母の浮気/7
母はいったん肉棒を口から離すと、肉竿の底を握って軽くしごくようにしながら、
「気持ちいいですか?」
と尋ねた。
「は、はい。すごく気持ちいいです」
男は、息を荒げながら、答えた。
「ふふっ、おちんちんの先から、エッチなおつゆが出てきてますよー」
母は、相変わらず楽しそうである。浮気をしているということに対する罪悪感は無いのだろうか、と良太は考えたが、それが無いからこそ、生でフェラチオをしているところが見られるのだから、文句は言えなかった。
「こんなに立派なモノをお持ちなのに、本当に、奥さんとシていないんですかぁ?」
母は、肉棒をしごく手を休めて、顔を今度は、玉袋に近づけると、そこに舌をつけた。
「ああっ、奥さんっ、そんなところまで……ううっ……はいっ、本当にシてないです」
母は、玉袋の玉をぱくりと軽く咥えるようにしたあとに、
「じゃあ、単身赴任中に、エッチなお店に行ったりしてたんでしょう」
また上目遣いで尋ねた。
「ぼ、ぼくはそういうお店は苦手なんです」
「じゃあ、どうやって、欲求を発散していたんですか?」
「そ、それは……動画を見ながら自分で……あとは、その……奥さんのことを考えてとか」
「えっ、わたし?」
母は、素っ頓狂な声を上げた。
「はい、すみません」
「どういうことですか?」
「どうというか……奥さんと……そのエッチするところを想像して……それで、自分で慰めていました」
「絶対ウソ。そんなことありえないでしょ。調子いいこと言ってー」
「ウソじゃありませんよ! 何度もこうして奥さんにフェラしてもらっているところを想像して、ヌいたんですからっ!」
男は、大きな声を上げた。良太は、思わず、噴き出しそうになった。いい大人が何をカミングアウトしているのだろうか。口を手で押さえて、何とかそれに耐えていると、
「そうなんだ。わたしでねえ」
母が感慨深そうな声を出す。
「初めてお目にかかったときから、綺麗な方だなあと思っていて……すみません」
「別に謝ること無いわよ。興味あるし……想像の中のわたしと、どんなことをするの?」
母は、誘うような目で、彼を見た。
それは、良太には見たことが無い目で、思わずゾクリとするのを覚えた。
「こうしてフェラしてもらったり、あと、ぼくが、奥さんにクンニしたりとか……」
「クンニ好きなんですか?」
「はい」
「そうなんだ……じゃあ、してもらおうかな」
そう言うと、母は、肉棒から離れて、畳の上に腰を下ろすと、自分でスカートの裾をまくって、足を開くようにした。