瞬きするよ
目のパーツの部分だけ差分を作り、アニメーションGIFを作りました。
瞬きします!
目を簡単に描いたからこそ、手軽にこんなものを作れました。
たった3パターン
用意したのはコマは、
1. 通常の目(開き)
2. 細くした目(半開き)
3. 瞑った目(閉じ)
この3つです。
これを例えば1秒間に8コマのGIFにする場合…
1、1、1、2、3、2、1、1
とすれば、結構自然な感じで瞬きをしているように見えます。
面白いですね^^
少し描くときのポイントをいうと、目を閉じるときの動きって上瞼が下瞼のほうへ降りていき、瞼が閉じます。下瞼は動いていません。
なので…
1.通常の目を基本としたとき、2.と3.は下瞼の位置や形を変えてはいけません。これをやると目全体が動いているみたいになってしまい、瞬きになりません。
結構当たり前のことを言ってる?のかもしれませんが、私にはこんなことすら大発見です笑
瞬きといえば…
昔遊んだ、とあるゲームに登場した「武器装備、最新テクノロジーについての特別にスゴイ専門家」が、「瞬きのできる変装マスク」を開発し自慢していたのを思い出しました。
周囲の人に「(…口パクはできないのか?)」などと言われながらも、その「瞬き」に拘った理由が、今の私には理解できる気がします。
結局彼は、限られた条件や最小限の技術の中で人の顔を再現する際、よりリアル感を演出しようと考えたとき、「瞬き」に注目し固執したのです。
私の場合イラストの中でより「生きている人」を表現しようとした結果、少ない技術と浅い知恵で「瞬き」に行き着きました。
どこか繋がるものを感じます。
まさかこんな形で、ゲームのセリフに共感する日が来るとは思っても見ませんでした(笑)
「目は口程にものを言う」とも言いますしね。喋らないのなら口より優先させるべきなのかも。