束バンドを取り付け、わずかだが左右に動くようにしておく。これを三方向で行うので総合的に動く範囲は少ないから配送に影響は無いはず。わずかに動くからこそ、衝撃が逃がせる。それがスチールネットの損傷を防ぎ、長持ちに繋がるはずだ。
何個も何個も結束したら、修繕の時に切らなきゃいけないバンドが増えるし。結束バンド自体もタダではないから費用もかさむ。なので左右に一個ずつ+中間に二個を基本の数とした。下のスチールが折れてるやつも、折れ方が謙虚(?)なので左右にバンドを追加することでまだ使えないか試すことにした。
結束し終わったから長い部分をニッパーで切ろうか……と、思ったけどふと気づく。これ、残してても走行に影響は無いな……。これを切るってことは今回使った13個ぐらいのバンド全部切らないといけないし。13回もニッパーを握るの手が痛いからヤだな……。と、いうことでほったらかしにすることにした。労力削減。荷台は別にお客さんに見せないから、ある程度見た目はどうでもいいや。
改めて荷台をドッキング。
完成。取り換える手間はとても少ない。作業時間も十分ぐらいだった。やはり、我ながら良い荷台を作り出したものだなあ。と、再確認して自画自賛したのだった。