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2021年 11月の記事 (25)

しゅれでぃんがー 2021/11/30 21:25

暖かい悲しみ

自転車を転がしている時、いつもイヤホンをつけている。耳に引っ掛けるタイプのやつで、どれだけ揺れても落ちないから気に入っている。充電も10時間ぐらい保つし、イヤホンケース自体が充電器になってるので出先でも充電できる。便利な時代である。

配送オファーの効果音を聴くためのものだが。音楽を流したりもする。運転中でも片耳だけなら法律違反ではなかったはずなので。自転車を転がしている時は、ずっと音楽を聴いている。

思い出せる限りの懐かしい曲を買い漁る。お金が無くても、なんとか捻出して買う。たくさん曲があれば、長い時間飽きずに過ごせる。そうやってたくさんの曲を買うが、なんとなく合わなくてプレイリストから外したらしつつ。少しずつリストを長くしていく。


ふと、気づいたことがあった。私はなんとなく、冬の歌を多く聴く傾向があるらしい。別れの曲とか、過去を思い出す曲とか。そういう曲を、好んでいる。それに気づいたのは、とある曲を聴いたのが切欠だった。Goose houseの、「冬のエピローグ」という曲だ。

この曲は『四月は君の嘘』というアニメの主題歌で、このアニメも私は好きだった。最初は普通のボーイミーツガールかと思えば、中盤から思わぬ展開を見せる。一緒に舞台に上がる約束をしたのに、彼女が来ない。主人公は一人で上がる。そしてなぜ来なかったかというと、家で倒れて救急車で搬送されていたから。彼女は不治の病で、余命幾ばくも無かったのだ。そこからの物語は急展開だ。息つく暇も無い。最後まで一気に見たが、感動した。良い話だった。

主題歌の「光るなら」は知っていたが、「冬のエピローグ」は知らなかった。光るならを検索した時に、一緒に出てきて初めて知った。曲調も良いが、特に歌詞が良い。彼女が居なくなって二回目の冬に、主人公が彼女を思い出しているのだろうか。胸に染み入るような歌詞が、切ない曲調で歌になる。

忘れようとして、嫌なところを書き出そうとしても。愛しい記憶が消えない。色褪せてもなお恋しい記憶。いつまでも忘れられない未練が伝わってくるような歌詞である。

悲しくても忘れられないのは、それが大切だったから。悲しいと思い続ける限り。それはずっと大切なものなのだと、自分自身で自覚し続けることがてきる。だからこそ。悲しい記憶を捨てられない。暖かった思い出を感じられるから、その暖かさを忘れないために。その悲しみを手放せない。

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しゅれでぃんがー 2021/11/29 04:22

パブロフの割引セール


 コンビニで売ってる好きなお菓子が、新作を出していた。とちおとめ味。冬はイチゴ味が増えるらしい。甘党な私は、酢っぱ甘いのも普通に甘いのもどっちも好きなので。こういうのを見かけたら、とりあえず一つ買ってしまう。

 100円均一に卸されたら買い占めしよう、と思ったが。その時ふと、思いつくことがあった。最近、割引セールされている同人ゲームしか買ってないなあ、と。


 DLsiteでは頻繁に割引セールが行われたり、クーポンが配られたりする。文字通りの大安売りで、セールとクーポンを併用すれば70%OFF、なんて買い方もできたりする。ユーザーとしては、ありがたい限りだ。しかし、製作者側からしたら、とても大きな決断なのだろうとも思う。半額にしてでも買って欲しい、というのは。手に取って欲しいからかもしれないし、お金がどうしても必要だからなのかもしれない。どんな理由かは分からないが、なにがしか、きっと理由があるはずだ。それを思うと、セールに対する見方も変わってくる。

 割引セール自体が持つ効果も見逃せない。一度でもセールを行った作品というのは、「またセールするかもしれない」という気配をユーザーに感じさせる。そうなると、もうその作品はほぼほぼ定価では買われないように思う。だって、夏や冬のセールで買った方が安いからである。いつかセールするのであれば、今買わなくてもいい。そう思われて、買われないままに存在を忘れられていく。セールの頻度が問題なのではなく。セールを「したことがあるかどうか」が、大きな意味を持つのではないだろうか。

