488話　「ロゼ姉妹　その２『普通の少女』」

488話　「ロゼ姉妹　その２『普通の少女』」 　【6/10　午前一時】アップ予定ですー

「覇王アンシュラオンの異世界スレイブサーガ」（小説家になろう）

〇旧作はこちら、作者HPとハーメルンにて掲載。注意事項をお読みの上で閲覧ください。
「欠番覇王の異世界スレイブサーガ」（HP版

ハーメルン掲載版

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いろいろ

　ロゼ姉妹ってけっこう好きかもしれません。特にセノアは普通の反応をするキャラが意外と少ないので、その意味でも実は助かっています。

　ロゼ姉妹に関しては旧版より活躍することは間違いないですね。単純に蜘蛛の魔石自体が強いですから。そのせいで術者なのに肉体能力もかなりのものになりますし。

　思えば蜘蛛もクルルザンバードと同じく「守護者」なので、強いのは当然でしょうか。ただ、そのエピソードを新版で使うかどうかはまだわかりません。

　今後荒野開拓する過程で、他の守護者とも戦うとは思いますので、そこで補足できればと考えております。

余談

　そういえば前回、コロナとワクチンの話を少ししましたが、これがここまでややこしいことには事情があります。

　というのも、これは感染症の話ではなく、「政治と歴史」が深く関わっているからです。

　単純な感染症なら一般論で片付きますので、ワクチン問題にしても「ワクチンの常識に照らし合わせれば、短期間での実装は異常」ということはすぐにわかります。普通に考えれば特効薬のほうが大事ですからね。

　しかし、そんな当たり前のことで議論するほど面倒な要素が加わったので、ここまでの混乱が生まれたわけです。

　すでに述べた通り、これは政治や金、今までの地球における支配の歴史がとても重要な要素となっています。

　日本がどんな国なのか、江戸時代～明治維新から大東亜戦争は何だったのか、そして戦後とは何だったのか、国連とは何者なのか。これらの知識がないと現状を紐解くことが難しくなります。

　かといって何かを検索する際、単純に単語を検索サイトに打ち込んだだけでは裏の情報って出てこないんですよね。けっこう検索自体が規制されているので。（最近では動画も増えたので情報もそこそこ出てくるようになったとは感じますが）

　なので、それ以前からある程度のネットワークを調べておかないといけません。

　私は昔から「政治と歴史」が大好きなので、それ以前から関連動画をちょくちょく見ていたおかげで情報を仕入れることができましたが、普段興味がない人にとっては困難を極めたと思います。

　メディアの情報操作も露骨でしたし、ユーチューバーたちも加担し、仕舞いには「陰謀論者」まで出てくる始末。

　ここでの陰謀論者は、「何かあればすぐに『陰謀論だ！』と喚き散らして議論自体を壊す者」を指します。

　「あいつはワクチンに反対しているから、反ワクの連中だ！　けしからん！」というのも同類です。そこで議論が停止しているからです。

　彼らのやり口はいつも同じで、極端な例を出して全部が駄目、という論調を作ります。この手に引っ掛からないようにしてください。

　これは議論（誘導）でよくやるテクニックの一つで、私もけっこう使ったりしますが、ネタを知っていれば簡単に打開できるものです。

　どんな馬鹿げた話でも事実を積み重ねることによってしっかり反証する、これができなければ意味がありません。

　「ハーレム殿下」でもゼッカーとレクスとの対話がありましたが、思想の破壊と思考の停止の危険性について指摘しています。

　これはコロナに限った問題ではなく、常日頃から各勢力のプロパガンダ（一方的な宣伝行為）が行われているからです。

　よく「東側（露・中）のプロパガンダが行われている」と新聞やニュースでありますが、逆にいえば日本は西側勢力に加担しているので、日本メディアは基本的に「西側のプロパガンダ」を垂れ流している状態にあります。（一部の反日勢力は除く）

　それを理解したうえで比較して、「西側の魂胆はこれか」とか「東側の狙いはここかな？」と推測することが可能になります。

　また、もっと複雑なことに西側においても各勢力が存在し、それぞれ違うことを言ったりします。それでまた混乱しますよね。

　つまりは、どちらの意見にも加担しないこと、が重要です。

　私は法曹、特に裁判官になろうかなとも考えていたので、これの重要性がわかります。裁判では初めて触れる問題に関与する必要がありますし、さらにそれが他人のこととなれば難しいのは当然でしょう。

　どちらの意見も聞きつつ、嘘や誇張を見抜かねばなりません。常に客観的に事実を重ねていかねば真実に近づくことはできないのです。それでも騙されたり混乱させられたりを繰り返します。すべてを理解することは不可能です。

　それに加えてさらに厄介なことは、現在は国家間に依存しない金儲けのシステムが作られていることです。世間一般では、これを国際金融資本と呼んでいます。

※2011年に出したハーレム殿下においては、金に流される人間全般の意味で使っていたので「金融至上主義」と呼んでいましたが、狭義においては同じものといえます。（金融至上主義は私が勝手に名付けたものなので、実際にこの名称があるかは不明です）

　昔は国単位だったものが、それを飛び越えたグローバルな視点で金儲けができるようになりました。私たちが海外の株や資産を買うこともその一つですし、外資系企業が日本で商売をすることもその一つです。そのもっと大きな枠組みをそう呼んでいるわけですね。

　これを続けると多くの企業が合併を繰り返し、国際化して巨大になっていきます。私も最初Jフォンに入っていましたが、気づけばボーダフォンになりソフトバンクになりました。ネットサービスも合併を繰り返して、今では全然入った覚えのない企業にお金を払っています。

　これの問題点の一つが、最近起こっている「クレジットカード企業による思想の押し付け」でもあります。

　グローバルな企業が力を持ちすぎた結果、自らの思想に反する者たちを経済的に抑圧する現象です。ここは日本なのに、なぜか外国の企業の言うことを聞かねばならなくなります。不思議ですよね。そう、そんな不思議なことが起きてしまうわけです。

　そして、自分自身がその企業に就職していれば、もっと逆らえなくなります。簡単にクビにされちゃいますし、企業が巨大化していけば就職先も減っていくわけです。最終的には金融及び物資のすべてを管理し、逆らう者を意図的に困窮させることができるようになります。いわゆる経済的な殺戮です。

　これはだいぶ前から危惧されていたことですが、実際に起きたので体感としてヤバいことがわかりますよね。彼らは選挙で選ばれたわけではありませんので。（仮に選ばれてもそんな権限はありませんが）

　ということで今のご時世は、さらなる日本人の精神的成長が求められるわけです。情報が多すぎる時代もなかなか大変ですね。

　私自身は、反UN（反国連）、反米、反英、反中、反露、反仏、といった「全部嫌いじゃねえか！」という人間ですが、それはそれとして知識を得る際は中立であろうと努力はしています。

　もう一度言いますが、大事なことはどちらの側にも立たないことです。

　これが実践できれば、心が乱されることも少なくなるでしょう。すべてを客観的に捉えるのですから、仮にそれが自分のことでも「ふむ、他人から見ればたしかにその通りだ」と思えるようになります。

　スレイブサーガでも「思想は精神汚染の一つ」とも言っておりますので、極力事実だけを重視して考えれば大きく間違えることはなくなるはずです。

　あとは、人は愚かで醜いと考えるか、それもまた進化の段階として受け入れるか、そこは各人の感じ方の違いになります。

　そんな感じです。

　ではまた！