瞬きと息遣いの融合
生命活動を表現
息をすること・瞬きをすることは、見た目でわかる生命活動であるため、それを表現できれば、それはまさに「生きている人」と言えるのではないでしょうか。
ということで、前回までに制作したアニメーションGIF「瞬き」と「息遣い」を融合させてみました。
息遣いのほうに少し違和感を感じますが、まぁまぁだと思います。
2カ所を別々に動かす
瞬きと息遣い、どちらも3パターンのイラストで動いています。
しかし動きが全く違います。
瞬きは一瞬の動作のため、一連の動きをループさせるのに1秒間のGIFでもなんとか納めることができますが…
息遣いのほうは私の感覚だと、最低でも3秒ほどのGIFでないと正常な呼吸をしているように表現できません…。
そこで以下の表を作ってイメージを整理しました。
3秒間で24フレーム、それぞれのフレームでどの動作パターンのイラストが必要なのかをまとめました。
瞬き
まず瞬きのパターンに注目すると、ほとんどのフレームがAです。
そこに1フレームだけCを入れ、それをBで挟んでいます。
動作が一瞬なので、全体で2回の瞬きをしていることがわかるかと思います。
瞬きの1回目と2回目の間隔をずらすことで、自然な感じを表現してみました。
息遣い
次に息遣いのほうは、こちらはAとCのフレームが多いです。
Bで胸の収縮の緩やかな動作を表現してみました。
もしかしたら息遣いは動作が小さいため、2パターンでも良かったかもしれません。
まだ試行錯誤と改善の余地があります。
必要なイラストパターン
そして一番上の行で、用意するイラストパターンを色分けしました。
全部で8パターンです。
こうして表にすると、余計なイラストパターン作らずに済みます(とはいえ今回は最大でも9パターン…)。
動かす箇所が増えたり、それぞれの箇所のパターンが多くなったりした場合には、さらに役に立つと思います。