よりカジュアルに よりディープに
新作「セックス&ホームダンジョン」は「セックス&ヴァーデンリッテ」のシステム・世界観を継承したシリーズ作品です。
そして様々な面でのパワーアップとコンセプトの変更があります!
今回はそれを2つの面で語りましょう!
よりカジュアルに
ヴァーデンリッテでのクラフトレシピの入手方法は、本棚から入手する、人に教えてもらう、ヒントをもとに自分で作るの3つでした。
しかし、本作ではこれに加えて自動で思いつくひらめきシステムが搭載され、フィールドでアイテムを集めているだけでどんどんレシピが増えていきます!
もちろんこれだけでレシピは埋まりません。中には本棚から得るレシピや依頼の内容をヒントにしないと作れないものもあります。
けれど、少なくともストーリーをこなすうえで必要な装備程度はこれで作れちゃいます!
他にも、マップからエリアを選択して移動する方式に変わっていたり、畑がまとまっていたり、細かいところではクラフト時にレシピから作るのがスムーズになっていたりもします。
ダンジョンもMDを突破してボスを倒すというわかりやすい方式に変更したことで「どこに行けばいいかわからない」という事態が減りました。
「要素がたくさんあってもめんどくさいだけ。いいからエロを見せろ」というオーク諸兄でもサクサク楽しめるようになったわけですね!
よりディープに
ですが、カジュアルであればいいというわけではない! 本作はひとつひとつの要素の懐の深さ、そしてやり込みも強みであると考えています。
ヴァーデンリッテからの変更点として最も大きな要素である町作りを除いても、本作の遊べる要素はずっと深くなっています!
今作からの新装備SU(セミユニーク)は様々な能力が付与された特殊な装備です。攻撃が炎属性になるものだったり、ステータスが大きく上昇するものだったり、敵の攻撃に反撃できるようになったり……。これを掘ることで理想のビルドに近づいていく、いわゆるハクスラ要素です。
ですが、これは極一部の装備のみ。クラフトや店売りの商品はランダム性のない、安定した性能の装備になっています。「強いのが掘れないと先に進めない」ということはありません。
クラフトでの安定装備にするか、ハクスラでの際立った装備にするか、それとも混合か。すべて好みで選べます。これもまた自由度の強化なわけですね!
これだけではありません。
町作りで釣り人を多く勧誘すれば釣り堀で釣れる魚が増えたり、畑のスペースひとつひとつにステータスがあったり、追撃や反撃などの新要素(別の機会に書きます)で戦闘が深くなっていたり……。
しまいにはこれ。
達成率とかも見られたりしてね!
自由度=ゲームの奥行となるよう作りました。
ガッツリやり込む派の皆様も満足する出来なはず!
失ったものもある
しかし失ったものもあります。
例えば、マップをエリア選択にしたことで道中での発見がなくなりました。「旅人はきっとこの石に座って休憩するんだろうなあ」みたいな想像の余地がなくなった。これは今作一番の痛手であると思っています。他にも、名前付きのNPCや外の町でのイベントが少なくなっていたり……オープンフィールドでなくなったゆえの変更点はいずれも大きいでしょう。
新たな地に思いを馳せる冒険者諸兄には誠に申し訳ない……! オレだって……いやオレが一番辛いんだ!
オレが一番! 冒険が好きなんだよォ!!
では、断腸の思いまでしてなぜ冒険要素を削ったのか?
そう、それは全て町作りのため!
自分の作った町で生活する。今作はここを楽しんでほしいのです……!!
次のシリーズではヴァーデンリッテより大きな舞台を冒険して頂きます。が、今作に限っては町作りを楽しんで頂きたい!
やってみたら絶対面白いから!
とそんなところで今回は終わります。
体験版までもうちょっと!
あ、それとコンバインもなくなりました。裏ボス・裏ダンジョンはヴァーデンリッテより厳しいかもしれませんが……追加要素を駆使すれば多分大丈夫。多分。