 最近ではsteamなどのゲーム販売サイト(というのだろうか?)でもセールが行われるので、ゲームを全体的に定価で買わなくなった。それどころか、定価=高いという認識まで無意識に持っている始末。我ながら安売りに毒されている。


 ゲーム以外でも、割引問題を持っている業界がある。フードデリバリーで、こんな話を聞いた。某サービスでは、半額セールをいきなり行うらしいのだが。割引した際の負担額はその会社が持つ代わりに、半額セールをすることを拒否できない、という契約があるんだそうだ。それについてお店の人が嘆いていた。

「半額にされると、半額セールの時しか商品が売れなくなる」

 聞いてなるほど、と納得した。そりゃそうだ。そして、セールが終われば誰も買わないから、赤字で破産、閉店となるらしい。そのお店の人は、セールが終わったらお終いだと嘆いていたらしい。





 安売りというのも善し悪しなんだなあ、と。とちおとめ味のお菓子を買って、家でDLsiteのセール情報やクーポン情報を眺めながら思った。

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しゅれでぃんがー 2021/11/25 20:04

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しゅれでぃんがー 2021/11/25 19:43

脳の掃除(保険、健康維持の秘訣)

保険に入った話の続き

 保険は以前のプラントは別に、別の会社の入院一時金だけのプランにも入って一回の入院につき合計500,000円引っ張れるようにした。それで掛け金は7000+3000なので、まあいいだろうということで。

 別会社のそのプランでは、入院一時金以外の要素は本当に全部削った。がんになったら今後払わなくていいってやつもいれてない。500,000も引っ張ればその中から月々の3000円ぐらい賄えるからね。本命プランでさらに100万もらえるし。総合的な収支を考えれば、これがベストだと思う。


 それぐらい身一つで生きてる人間ってのは、怪我や病気が怖いのよ。一回で立ち直れなくなるぐらい金銭的打撃を受ける。入院一回でも20,000ぐらい飛ぶし、そこから治療費もかかるし。後を引く怪我や病気なら、仕事ができない期間分収入も無くなるからね。だからこそ、入院した時にどかんとお金が手に入るようにしとかないといけないのよ。

 それはそれとして。保険に入った者の権利として、必殺奥義「あ、入院します」が使えるようになったので。チャンスがあれば事あるごとに一泊二日入院を狙って行こうと思う。まあ、そうそうないだろうけど……。保険かけてるんだから、その権利を行使するタイミングがあれば積極的に使いに行くのは当たり前だからね。それに、入院したらお金払うって書いてるんだから。規約違反じゃないし。契約ってのは綺麗ごとじゃないのだ。

 どんなところからでも最大限のお金を狙っていこう。



身体が労働を覚えている

 荷揚屋時代に24時間とか48時間働いてたのを身体が覚えてるのか、健康を守るためのルーチンを自動的に肉体が行ってる気がする。仕事が終わったら即帰宅して手洗いうがいして飯食って寝る。で、起きて風呂入って歯を磨いて出勤。このループを守り続ける限り、ほぼ風邪とかも引かない。

 手洗いうがいは本当に大事である。風邪を引いたら働かせてもらえない。他の人に移るからね。だから、病気にならないってのは労働の大前提なんだよね。で、飯もできたら三食がっつり食べたほうが良い。これは体力回復というのもあるけど、一番の理由は肉体を作るため。働いた後飯食って休んだら、筋肉が成長するから長い目で見ると楽になっていく。労働のための肉体が発達して、さらに頑丈になっていくんだよね。だから帰宅即飯からの睡眠、ってのが一番効率が良い。

 即睡眠の良いところは、寝不足にならないというところ。なにか他のことしてから寝たら、睡眠時間が足りなくなりがち。さらには眼が冴えて寝付けなくなることもある。でも、即寝たら寝坊も二度寝も自由。極論、次の出勤時間まで布団の上でごろごろしててもいいのである。睡眠が一番人間の体力を回復させるし、精神の摩耗も防いでくれる。だから、睡眠の時間を一番多く取るのは長く労働する時のコツなんだよね。

