リグのチュートリアル動画(2) 〜腕の捻りボーン〜

腕の捻りボーンを追加する方法

(2021.3.15追記:肩のリグと腕のリグを刷新してるのでリンク先の動画を配信停止にしました)

 上腕と前腕に捻りボーンを導入する方法を解説します。ついでに上腕二頭筋ボーンと肘ボーンも入れて、より細かく腕のメッシュ変形を制御します。

 今回は、前回前々回の動画で解説した操作ボーンと変形ボーンを分けると言う考え方をさらに発展させ、操作ボーンと変形ボーンを繋ぐMH(メカニカルヘルパー)ボーンという種類のボーンを導入しています。

 単純な構造のリグではMHボーンは必ずしも必要にはなりませんが、より高機能で複雑なリグを組もうとした時に、MHボーンの考え方は威力を発揮します。MHボーンを導入するとボーンの数こそ増えますが、ボーン間の複雑な連動機能をMHボーンに一任し、変形ボーンはなるべくシンプルな状態に維持することで、後に控えるスキニングの工程が楽になります。また構造で分類しておくことでボーンの管理も楽になります。さらに導入自体は簡単でも中身はかなり複雑な「Rigify」の構造を理解しやすくなります。

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