母の浮気/129
母が回復したあと、良太は、彼女と共に、シャワーで体のローションを落としたあとに、湯が溜まった湯船に身を沈めた。大きな湯船は、向かい合って入ることもできなくはなかったが、若干窮屈になるし、良太にとっては、自分の足の中に母を入れる方が好みだったので、そうさせてもらった。
「ああ、あったかい……」
母がホッと息をつくようである。
良太は、腕を母のお腹の辺りに回した。
まさか、母と一つの湯船に入浴することがあろうとは、子どもの頃は、確かにそんなこともあったのだけれど、それ以外で、そんな日が来るとは思われなかったわけで、良太は、この二日のうちに、もう何度目になるか分からないけれど、再び人生の不思議を感じていた。
「ふふっ」
不意に母が笑ったので、良太がそのわけを訊いてみると、
「だって、こうしてまた良太とお風呂入れるなんて思わなかったから」
どうやら、同じ感慨を抱いていたらしかった。
「『もうお母さんとはお風呂入らない』って宣言されたときは、悲しかったわ」
「友だちの影響だよ」
「それだけじゃないわよぉ……良太、どんどん、お母さんから離れていって。この頃じゃ、ロクに口も聞かなかったじゃない」
「そんなことないと思うけどな。てか、この年で、母親と仲良くしてたら、ヤバいだろ」
そう言ってから、良太は、すでに、もっともっとヤバい領域に突入していたことに気がついた。その雰囲気を感じ取ったのか、
「お母さんとこうなったこと、後悔してない?」
母が、顔を横向きにして訊いてくるのに対して、良太は、一方の手を母の乳房に、もう一方の手を母の秘所に向けることで、答えとした。
「あっ、良太……」
「どうして乳首立ってるの、母さん。それに、こっちはなんか濡れてるし」
「そ、それは……お湯が気持ちよくて」
「じゃあ、お風呂に入るときはいっつもこんな状態なんだ」
良太は、意地悪く言うと、乳首をきゅっとつまみ、秘所に指を入れた。
「はあっ、りょ、良太……」
母が背をしっかりともたせかけてくる。
良太は、秘唇に入れた指で、ナカをゆっくりとかき回すようにしてやった。さっきイッたばかりだというのに、すでに、そこはお湯ではない粘液で潤っているようである。どれほどの淫欲をその身に秘めているのか分からない熟女だが、良太も良太で、母の体をいじっているうちに、さっき萎えた肉棒が再び硬くなっているのを感じて、人のことは言えないということに気がついた。
「あっ、りょ、良太……もうやめて……また欲しくなっちゃうから……あとは、ベッドで、ね?」
ベッドは望むところだったが、母を責めて楽しむため、良太は、もう少しだけ、その熟した体をいじらせてもらうことにした。