少年の誰にも言えないこと ~叔母さんと初体験~/14
あなたは、消沈していた気持ちが上向くのを感じます。叔母の体を触らせてもらえるなんて、もちろん、セックスの代わりにはなりませんが、それだって、大いに魅力的な申し出であることには変わりありません。
「どう? こんなおばさんの体、やっぱり興味無いかな?」
叔母が冗談めかした声で言います。
あなたは、思わず首を大きく横に振ります。興味が無いわけがありません。いつも妄想の中で、彼女の乳房を揉み、秘所に口づけ、あまつさえ、足指を舐め、腋のにおいを嗅ぎ、さらには、尻穴にさえ舌を這わせるところを想像しては、オナニーをしていたのです。もちろん、最終的には妄想の中で挿入まで果たすのですが、そこまではできないまでも、その前段階までさせてくれるというなら、これはこれで、ありがたい申し出です。
あなたは、叔母の体に触らせてもらいたい旨、伝えると、彼女は、どこかホッとしたような顔つきになります。甥とのセックスを避けられたことによる安堵でしょうか。あなたにはそこまでは分かりませんが、
「じゃあ、とりあえず、お風呂から出ましょう」
という叔母の言葉に従って、一緒に浴室を出ることになります。体を拭いて、脱衣所から出ると、ここに入ってきた、つい数十分前のことが夢のように思われます。夢と言っても、叔母に当の彼女をオナペットにして自慰しているのを見られ、さらに彼女の体にただ抱かれた状態で射精してしまったという第一級の悪夢ではありますが。
「ところで、お腹空いてない?」
リビングに戻ると、叔母が言ってきます。確かにお腹は空いていましたが、何か食べるよりも、一刻も早く叔母の体に触りたいという気持ちが勝っています。そんな気持ちが分かるのか、叔母は、
「急がなくてもいいのよ。叔母さん、今日は泊めさせてもらうから」
と言うではありませんか。あなたは、思わず、目を見開きます。
「あなたのお母さんから頼まれたのよ。一人で留守番させるのが心配だから、今日は泊まっていってもらえないかって。バイト代もいただいてまーす」
今日は父母は、知り合いの結婚式に出かけていて、向こうで泊まってくるので、留守でした。それだからこそ、あなたも、思う存分、誰にも気兼ねなく、オナニーをしていたのです。自慰を見られ、さらに、射精したことで半ばパニックになっていたあなたは、叔母が家に来たことについて疑問に思わなかった鈍感さに呆れながらも、ということは、今夜は叔母と一緒にいることができるのだと思って、首筋が熱くなるのを覚えます。