セル画アニメを知ろう！第２弾、魔法騎士レイアース編！！
セル画アニメを紹介する企画の第2弾です。
幼少期からセル画アニメに触れる機会を多く与えて頂いた家庭で育ったのですが、流石に一桁台の年齢のため、見返したりしないと要点をまとめられず頻繁に紹介できないのが正直惜しいです。
ですが、この企画の為にアマプラとdアニストアに加入しましたので今暫くお待ち下さい。
(興味分野への投資は惜しまない主義)
この企画ではなるべくネタバレを避ける方向で作品の魅力などを紹介したいと思っていますが、言い回し等で細かいニュアンスなどが謝ってしまうかもしれませんがご了承下さい。m(_ _)m
さて、今回ご紹介する作品は前回のジオブリーダーズとはうってかわって、90年代のセル画アニメを代表するメジャー作品の１つです。
その作品の名は。。。
「魔法騎士レイアース」！！
魔法騎士レイアースは1993年からなかよしで連載されたCLAMP作品の１つ。
物語は中学二年の獅堂光、龍咲海、鳳凰寺風の三人が社会科見学で東京タワーに訪れる所から始まる。
東京タワーでの社会科見学中に、激しい光に包まれ三人は異世界「セフィーロ」へと「召喚」される。
セフィーロでは、世界のバランスを保っていた要である「エメロード姫」が神官「ザガード」のよって囚われてしまっていた。その影響で異世界セフィーロでは、魔物が溢れ平和とは無縁の世界の一途を辿っていた。
獅堂光、龍咲海、鳳凰寺風の三人はエメロード姫奪還を目的とした、異世界セフィーロを救う「魔法騎士」となり、魔法を覚えたり、魔神と呼ばれる巨大ロボットを覚醒させたりとする異世界の旅をする事になる。
レイアースの魅力はまず少女漫画が原作でありながら「女の子達がロボットに乗り戦う」と言う描写がある点。
しかし我々男性人が教養として嗜んで来たテンプレとは異なりメインは「王道ファンタジー」そして「恋する少女の一面」と言うあくまでも少女漫画の枠からははみ出ない硬派な作品とも言える。
レイアースはスーパーロボット大戦にも参戦し、あのガンダムやゲッター達と並んで悪と戦うお祭りに出場した事もあり、スパロボファンの中には「見かけたことはある」と言う人もいるかもしれない。
エウレカやガンダム、VS騎士シリーズ等とは異なり、魔神と呼ばれる「ロボット」の存在が出てくるのは11話頃からであり、異世界のロボットのパイロットとして召喚された女友達と言う展開ではない事をこれから視聴される方は踏まえて置いて欲しい。
ただ、男性人が嗜んできたロボットアニメとは異なる切り口のアニメではあるが、それを除いたとしてもレイアースの魅力は深い。
まず、主人公三人には「赤」「青」「緑」のイメージカラーが分けられており、この点については戦隊モノ等に使われてる手法でわかりやすいキャラ付けがされている。
熱血で優しくまっすぐな獅堂光
少しわがままだけど、どこかで冷静な判断をしている龍咲海
落ち着きのある自由感性と同時に疑う事も忘れない鳳凰寺風
習得する魔法の名前もそれぞれ「炎」「水」「風」と名称がつき、とてもわかりやすい作りになっている。
それはピンチの際に行われるキャラクター同士の会話の中でもそれぞれの個性として見受けられる。
レイアースの魅力は更にその世界観にもあると言える。
現代では数を減らしてしまった王道ファンタジー。
七つの大罪 このすば 等が現代では上げられるだろうがターゲット層が「元々少女漫画が好きな人」と言うモノもあり、男性に媚びたような描写がない分本当に真剣な王道ファンタジーとも見れる。
ただ、少女漫画であるが故にドロドロの関係が見えてきたり、人間関係や恋愛感情による重く絶望的な展開が見えて来てしまうためその点は異質とも言える。
魔法騎士レイアースは全49で構成されており比較的観やすい作品とも言える。
遊☆戯☆王のように200話を越えたりの作品ではないのでプリキュアを追う感覚で楽しめると思う。
ただ、レイアースの特筆すべき欠点があるとすれば遊☆戯☆王DMばりの「ネタバレ次回予告」がある事である。
次回予告は主人公リーダーである獅堂光が行ってくれるのだが、彼女によるテロが行われるのでその点は覚悟して観て欲しい。
中の人は獅堂光推しなのだが彼女のネタバレ次回予告を喰らった時思わず
「24分のアニメを15秒にまとめる女だったのかおめー！！💢」と叫んだ程である。
それでも光を愛して止まないのは変わらない。むしろ病む。
そんなこんなで長々と執筆してしまいましたが、魔法騎士レイアースは非常にオススメ(色んな意味で)のセル画アニメなのでぜひ観てください。
音楽監修にあのドラクエで有名な、すぎやまこういちさんが関わっているのも魅力の１つであると強く言いたい。
どんなアニメかもっと具体的にビジュアルを知りたい方はOPから世界観を察知して頂けたらと思います。
公式チャンネルからも第1話が配信されていますのでお楽しみ頂けます。
BIGvancomicではそんなユニークなアニメが作られていた技法「セル画」の再現を行っています。
セル画自体の技術は今は完全に消滅しました。その歴史の話につきましては過去の記事をお読みください。
https://ci-en.dlsite.com/creator/4185/article/206716
これまでの作品やセル画質作品はこちらからお買い求め頂けます。
良ければブログ記事や作品販売ページをSNSやブログ各種で紹介して頂けると嬉しいです。
DLSite：https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ278627.html
FANZA：https://www.dmm.co.jp/dc/doujin/-/list/=/article=maker/id=79061/
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https://ci-en.dlsite.com/creator/4185/article/163159