 寝て起きてから風呂入るのは、寝る前に入ると眼が冴える可能性があるのと、単純に疲れて寝る前に風呂入れないってのがある。入浴は地味に体力使うから、無理に風呂入るより寝て起きてから入った方が動きやすかったりする。寝起きの頭もすっきりするし。個人的にいいことが多いと思っている。で、出勤前にも飯食いたかったら食っても良いし。私は夜勤の時は昼ごはん(夜勤も一時間休憩はある)食べないから、だいたい一日二食にしてる。寝る前に歯を磨かないのは……正直、疲れててできないというのがあるのだが。かといって寝る前以外だと歯を磨くの忘れがちなので、やっぱ出勤前にルーチンとして組み込むのが一番安全かな。


 これを続けてれば数か月ぐらいなら乗り切れる。脳みそ空っぽにして出勤と退勤と食う寝る起きる風呂入る食う歯を磨く出勤する……ってのを繰り返すんだよね。ロボットみたいに。でも、やっぱり精神が削れてくるから、たまの休みはゆっくりしないと何処かしらで爆発して破綻するから。あんま長い期間はこういうことしない方がいいんだけどね。

 昔は先の見えない毎日で、数年ぐらいこんな暮らししてたけど。今はまあ、年末までだしいけるかな。という感じ。

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しゅれでぃんがー 2021/11/24 19:22

仮置きが貯まりすぎてるけど仮置かないわけにはいかない仮置き


 Woltに登録してウォルトバッグをゲットした。手続きにかなり時間がかかったが、その手間暇に見合う性能のバッグにご満悦である。他のサービスのバッグよりデカい。とにかくデカい。なのですごく使いやすい。ずっと欲しかったのでとても嬉しい。

 しかし、バッグの置き方的にいつまでたってもその大きさの優位を最大限に活かせずにいた。食器棚用の台みたいなのを使ってたら、上半分がデッドスペース化してしまう。これではいけない……と、頭をひねらせていたら。同居人のアイディアで革命がおこった。





 縦置きではなく、横置き。バッグを寝かせて設置する方式だ。これで、レインスーツやら補修用工具と材料などを底面に敷き、その上にトレイや雨用カバンカバーなどを敷いて安定性を高め……。




 これだけバッグ内に仕込んでも、商品を置くスペースはこの広さである。この状態ですら縦置きの時より広い。これにより、荷台の改良は完全に終了した。……かに見えたのだが。

 D社の仕事をやるようになってから、商品の2個持ちや3個持ちが増えた。というか、今までのサービスは意識してそういうことができなかった(向こうの会社からオファーを一方的に提示されるので)が、D社は受けるオファーを全て自分で選べるので。上手く工夫すれば、わりとひんぱんに2個持ちや3個持ちの状況が起きる。なので、これですらバッグの容量が足りない、という状況が起こったのである。大量に商品がありそうなときは、バッグの底に敷いてる道具を全部チャリの前カゴに入れ替えるのだが。これがとてもめんどくさい。1日に何度もあるわけじゃないけれど、だからこそ終わったらバッグに入れ直す手間がめんどうである。どうにかならないかと考えた。

 そして思いついたのがこれ。



 レインスーツなどの道具を全部リュックに詰めて、そのリュック自体をバッグの底に敷く。



 その上にトレイや雨用カバンカバーを敷いて底面を慣らして。




 最後は緩衝材や飲み物系商品を縦固定するやつ(ウォルトの備品で入ってた。これのおかげで最近豚汁がこぼれなくて本当に助かる)を設置し、完成。これならバッグを広くする時はリュックを取り出して背負い、残りの細々した奴だけ前カゴに逃がせるから大きな労力削減である。前カゴにも保冷バッグを仕込んでるけど、それでも細々した物を入れるスペースぐらいはあるので大丈夫。完璧を越えた完璧にまた一つ近づいた。


 長く続いた基礎研究は、ついに実を結ぶ時が来た。そろそろ収穫できそうである。苦労を積み重ねた甲斐があったね……。

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