官能物語 2021/02/02 14:00

少年の誰にも言えないこと ~叔母さんと初体験~/13

 叔母は、顔を洗うのをやめて、あなたの方に向き直ろうとします。あなたは、彼女を抱き締めていた腕を緩めます。あなたの方を見た叔母は、探るような目をしています。

「それ、本気なの?」

 叔母の言葉に、あなたはうなずきます。今の今まで、本気どころか妄想もいいところだったのですが、今は、本気になっています。叔母に童貞を卒業させてもらいたいと。

 あなたは、ずっと叔母のことが好きだったことを告げます。生まれて初めての告白です。それにしては、はっきりと言うことができます。すでに、「セックスしたい」ということを伝えたので、それと比べれば何ほどのこともないということもあります。すると、叔母は、

「ごめんなさい、それはできないの」

 と謝ってきます。
 あなたは、愕然とした気持ちになります。当然といえば、当然のことだったのですが、ここまで裸を見せてくれたり、手コキしてくれたり、顔射させてくれたりと、色々とさせてくれたので、もしかしたら、セックスも頼みさえすれば、すんなりとさせてくれるのではないか、という考えがあったのです。

 それが断られてしまって、あなたは、胸に痛みさえ覚えます。こんなにがっかりとしたことは絶えてありません。

「そんなに落ち込まないの。ね、分かって。わたしも、あなたのことはとっても好きだけど、血のつながった叔母と甥でエッチすることは、できないのよ。それは、近親相○っていって、いけないことなの」

 そんなことくらいは、叔母に言われなくても、あなたにも分かっています。そのタブーをおして、シたかったわけですから、叔母の言葉は、あなたの耳には説得力を持ちません。

 たとえ、力無い言葉だったとしても、叔母が嫌がっているのであれば、あなたには無理強いすることはできません。もしも、無理やり叔母に襲いかかれば思いを遂げることができるかもしれませんが、でも、そのようなことはあなたの本意ではありません。あなたは、叔母をレ○プしたいわけではないのです。合意の上で、しかも、できれば、導かれるような雰囲気でしたかったのです。

 あなたは、分かったよ、変なこと言ってごめん、と叔母に謝ります。断られた限りは、もうぐずぐず言いたくはありません。すると、叔母は、

「待って……その、エッチはできないけど、その他のことならしてもいいわよ」

 と言ってくるではありませんか。どういうことだろうかと思ったあなたは、

「叔母さんの体の色んな所を触りたくない?」

 そう言って、彼女が微笑するのを見ます。

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