少年の誰にも言えないこと ~叔母さんと初体験~/32
なんという素晴らしい感触でしょうか。肉体的な快感もさることながら、精神的な快感が半端なく大きいことをあなたは、感じます。さきほどは、その快感に負けて、思わず放出してしまいましたが、今度はどうやら大丈夫なようです。
あなたは、先ほど叔母に舌を入れられたことを思い出します。そうして、今度はこちらから舌を入れてみようかと思います。怒られるかもしれない、と思ったあなたでしたが、あるいは怒られないかもしれず、向こうが先にしてきたことだし、そもそもがこうして体を交えている限りは、今さらそんなことで怒られるわけがない、とそう思いながらも、あなたはおそるおそる舌を出して、叔母の唇を舐めるようにします。
すると、彼女はすぐにそれに応じて、あなたの舌先に舌をからめてきます。ホッとしたあなたは、舌先を絡ませ合う快感にうっとりとします。ねちょねちょと舌先を絡める行為のいやらしさは筆舌に尽くしがたく、キスという愛情を確かめ合う純粋な行為が、すぐさま快楽を求め合ういやらしい行為へと変貌を遂げたのを悟ります。
あなたは、ぴちゃぴちゃという水音を聞きます。その音と共に快感がやってきて、あなたは体を震わせます。先ほど精を放出したはずの肉棒にまたエネルギーがチャージされるのがあなたには分かります。いったい何度射精することができるのでしょうか。何度でもできそうな気がするあなたは、今夜一晩、限界まで試してみたい気持ちになります。まだ夜は浅く、これから朝までいくらでも時間があります。もちろん、こちらがしたいと思っても叔母が付き合ってくれるかどうか分からないわけですので、彼女が、
「もうおしまい」
と言ったら、終わらなければいけないわけですが、少なくともそれまでは交わりを続けてみたいとあなたは思います。
「んんっ、んふっ……」
叔母の鼻から息が漏れるのを聞いて、あなたは興奮を高めます。叔母のことをむちゃくちゃにしてやりたい、という一種凶暴な思いが、あなたの胸に湧き起こります。しかし、無茶苦茶にするといっても具体的にはどうすればいいのか、ついさっきまで童貞であったあなたには分かるはずもありません。それでも、いつかは分かるようになるかもしれない……そんなことを考えていると、
「はあっ……悪い子ね、叔母さんにこんなキスして……」
唇を離した叔母が、とろんとした目で言ってくるのが、ああなたには聞こえます。続いて、
「ねえ……動いてみて」
という叔母の声に、あなたはすぐにうなずきます。